夫婦なのに、気持ちが伝わらないとき。すれ違いを見つめ直す3つの視点

夫婦なのに、気持ちが伝わらないとき。すれ違いを見つめ直す3つの視点

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コラム
一緒に暮らしているのに、なぜか心の距離を感じる。

「こんなに伝えているのに、どうしてわかってくれないんだろう」  
「昔はもっと、何でも話せていたのに」

夫婦やパートナーとの関係で、そんな寂しさを感じたことはありませんか。

大きな喧嘩をしたわけでもないのに、何気ない会話ですれ違う。  
そして、いつの間にか、お互いに本音を話しにくくなっている。

私自身も、離婚に至る前に、そんなすれ違いを経験しました。

今日は、夫婦やパートナーの気持ちがなぜすれ違ってしまうのか、  
そして、そこから何を見つめ直せるのかを考えてみたいと思います。

【1.同じ言葉でも、受け止め方は違う】


例えば、仕事から遅く帰ってきたパートナーに、  
「今日も遅かったね」と声をかけたとします。

その言葉には、心配や気遣いが込められているかもしれません。

でも、相手は「遅くなったことを責められている」と  
感じることもあります。

言った側は心配しただけなのに、相手は不機嫌になる。  
すると、こちらも「どうしてそんな受け取り方をするの?」と腹が立つ。

こんな小さなすれ違いが、夫婦の間では起こることがあります。

大切なのは、自分が何を伝えたかったかだけでなく、  
相手にはどう伝わったのかを考えてみること。

伝えたつもりと、伝わったことは、必ずしも同じではないのです。

【2.自分の「当たり前」は、相手の「当たり前」とは限らない】


仕事で疲れて帰ってきたとき。

今日あった出来事を聞いてほしい人もいれば、  
まずは静かに過ごしたい人もいます。

話を聞いてもらえなかった側は、  
「自分に関心がないのかな」と寂しくなるかもしれません。

一方、静かに過ごしたかった側には、  
「疲れていることをわかってほしい」  
という思いがあるのかもしれません。

どちらかが必ず間違っているわけではありません。  
ただ、お互いの感じ方や大切にしていることが違うのかもしれないのです。

夫婦だから、言わなくてもわかるはず。  
長く一緒にいるのだから、同じように考えるはず。

そんな思い込みが、いつの間にかすれ違いを生んでいることもあります。

相手を理解することは、自分の気持ちを我慢することではありません。

お互いの違いを知り、  
二人にとって心地よい関係を考えていく。  
それが大切なのだと思います。

【3.話すタイミングと、心の余裕も大切】


「今、ちゃんと話し合いたい」  
「このまま曖昧にしたくない」

そんなときほど、私たちは答えを急いでしまいます。

でも、疲れていたり、忙しかったり、  
気持ちに余裕がなかったりすると、  
何気ない言葉にもイライラしてしまうことがあります。

そんなときは、無理に話を進めるのではなく、

「少し落ち着いてから話せないかな」

と伝えてみるのも一つの方法です。

もちろん、話し合いを避け続けてよいという意味ではありません。  
お互いが向き合いやすいタイミングを考えることも、  
相手を大切にする行動の一つではないでしょうか。

【私が離婚を経験して気づいたこと】


私自身、離婚に至る前は、お互いに  
「どうして自分のことをわかってくれないのだろう」  
という思いを抱えていました。

言いたいことが伝わらない。  
言っても違う意味で受け取られる。

ちょっとしたことにイライラし、ぶつかることが増えていきました。

今振り返ると、小さな火種が日ごとに大きくなり、  
いつしか自分たちでは消せなくなっていたのだと思います。

そして、ぶつかるたびに、

「もう、言っても無駄だ」

そう思い始めた頃には、関係を修復することが難しくなっていました。

あの頃の自分を思い返すと、気づくことがあります。

それは、相手を理解することよりも、  
自分を理解してもらうことばかり考えていたということです。

「自分の気持ちをわかってほしい」  
「自分の言っていることを理解してほしい」

その思いが強すぎて、相手がどう感じ、  
どう受け取るのかを考える余裕がなくなっていたのだと思います。

疲れているときに話しかけられたり、  
忙しいときに頼みごとをされたりすると、  
ついイライラしてしまう。

そのイライラを相手にぶつければ、  
相手からも冷たい言葉や態度が返ってくる。

そして、その反応にまた腹が立つ。  
そんな悪循環を繰り返していました。

【イライラの循環から、愛の循環へ】


でも、もしあのとき、少しだけ違う接し方ができていたら、  
どうだったでしょうか。

疲れているのは、自分だけではないかもしれない。  
相手にも、話を聞いてほしい理由があるのかもしれない。

そんなふうに相手の立場を考え、  
思いやりを持って接することができていたら。

二人の関係も、違ったものになっていたかもしれません。

私は、イライラが次のイライラを生むように、  
思いやりが次の思いやりにつながっていくこともあると考えています。

相手を敬い、大切にする気持ちが、言葉や態度になって伝わる。  
そして、その温かさがまた自分にも返ってくる。

私はこれを「愛の循環」と考えています。

もちろん、思いやりを持って接すれば、  
必ず同じように返ってくるわけではありません。

一人だけが我慢し、努力し続けることが正しいとも思いません。  
相手の行動のすべてが、自分の接し方で決まるわけでもありません。

それでも、自分の言葉や態度が、  
二人の関係に影響しているかもしれないと気づくことは、  
大切な一歩になると思います。

「どうしてわかってくれないの?」

そう思ったときこそ、

「自分は相手のことを、どれだけ理解しようとしていただろう?」

と問いかけてみる。

相手を変えようとする前に、まず自分の向き合い方を見つめ直す。

そして、自分だけでなく、  
二人にとってどうあることがよいのかを考えてみる。

私自身の経験から、今はそんなことを大切にしています。

【最後に】


夫婦やパートナーのすれ違いは、  
一度の話し合いですべて解決できるとは限りません。

相手を理解しようとしても、どうしても歩み寄れないこともあるでしょう。

関係を続けることだけが、正しい選択とも限りません。  
大切なのは、相手の気持ちだけでなく、  
自分自身の気持ちも大切にすること。

そして、これから二人がどう向き合っていきたいのか、  
焦らずに考えていくことだと思います。

一人では気持ちを整理できないとき、誰かに話すことで、  
今まで気づかなかった想いが見えてくることもあります。

私は、離婚と復縁を経験した一人として、  
そんな一つひとつの想いを丁寧にお聴きしながら、  
一緒に考えることを大切にしています。

話すことで、心に少しずつ春を。

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ココハル

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