あれは自分が小学校3年か4年か、その位の頃
学年すら正確に覚えていないだけあって、
曖昧な記憶と鮮明な記憶が交じり合っている
今でも時々ふと思い出す
ある時期、普段は接点のない、
私とはタイプの違うクラスメイトから「放課後に遊ぼう」と時々誘われた
自分は「自分の人気と人望のなさ」を子供ながらに自覚していたので
↑参考:過去ブログより
「なんで私と遊ぼうとするのか、、??」戸惑いを隠せなかった
なんやかんや理由をつけて毎回断っていたと思う
整った顔立ち
切れ長の涼し気な目元
気が強そうで でも同時にどこか寂し気な影のある女の子
ちびまる子ちゃんに例えると
「まる子のズボラさ・みぎわさんの優等生さ・野口さんの暗さとシュールさ」を足しっぱなしにしたような自分と
その子は・・ちびまる子ちゃんの登場人物には誰にも似ていない
その当時の学年ではまだ「不良」という概念はなかった
でもそれに近い印象を私は勝手に抱いていた気がする
とにかく
「自分とはタイプが合わないし、何故誘ってくるのかわからないし、二人で遊んだ所で何を話していいかわからない」
「ちょっと迷惑だな」
「なんか怖いな」
そんな気持ちだったと思う
そんなある日のこと
「〇〇公園で待ってるから放課後二人で一緒に遊ぼう」その子に言われた
この辺りの記憶が曖昧なのだが、
おそらく自分は「行けたら行く」のような適当な返事をしたのだろう
放課後になり
今日は何より大事な漫画の発売日だ
うちは三姉妹で「なかよし」「りぼん」「ちゃお」をそれぞれ買って、
三人で回し読みする
私の担当は「ちゃお」だったが、一番人気は「りぼん」であった
わくわくしながら本屋に行って、、無事雑誌をゲットし、、
ページをめくる瞬間
「ん?そういえば誰かとなんか約束してたかなあ?」
一瞬、彼女の顔がよぎった
でもいいや
覚えていないっていうことはきちんと約束してないよね
それより今は漫画タイム
楽しみにしてたもんね!!
翌日
登校すると、何人ものクラスメイトに口々に言われた
「あの子ずっと公園であなたの事を待ってたよ?」
「もう来ないんじゃない?って言っても『約束したから絶対来るもん』って」
「ずいぶん遅くまで待っていたよ?」
・・・愕然とした。
やってしまった。
私は、、なんてひどい事を。
彼女は信じて楽しみに待っていてくれたのだ
気のきいた遊具も大してない、高架下の公園で
おそらく時には柱に寄りかかって
日暮れまでたった一人で
あきらめて他のクラスメイトと遊ぶこともせず
ついに今日はあの子と遊べるんだ。
今日は来てくれるって言ったもんね。
楽しみだな。
まだかな。まだかな?
・・・まだかなあ・・・?
実際のところ、どんな思いで待っていたのかはわからない
もう来ないだろうと彼女が確信した瞬間を考えると今でも胸がギュッとなる
当時の自分に強く言いたい
小学生といえど、ひどすぎるだろ
①気の乗らない約束ならきちんと断れ
②約束したからには覚えていろ そして行け
③行き違いで会えなかったらきちんと謝れ そして彼女が望むならリスケしろ
・・・その後どうしたのか記憶がない
気まずかった事は覚えている
ただ、私自身きちんと謝った記憶もなければ「また遊ぼう」と言った記憶もない
覚えているのは彼女がそんなに怒っていなかった事
はっきりとした言葉は覚えていない
「まあ、別にいいよ」みたいな反応だった気がする
少し寂し気な面持ちで、、
その後それほど時をあけず、彼女は転校してしまった
デリカシーはどこで買えますか
あれから何十年もたった今でも
私は無意識に無邪気に悪気なく
いや本当は無意識下には悪気があるのかもしれない
時として不用意な言動で人を傷つける
気づいた時には相手はいない
彼女の着ていたミントブルーの水玉のTシャツを良く覚えている
なぜ今頃、特に強く思い出したのか
多分その出来事が今頃の季節だったのだろう
冬なら遅くまでは待たないだろう
おそらく夏休み前に転校した気がする
どんな話をしたくて声をかけてくれたのか
もうきっと私の事は覚えていないだろう
一緒に遊んでいたら どんな話をしてだろうか?
彼女のフルネームも良く覚えている
名字はどれも小学校低学年で習う漢字だが珍しい組み合わせ
人生でその名字の人に他に会った事がない
今は名字も変わっているかもしれない
K.Kさん。
あの時は本当にごめんなさい。
本当に失礼な事をしました。
そして、声をかけてくれてありがとう。
どこかの空の下で、元気でいてくれたら嬉しいです。
(↑季節の雑談サービス:これを書いている時点で6月・梅雨バージョン)
(もう6月も終わりますが、、)
ここまでお読みくださり、ありがとうございましたm(__)m
体調管理が難しい時期です
皆様どうぞご自愛くださいませ
ちゃば☘️茶葉