スバルのフラッグシップモデルが、このアウトバック。
ワゴンとSUVの中間的な形状をしたクロスオーバースタイル。
デザインはオフロードタイプ(室内も)の
①エックスブレイクと、
上質な②リミテッドがある。
(ルーフレールは標準化。①固定式・②ビルトイン式)
先代のレガシィもハンサムでしたが、さらにカッコ良さや迫力が増した顔になってます。
見た目は似ていますが中身は全くと言っていいほど別物で、ボディの捻れ剛性が格段にアップ。
(全体的に剛性がアップしてますが、後ろはなんと2倍アップだとか)
タイヤ周りや下部にある樹脂などで力強さやカッコ良さがひきたってますね。
また、ワゴン形状だけど最低地上高などが高くなり、悪路で走りやすい所もポイント。
また、今回、アイサイトXが採用されたことが大きなポイント
(速度50キロ未満で高速道路手放し運転可だとか)
アイサイトは安全装備の中でもハイレベルで無意識でも体感できるため実用的ですね。
そして、スバル車は衝突安全性も非常に高いですね。
その他、メーター内にナビ表示も可能で導入は国産車初。
ナビ画面は巨大で迫力あり、室内の質感も非常に向上(助手席のスマホ置きも面白い)
と、レヴォーグのように先進的となったアウトバック。
ですが、エアコンやホールド機能などのよく使う操作系までナビ画面での操作となり、そこまでに何アクションか必要。
そのため、目的の操作まで行き着くのに直感的操作ができにくい。
ここはレヴォーグ同様気になりますね。
後席は女性はもちろん大柄な男性もゆったり座ることができる広さがあります。(頭上も含め)
リクライニングもあるため広く寛ぐことができますね。
荷物室は電動開閉可能で(キックあり)、開閉速度が最適化され、ゆっくり開閉する日本車では見られないほどスムーズに
(そのため使い勝手が向上。警告音が小さめなのも良)
後席倒すと(荷室からレバーあり倒れるため便利)広大で、床はフラットなので使い勝手凄く良いです。
トノカバーは床に収納出来るのも便利。
全体的に凄く使い勝手が良い車で魅了されます。
エンジンは2.5L(NA)から1.8Lターボに変更。
常時4輪駆動。eボクサーの設定は無。
出だしのレスポンスは思った以上に凄くよく(若干ラグあり)、発進時のゆっくり感は気にならずスムーズ。
アクセルに重みがあって踏み応えあり、アクセルと加速がマッチしているような上手なCVT制御で扱いやすい印象を受けました。
ハンドルは軽めで遊びが目立つ感はありますが、重い感じはなく運転しやすかった。
ブレーキも重みあり踏み応えがある一体感感じられる味付け。
扱いやすくカックンブレーキが目立たず綺麗に止まります。
(ペダル位置も良く、左足置き場もあり)
運転姿勢として肘置きから手を伸ばした先に、シフトレバーがあるため違和感なく嬉しい。
シートはナッパレザーなどあり。
適度な柔らかさでありつつ芯があり、程よく体を支えてくれて座り心地良いシートでした(後席も含め)
視界は広いですが、ボディの大きさは感じる時あり。
個人的に360°モニターが無いのは残念ですが、前方後方左サイドはカメラで視認可能。
カーブ時の体の持っていかれ感はある程度感じられ、SUV程ではないものの背高感は感じられます。
ですが、シートが程よく支えてくれるため、ユッタリ安心して運転できる。
乗り心地は硬めでコツコツあり、繋ぎ目などではビーンと張ったような衝撃はありますが、ボディのブルブル感やグニャリ感はなくガッチリしています。
後席も含めてドアの閉まりもガッチ!ってしていて、冒頭に記載したボディ剛性のスゴさが伝わってきます。
室内空間は結構静かですがロードノイズはそこそこ響く感じですね。
全体的にゆったりしつつも、車としてのしっかり感があり良くできた車ですね。
車の安心感がヒシヒシと伝わるモデルでした。
悪路も頼もしそうですね。
★★こんな方にオススメ★★
大きくユッタリしつつ、アウトドアでも活躍。
そういった頼もしい車を求める方にオススメ。
室内の使い勝手も非常に良く、お出かけファミリーカーとしても大活躍してくれるでしょう。
(ミニバン以外の選択肢で、走りも楽しめる車)
また、走りや車の安定感も凄く良くできており、本当に頼りになる車ですね。
難点は操作系がほぼナビ画面操作なので直感的ではないことと、車の大きさ・燃費は並みな所かな。