キャリアの見つめ方|「好きなこと」が分からないなら、まず「違和感」を探してみる

キャリアの見つめ方|「好きなこと」が分からないなら、まず「違和感」を探してみる

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おはようございます。2級キャリアコンサルティング技能士|合同会社たお代表の工藤でございます。今日のテーマは、「『好きなこと』が分からないなら、まず『違和感』を探してみる」についてです。

自己理解とは、「好き」を探すことだけではない

自己理解というと、「好きなことは何ですか」「得意なことは何ですか」「大切にしている価値観は何ですか」と、プラスの部分から自分を探していくことが多いように思います。でも、実際には——「なんか嫌だ」「どうしてか引っかかる」「これは違う気がする」という、マイナス側の感覚の中にも、自分を知る手がかりがあります。「好き」がなかなか見つからないという方も、実は「嫌だ」の方には、はっきりとした輪郭を感じていらっしゃることが、少なくないように思います。

違和感の中に、隠れているものとは

違和感は、単なる嫌悪の感情ではないと、私は思っています。その奥には、自分が大切にしている価値観、本当は望んでいる状態、自分と周囲とのズレ、無理をしているサイン、まだ言葉になっていない願い——そうしたものが、言葉になる前の感覚として現れていることがあります。だから、「好きなことが分からない」という方には、まず違和感から始めてみることも、一つの入口になると思います。

「苦手な物事を探す」ことが、ゴールではない

ここで大切にしたいのは、「苦手なものを探しましょう」という違和感を見つけること自体が目的ではなく、そこから一歩、自分に問いかけてみることが大切なのだと思います。――「私は、何に違和感を覚えたのだろう」「そこには、私が大切にしたい何かがあるのだろうか」——「なんか違うな」「なんか嫌なだ」「なんか苦手だな」で立ち止まらず、そう自分に問いかけてみることで、少しずつ、自分の輪郭が見えてくる気がしています。

自分だけの判断で、決めすぎない

そうして、その朧げな輪郭が見えてき始めたら、次に大切になるのは、そこに本当に問題があるのかどうかを見極めることなのだと思います。単なる好みの違いなのか、価値観のズレなのか、誤解なのか、それとも見過ごせない何かがあるのか。違和感を、そのまま「嫌だから避ける」に変えてしまうのは、少しもったいない気がしています。そして、ここでも、以前お話しした「自分で決める。けれど、自分だけで決めない。」という感覚が大事になってくるのだと思います。一人で抱え込まず、誰かに話してみる。話すことで、自分でも気づいていなかった側面が見えてくることがあります。違和感は、答えそのものではなく、考えるための入口なのだと思います。

おわりに

違和感は、あくまで問いの入口に過ぎないのだと思います。その違和感さえも受け止める覚悟があれば、無理に避けなくとも、逆にもしかすると、それは挑戦の入口にもなり得るのかもしれません。ただし、挑戦するのであれば、備えあれば憂いなし。一本の糸に人生を預けず、幾重にも糸を編んでおく——そんな視点も、これから大切になってくる気がしています。「好き」が見つからない日は、無理に探さなくても大丈夫です。かわりに、今日どこかで感じた小さな「違和感」を、一つだけ思い出してみてください。

じゃ〜どうする?®

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