静朝の慶び ”生きとし生けるもの”

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コラム
廉清生織のブログの部屋へようこそ

白く滲む世界の奥で
朝は 音を立てずに
息をはじめる

凍てた空気に
心まで 閉ざされそうな日でさえも
光は そっと
待っていてくれた

見上げた空は
問いを持たず
ただ 青く
樹氷は
痛みさえ抱えたまま
静かに 輝いている

何かを成し遂げたわけでも
強くなれたわけでもない
それでも
静朝は 等しく
私たちを 迎えている

生きようと願う前に
生かされていたことを
白い静けさが
やさしく
思い出させる

名を持たぬ命にも
言葉を失くした祈りにも
同じ光が
同じ温度で
降りそそぐ

呼吸ひとつ
鼓動ひとつ
世界へ 響き
再び
結ばれていく

歓びは
声高なものではなく
胸の奥で
気づかぬほど
静かに 灯る

この朝に 感謝
出逢えた 奇跡
それ自体が
すでに
慶び

白色の蜃気楼のように
揺らぎながらも
生きとし生けるものは
今日も
確かに
ここに 在る

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