旧約聖書に登場する預言者エリヤをご存じでしょうか?彼は、エノクと同様に死を味合わずに、そのまま天へと引き揚げられた2人目の人物です。
エリヤは、悪魔バアルの司祭400人以上と対決した際、天から火を降らせて、バアルの司祭達を焼き尽くしました。しかし、彼は、その後、非常に精神を病んで、うつ病になり、自殺願望に襲われてしまい、神に自ら、私の人生をここで終わらせてくれと懇願したのです。
かなりのMPを消費してしまったんじゃないか?と思いますが、預言者エリヤほどの男でも、ここまで精神的に弱くなってしまうのです。
イエスがやってきたとき、人々は、預言者エリヤの生まれ変わりだ!と言ったそうですから、その時代からすでに、預言者エリヤは相当な知名度と尊敬を集めていたと思われます。でも、エリヤは、うつ病になって自殺衝動にかられた男なんですよ。こういう弱い部分も含めて、それでも彼は伝説的な預言者としてユダヤ教徒の心の支えとなってるわけです。
ドラゴンボールの悟空が、「オラ自殺してえぞ!」とは言ったことがないし、北斗の拳のケンシロウが、うつ病になって抗うつ剤飲んだりすることもありません、彼らは常に強いのです、弱い部分がないのです。敵に打ちのめされて、肉体的にボロボロになることはあっても、心は弱まらない。でも、そんな人間が本当に、人の心に寄り添えるのか?私は無理だと思う。弱い心が自分に無いなら、他人の心の弱さも真に理解することはできない。それが私の考えだ。
ちなみに私は、お前は弱すぎて生きていけない、と父親に言われたほどであり、実際、見た目からして、かなり弱そうだし、それだから合気道やキックボクシングの道場に通ったり、刑務官になったりもした。それでも弱いことに変わりはない、弱い男の本質的な部分は弱いままでしかないのだ。だがこの弱さは、隠すものでも恥じるものでもない、むしろ誇るべきものなのだ。と、主なる神は言っておられる。