ウェルビーイングの支援

記事
コラム
私がヘルスカウンセリングを学び始めた2009年の1月4日、「ヘルスカウンセリングとSAT」というタイトルで、こんなブログ記事を書いていました。

●ただ聴くだけのカウンセリングに効力を感じない。
●ふわふわしたスピリチュアルに疲れてしまった。
●その時は効いた気がしてラクになるんだけど、すぐに戻ってしまう。
そんなふうに感じているあなたは、ぜひ読んでみてほしい。


ヘルスカウンセリング学の特徴は、遺伝学、心理学、生理学など行動諸科学にもとづくEBM(証拠に基づく保健医療)と、ナラティヴやスピリチュアリティのNBM(語りにもとづく保健医療)との融合であり、その進化は常に実践とサイエンスに基づくものです。目指すところは病気のない健康への支援ではなく、健康問題から学ぶウェルビーイングの支援であります。ウェルビーイングを阻害する悪性ストレス、そしてその根源にある潜在意識、さらにはそれを喚起する環境に改善を働きかけます。
その技法はSAT法(構造化された方法でイメージ連想を促して気づきと行動変容を支援する技法)と言われるように、手順が構造化されており、誰もが、学習段階や成長段階に応じて技術を習得できる研修プログラムが確立され、その段階別水準を社会的に示した公認資格制度も設けられています。
「特定非営利活動法人ヘルスカウンセリング学会15年史の発刊にあたって」という文書の中に、このような記述をみつけました。

ヘルスカウンセリング学というものが、これまで相容れないと思っていたEBMとNBMの融合であるというのが驚きなのですが、だからこそ、私のようなエンジニアの脳にも、スッと馴染んできたのでしょうね。
1つ1つの説明に、なるほどと頷けるんです。

怪しいスピリチュアルの世界があるでしょ?
感覚的には確かになぁと思うところもあるのですが、頭が納得しない
それを解決してくれたのが、このヘルスカウンセリング学です。

昨年10月にも私は、ここ(ここからぶろぐ)で、このようにお伝えしました。
私は今年(2008年)、
『「ありのままの自分」を取り戻す』、とてもすばらしい方法に出会いました。それがSAT療法です。

ヘルスカウンセリング、イコールSATかとも思っていましたが、
厳密には違うようです。

ヘルスカウンセリング学は「実践とサイエンスに基づいて進化」し、
「健康問題から学ぶウェルビーイングを支援する」もの。
「ウェルビーイングを阻害する悪性ストレス、その根源にある潜在意識、
それを喚起する環境の改善を働きかける」ための「構造化された方法でイメージ連想を促して気づきと行動変容を支援する技法」。
それがSAT(Structured Association Technique)
「構造化連想法」だということです。

新年早々、1つことばの整理をしてみました。
2009年は私のヘルスカウンセリング元年。
始動です!


ヘルスカウンセリングを学ぶための教科書として紹介された書籍が2冊あるんです。
●SAT法を学ぶ(2007、金子書房)
●SAT療法(2006、金子書房)
どちらも「ヘルスカウンセリング」ではなく「SAT」と書いてあったため、ちょっと自分なりに整理してみたのが、この記事でした。
日本でできた心理カウンセリング法、心理療法なのですが、これだけSNSがメジャーになっても、なかなか目に触れないため、今回あえて書いてみました。

私の提供する商品は、すべてこのSAT法という技法にのっとり、ヘルスカウンセリング学のマインドで提供させていただいています。
それは、対面セッションでも、テキストチャットでも変わりません。




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