その気持ちも理解できますが、ブランディングにおいて本当に大切なのは、「何者かになること」ではなく、「何をする者か」「何を与えられる者か」という視点ではないでしょうか。
ブランディングの本質も、まさにそこにあります。
♪なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ
アンパンマンは、自分がどう見られるかよりも、目の前の誰かの「よろこび」や「しあわせ」に真っ直ぐ向き合って、常にそれを叶える努力をしているから、「何者か」になれたのではないでしょうか。
ただ、目の前の困っている誰かのために、自分の一部を差し出して力になろうとする。その姿が、あの歌詞にリアリティと説得力を与えているのです。
それはブランディングも同じです。
「何を語るか」より、「どう行動するか」。どんな想いを持ち、誰に、どんな価値を届けようとしているのか。
そこに一貫性があるかどうかで、ブランドは“信頼”や“共感”を生み出します。