トレードルールを具体的に考えてみよう
FXで成功するためには、何よりも期待値の高いトレードルールが必要です。
このルールさえあれば、将来、FXで驚くほどの利益を得ることができるかも
しれません。
長期間の投資ではなく、コツをつかめば数年で
成果を上げることも可能です。
初心者が勝てる戦略を探し求めるのは理解できますが、
投資の世界では誰もが勝てる手法が存在しないのが現実です。
なぜなら、マーケットはゼロサムゲームであり、
全ての人が同時に勝つことは不可能だからです。
トレードルールは、自分で考えて構築する必要があります。
自分自身でルールを作り上げることで、
そのルールに信頼を持って取引することができます。
他人の手法を使うと、負けた時にその手法を責めてしまい、
自分自身の成長を阻害してしまう可能性があります。
「この手法はうまくいかない!」とルールのせいにするのは、
自分の責任逃れになってしまいます。
自分でトレードルールを設定し、そのルールに従って
取引することで、負けた場合でも謙虚に受け入れ、
次にどうすれば勝てるかを考えることが大切です。
では、具体的にトレードルールとはどのようなものか、
考えてみましょう。
トレードルールを決める際の例をいくつか挙げてみます。
使用するチャートタイプ
ローソク足、ラインチャート、バーなど。
採用するインジケーター
移動平均線、RSI(相対力指数)、MACD(移動平均収束拡散)など。
取引する通貨ペア
EUR/USD、USD/JPY、GBP/JPYなど。
トレードする時間帯
ロンドン市場オープン、ニューヨーク市場クローズなど。
エントリーの条件
移動平均線のクロスオーバー、特定のパターンの形成など。
利益確定と損切りの戦略
ピップ数、価格水準、トレーリングストップなど。
値動きの見込み
トレンドフォロー、レンジ相場、逆張りなどのイメージ。
許容する損益率の範囲
リスクリワード比率(報酬とリスクの比率)など。
取引枚数やロットの根拠
アカウント全体のリスクの割合、資金管理など。
リスク管理と損失許容度
1トレードあたりのリスク率、アカウント全体のリスク率など。
連続敗北トレードの想定
トレード戦略のリスク制限、連続損失の最大回数など。
ポジションを保有中の戦略
トレーリングストップの設定、一部利益の確定など。
トレード後の検証手法
取引記録の詳細、エントリーと出口の分析など。
他人に説明可能なトレード戦略
単純で明確な戦略、パラメーターの理解しやすいものなど。
これらはトレードルールの一例です。
トレーダーは自身の取引スタイルや市場への
アプローチに基づいて、これらの要素をカスタマイズし、
独自のトレードプランを作成することが重要です。
確かに、トレードのエントリーとイグジットのルールがあれば、
勝てると考えることもあるでしょう。
しかし、それだけでは十分ではありません。
もし遊び感覚でFXを行うのであれば、
これほど厳密にルールを設ける必要はありませんが、
将来FXで本格的に収益を得たいのであれば、
真剣に取り組む必要があります。
専業トレーダーとして成功し、
大きな利益を得たいのであれば、
最低限これくらいのルールを定めることが重要です。
トレードルールが多ければ多いほど良いと言えるでしょう。
なぜなら、ルールを設ける過程でトレードについて
より深く考えることができるからです。
また、一つの視点にとどまらず、多角的な視点から
トレードを考えるようになるでしょう。
全てを経験に基づいて決めることもあるかもしれませんが、
少しずつルールを設定していくことが重要です。
「トレードは感覚的な側面があり、センスや才能がなければ勝てない」
と主張する人もいます。
また、「トレードには向き不向きがあり、向いていない人はどんな努力をしても勝てない」と考える人もいます。
しかし、私はそうは思いません。
初心者の時から、自分で考え抜き、自分自身でルールを作る
真剣な努力をすれば、誰でもある程度までは勝てるようになると
信じています。それは、私自身がそのようにしてきたからです。
自分に特別なセンスがあるとは思いませんし、
市場の感覚や直感だけでトレードしても、
今でもすぐに負けます。
10年以上にわたり専業トレーダーとして成功しているのは、
トレードを多角的に分析し、考える努力を怠らなかったからです。
そして、考えたことをトレードノートに記し、言語化してきました。
トレードルールを定める際、重要なのは
「他人に説明可能なトレードか」という視点です。
実際、これは非常に重要で、トレードのエントリーから
出口までの流れを言語化し、他人に説明できることが必要です。
「なぜそのタイミングでトレードを行うのか?」
という疑問を常に抱き、説明できるよう努めましょう。
言語化できないトレードは、適当に行っていると言わざるを得ません。
実際、説明できないトレードを行ってしまうと、
そのトレードの検証ができません。感覚だけでトレードを行うと、
何がうまくいかなかったのか、タイミングが誤っていたのかなど、
改善点が見えにくくなります。
トレードをしっかりと言語化することで、検証が可能になります。
「そのうちに作ろう」と後回しにするのではなく、
「今すぐにでも始めること」が何よりも大切です。