優柔不断を克服するための心理学②:自転車も水泳も始めない限り永遠にできない

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 「何事もとりあえず始めてみないと何も始まらない」ということは、水泳や自転車を考えればよく分かります。本を読んだり、人に話を聞いたりして、「水の中で手と足をこういう感じで動かすのか」「○回に1回の割合で息継ぎをすればいいのか」「自転車に乗る時は体でバランスを取るのか、ふんふん」などといくら繰り返しても、知識が豊富になりこそすれ、一向にできるようにはならないのです。泳げるようになりたければまずプールに入ること、自転車に乗れるようになりたければまず補助輪付きでも自転車に実際に乗ってみることです。
 徹底的に考えているにもかかわらず、迷いがふっきれないというのは、もう頭で考えるだけではダメで、行動して新しい条件・状況を加えてみないと新しい結論は出ないという段階に来ていることを意味します。こんな時は失敗してもいいから、お金を捨てる結果になってもいいから、行動を起こしてみるべきです。それが結果としてダメだった場合でも、「これはダメだということが分かった」というだけでも収穫だと言えるのです。

【コラム】
「決心する前に完全に見通しをつけようとする者は決心することはできない。」(アミエル)
「最高に真実なる知恵は、毅然とした決断である。」(ナポレオンが好んだ格言)
「一瞬の機を逃すと、それが不幸な敗北につながる。オーストリア軍は時間の価値を知らなかった。奴らはいつまでもぐずぐずと攻撃をためらっていたから、我が軍に打ちのめされてしまったのだ。」(ナポレオン)
「たとえば、結婚生活はどんなものであるかを、結婚して二週間目に下りてしまって、それで本当のことがわかったであろうか。何事も、辛抱強さが必要で、『石の上にも三年』という諺もあるように、じっとこらえるのでなければ成功するわけがないのである。・・・魚取りに出る人が船の乗り方、波の乗り方を身につけないで、どうやって魚を手に入れることができるのだろうか。船に乗り込んだ途端に、ちょっと波をかぶったからといって陸に逃げ帰ったのでは、いつまでたっても船の乗り方は覚えきれないであろう。だから『株を知るには、実際に株を買ってみなければ』というのは、やはり株に精通するための絶対の条件であると思うのである。」(『株が本命』邱永漢~「金儲けの神様」と称される人物ですが、やはり成功者のつかんでいる「本質」は全ての分野に通じるものだと言えます。この人の著書は何百冊とありますので、何冊かは読んでみましょう)
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