「自分はなぜこの職業・学部を選ぶのか」(職種志望理由。この場合、「きっかけ」は何でもいいのですが、「決定的動機」が重要となります。例えば看護師志望の場合、「身内に看護師がいる」「自分もしくは身内が入院して看護師に大変お世話になり、感動した」といったことがきっかけになりやすいのですが、それだけで一生の仕事にするというのなら、全国で何十万人も看護師を目指さなければならなくなります。また、同じリハビリでも、なぜ理学療法士ではなくて作業療法士なのか、「人の役に立ちたい」というなら、福祉の仕事もあるのになぜ看護師なのか、「人々の安全を守りたい」「安心して住める社会づくりに貢献したい」というなら、警察官でなくても警備員の仕事もあるぞ、といった疑問が当然生じてくるので、これに対して自分の解答をしっかり持つ必要があります)と「自分はなぜこの学校・自治体・会社を選ぶのか」(団体志望理由。この場合、「家から近い」「学費が安い」「レベル的に自分にピッタリ」といった自分中心の理由ではなく、パンフレットや募集要項を読み、相手が「ウリ」にしていること、セールスポイントをつかんだ上で、「それを買った」という立場を明示すべきです。本音はともかく、建前としての礼儀を尽くすことも必要です)という「2つの志望動機・理由」を明確にしなければなりません。これらは面接や論文で聞かれなかったとしても、こちらから一言これだけは言っておきたいと思うぐらいに練りに練って、ロゴス化しておくべきものです。
【「経歴」は問題となるか】
基本的に「経歴」不問ですが(塾講師や家庭教師をやっていたから、臨時採用で教壇に立っていたからといって教員採用試験で有利になることはなく、病院や施設で働いているから看護医療系学校受験に有利で、営業職だったから不利などということはありません)、「そこで得たものは何か」「それが今後どのように生かされると思うか」という2つが問われることを知っておかなければなりません。