心を整えるスキル。「事実」と「自分の考え」を分けてみる

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今回は、心を整えるための具体的なスキルの第一歩として、「事実と自分の考えを分けてみる」ということについてお伝えしたいと思います。

私たちは、何か嫌なことがあったり、不安になったりした時、頭の中がいっぱいになってしまいますよね。

例えば、職場で挨拶をしたのに、相手から返事がなかったとします。
そんな時、とっさに

「無視された。私、何か怒らせるようなことをしちゃったかな」
「嫌われているのかもしれない」

と不安になり、一日中落ち込んでしまうことはありませんか?
相手の反応を見て、あれこれと悪い想像を膨らませてしまうのは、
決して珍しいことではありません。

ですが、少しだけ立ち止まって、心を整える「技術」を使ってみましょう。
それは、起きた出来事を「事実」と「自分の考え(解釈)」に分けてみることです。

先ほどの例で分けてみましょう。

【事実】挨拶をしたけれど、相手から返事がなかった。
【自分の考え】私は嫌われている。怒らせてしまった。

ここでのポイントは、「相手から返事がなかった」というのは誰が見ても明らかな『事実』ですが、「嫌われている」というのは、あくまであなたが頭の中で作り出した『自分の考え』にすぎないということです。

もしかすると、相手は別の考え事をしていて聞こえなかっただけかもしれません。
体調が悪くて、声を出す余裕がなかっただけかもしれません。

心が疲れていたり、不安が強くなっていたりする時ほど、私たちは「事実」と「自分のネガティブな考え」をぴったりくっつけて、「私が嫌われているのは間違いない事実だ」と思い込んでしまいがちです。

けれど、感情を大きく揺さぶっている本当の原因は、起きた出来事そのものではなく、「それを自分がどう捉えたか」という部分にあります。

不安で苦しくなった時、心がモヤモヤした時。
ぜひ、ノートの端やスマホのメモに、今の状況を書き出してみてください。

「これは、本当に起きた『事実』かな?」
「それとも、私が不安から作り出した『自分の考え』かな?」

そうやって自分にやさしく問いかけ、事実と解釈を少しだけ切り離してみる。
たったこれだけで、パニックになっていた心に「ふぅ」と一呼吸おく余裕が生まれます。

無理にポジティブに考える必要はありません。
ただ、「事実と自分の考えは違うものだ」と気づくこと。
これが、心をマネジメントするためのとても強力で、大切なスキルの一つです。

読んでくださる方が、不安の渦から少しだけ抜け出すヒントになれば嬉しいです。
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