子どものことを理解しているつもりでも、なかなか完璧に理解することは難しいですよね。
そんな時に「子どものトリセツ」がとっても役に立つのですが、今日は、「子どものトリセツ」を活用する具体的な方法をまとめてみました。
「こどものトリセツ」活用方法
私の長男を参考にしたいと思います。
私が勉強している占いによると、長男の主な性格は
・自分を第一に考えてしまう傾向にある。
・さっぱりとしており、行動力があり、存在感がある。
・根拠のない自信がある。
・努力を継続することができ、目標に向かって突き進むことができる。
・プライドが高いので、時に自分の失敗や短所を振り返らずに、責任を転嫁する傾向がある。
これを見て、みなさんはどのような印象をお持ちでしょうか?
私の第一印象はと言うと、、、、、
「自分のことよりも、人のことを考えられる人になってほしかった。」
というのが、第一印象です。
ですが、前回のブログでもお伝えしたように、
占いによる性格の良し悪しはありません。
必要なのは、活用して幸せになること
「こどものトリセツ」に必要なのは、どのようにして活用していくのかという、未来志向的な視点です。
この視点がないと、本当に辛い。
「子どものトリセツ」自体に一喜一憂してしまうなんてことになります。
たかが、「トリセツ」なのに。
もう一度言います。たかが「トリセツ」です。
「トリセツ」や性格診断が当たっているかはそこまで重要じゃない。
大切なのは、「トリセツ」の結果をポジティブに捉えて幸せな人生を歩むこと。
「トリセツ」は捉え方しだい
正直、「トリセツ」は捉え方しだいです。
例えば、長男の主な性格の一つに
「自分を第一に考えてしまう傾向にある」
とあります。
「人のことを一番に考えられる優しい人がよかった」と思う人も多くいると思います。(この私のように、、、。)
ただ、私の長男のように「自分のことを第一に考えてしまう傾向がある」子どもにもしっかりと役割があります。
以前、こんなことがありました。
長男はバスケットボールをしていますが、コーチから
「できない人のことも考えて」
「できないことを人から言われたり、嫌なことを言われたらたら、傷つくでしょ」
本人がコーチに言った言葉は、、、まさかの
「全然嫌でないし、傷つかない。そう思わない。」
その時は、開いた口がふさがりませんでした。
が、長男の話を丁寧に聞いてみると、「自分の欠点を言ってもらってたほうが、成長できる」という、自分を中心に考えてこその向上心がそうさせていたみたいです。
事前に、人の気持ちを察しにくいという傾向は知っていたので、親としてそこまで慌てることなく、対応できました。
性格の傾向や癖を知っていたからこそ
「こどものトリセツ」により、子どもの性格の癖や考え方の傾向を知っておくことで、事前に心構えができたり、対策がとれるようになります。
子どもに、なぜそのように考えたかを聞くこともできます。
長男の例で言うと、
・「できていない所を言われたら、自分がうまくなれるから」
・「もっと上手になりたいから」
というような理由でしたら、向上心があると理解できます。
・「あいつ、へたくそだから、言われて当然だ」
・「自分のほうがうまくて偉い」
というようなことを言うようであれば、上手ではない子どもの気持ちや置かれている環境を細かく説明してあげないといけません。
「人の気持ちが理解しにくい」ことを怒るよりも、人の気持ちや感情を細かく伝えてあげることが必要です。
性格の良し悪しはない。それをどう使いこなすのかが重要
自分中心に考えてしまうということは、裏を返せば、我が道を生きることができるということです。
自分がしっかりと立てた目標を、人にどう言われようが、ぶれずに突き進むことができる。
多少高い目標でも努力を継続することができるので、親子一緒になって少し高めの目標を設定することもできます。
良し悪しじゃなくて、捉え方や活用方法。これが、とっても重要です。
「こどものトリセツ」は、子どもを理解する一つの方法であり、子育てに有効に活用できます。
ぜひ、今までより10倍楽に子育てができるように活用してみてください。