私は「占い師が頼ってくれる占い師」でありたいです

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占い
タイトルの通り、ありがたいことに私には専業占い師の方からの御依頼もあります。

ココナラ開始当初は、トラブル回避のため同業者様はお断りと提示していたのですが、あまりに同業者様からの依頼が続き、切実な悩みの方もいらっしゃいましたので、最近は引き受けることも多々あります(悪意のない方であれば基本は同業者様でも引き受けます)。

しかし、一般の方は疑問に思われるのではないでしょうか?
「占い師なのになぜ他の占い師に依頼するの?自分のことは占えないのか?」と。

多くの占い師さんがいうのは、
「自分のことは占えないのです」というお返事です。
あぁ、そういうものなのかと一応は納得しているのですが。

最初は、その方に依頼される一般の方の気持ちを考えると少々複雑な思いもありました。自分のことが解決できないのに、他人の悩み相談を受けて占っているのか・・・と。

しかし、最近はそうは思いません。
占い師も人間です。お腹も減るし、悩みもあれば、恋もします。自分だけでは解決しない悩みや憂鬱な出来事ももちろんあります。
それを解消する手段として、他の占い師に頼る。それもあってもいいのだと思うようになったのです。

ちなみに私は、自分のこともある程度占えます。むしろ自分のために使う能力だと最初は思っていたぐらいです。

よくよく考えてみれば、他の職業でもあることですね。
例えば、学校の先生は自分の生徒から見ればもちろん「先生」ですが、先生自身も別の場面ではまた同業の誰かに何かを教わるシーンが必ずあるでしょう。その相手は、教師の同僚かもしれませんし上司かもしれません。あるいは、ティーチングのセミナーにいってたりもするかもしれませんね。なので、先生の先生も存在するのであれば、占い師を占う占い師がいても自然だなと思うようになりました。

余談ですが、他にもインターネット上で、
「1000人以上と付き合ってきた恋愛マスターがあなたの悩みを解決します!」
みたいなのを見つけることもありますが、私は心の中でいつもつぶやいています。
1000人と付き合ってきたならば、999人と別れてきたわけですよね。本当に恋愛マスターなのですか・・・?
継続しましょうよ。
もちろん価値観は人それぞれですが、個人的には、夫(妻)1人と付き合って死ぬまで添い遂げる老夫婦こそが本当の恋愛マスターではないのかと思ってしまいます。

また、先日かかりつけの歯医者さんに行きました。
そこの歯医者さんに私は質問してみました。
「街には歯科医院がたくさんありますが、先生が歯の治療を受けたいと思ったときはどちらにいかれるのですか?」と。
すると先生はこう言いました。
「私は、いつも信頼している友人(歯科医師)に診てもらってますよ。口コミや評判は参考にはなるのですが、絶対ではありません。清潔なだけで高評価を得ている医院や、表面的な営業努力で評判に繋げている医院も多々ありますから。」

その先生には、歯医者さんでもレストランでも、本当にいいお店というのは同業者が来店するお店だと言われました。
それが本物を見分けるコツらしいです。コツと言われましても、これはこれでなかなか表立ってすぐ分かるものではありませんが。

しかし、ともあれこれを聞いて私は少し自信がつきました。
今後も、「占い師が頼ってくれる占い師」でありたいものです。
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