中小零細ベンチャー企業の社長の仕事の半分以上は資金繰りとの戦いです。
今月末の入金が◯◯円、支払いが◯◯円なので、このままだと支払いできない!
このような状態を作らないように管理するのが資金繰りです。
黒字倒産とは?
売上1,000万円
利益100万円
この会社は損益計算書的には黒字ですが、このような会社でも倒産することがあります。
それが黒字倒産です。
黒字倒産とは売上があっても会社に現金がないため、各種支払ができなくなる状態です。
売上があってなぜ現金がないのか?
例えば、6月の売上100万円の入金が7月末ではなく9月末という契約であれば、7月の末に現金が100万円不足します。
この不足した100万円を貯金や借り入れで手配すれば支払いはできますが、手配できないと支払いができないので倒産します。
売上に対して過大な借り入れがあった場合も、黒字倒産になる可能性が高くなります。
毎月の返済が大きくなるなるので、入りよりも出が多くなるからです。
黒字倒産しないために社長は毎月資金繰りを確認し、危険だと思えば銀行に融資を頼みます。
これを毎月のように多くの中小零細ベンチャー企業の社長は行っています。
これも経営の仕事の1つです。
倒産とは?
赤字倒産。
これが一般的な倒産です。
売上が減少し支出を減らすことができず現金が底をつけば赤字で倒産です。
結局会社が倒産するということに損益計算書上の黒字、赤字は実質的には関係があまりなく、会社に現金がいくら残っているのか?
会社の内部留保(会社の貯金)がなくなったら会社は倒産するということです。
その倒産を防ぐための手段の1つが資金繰りです。
なので、社長の仕事の1つは会社を継続させることですから、会社の現金がなくならないようにするのも社長の仕事であり、経営という仕事の1つであり、とても重要な仕事です。
倒産する時は一瞬
私は20代の時に約6年間働いた会社で倒産を経験しています。
2年前には上場準備が始まり、証券会社の人が会社に来て持株会の説明なども聞きました。
しかし、諸々のことが重なり上場は中止、そして2年後には倒産しました。
その時の会社は今で言うベンチャー企業で、私は役職こそ課長でしたが3人目の社員だったので、経営層の人たちとはタメ口で話ができる存在でした。
なので、私には倒産する半年前ぐらいから転職活動しておくように、と内緒で教えてくれました。
その後、半年しない間に倒産しました。
会社に朝出勤すると入口に倒産した旨の張り紙と、弁護士の連絡先が書かれていたのを今でも覚えています。
それ以来、その会社の社長は一度もお会いすることはありませんでしたが、晩年はかなりご苦労されていたと聞いています。
よって、私は30歳を目の前にして失業することになり、何とか半年かかりましたがとある会社に転職することができました。
倒産は社長だけではなく社員、取引先、仕入先、近隣の方々など各種方面にご迷惑がかかります。
私はこの経験から会社を倒産だけはさせてはいけない、と思って経営という仕事をしてきました。
だからでしょうか?私は損益計算書の意味は分かりますが、貸借対照表は現預金の部分しか意味が分かっていません(笑)
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