皆さん、こんにちは!
4児のパパ保育士クルリンです!
本日は私の子どもが以前、熱性けいれんを起こしてしまった時の状況と実際に行った対応などをお伝えしていこうと思います!
1・熱性けいれんとは?
2・実際の状況
3・病院からのアドバイス
4・もしもの際に注意、準備しておいたほうが良いもの
それでは、本題に行きましょう!
1・熱性けいれんとは?
まずは、熱性けいれんとはどういったものなのか、説明していきます。
子どもの乳幼児期(0歳~5歳頃)高熱を伴って起こる可能性があります。
子どもの病気の中では、重篤な症状の一つで白目を向いて全身が突っ張ったり、手足をガクンガクンと震わせたり、呼びかけても応じないなどが、主な症状といわれています。
予防薬などを使用することで、一度熱性けいれんを起こした後は、ほとんどの子どもが再び熱性けいれんを起こすことは無いと言われています。
2・実際の状況
では、私の子どもが熱性けいれんを起こした実際の状況についてお話していきます。
ある年の年末、あと数日で新年を迎えるという中、私と一番上の子ども以外全員、39℃の高熱が…(私の妻は、その前日に高熱を出しましたがPCRを受けてインフルも陰性でした)
早朝から高熱を出した一番下の子どもが朝5時くらいに、「いつもと様子が違う!」という奥さんの声で様子を見に行くと、「口を魚のようにパクパクする」「呼びかけても反応を示さない」「目が一点を見つめ焦点が合わない」「手や腕の硬直」といった状況。
奥さんも私も動転していたのですが、すぐに二人で「「熱性けいれんしてる」」と分かりました。
妻が病院に連絡している際にも娘に声を掛け続けるも反応を示さない・・・実際、熱性けいれんは5分も続かなかったのですが、時間も時間だった為、かかりつけ医は受け入れてもらえず、早急に救急車を呼んだ方が良いとのアドバイス。救急車呼んで近隣地区の病院へ救急搬送へ。
病院に到着し診察してもらい、薬を入れてもらった事で熱も落ち着き、やっとの思いで家に帰ってきたのは朝9時頃でした・・・
3・病院からのアドバイス
こうして慌ただしい年末を過ごした私たち家族ですが、救急搬送された病院の先生からのアドバイスがあったのでお伝えしておこうと思います。
①「熱性けいれんが起きていることが分かったら、その様子を動画で撮る事」 →これは、救急隊の方から聞いたのですが、中々口で説明するのも難しい(パニック等)ので動画を撮っておくと、救急隊や病院でも見せる事が出来る為。
②「119番通報する際は、明確に伝えられるようにする」 →基本的には大丈夫だと思いますが、119通報すると「火事か救急か」を聞かれるので、状況に合わせて伝えます。今回は救急を呼びました。通報する際は症状やけいれんを起こしていた時間、通報場所の住所など正確に伝えられるようにしておく必要があります!
しかし、突然子どもが熱性けいれんを起こしたりすると、気が動転して上手く伝えられない事もありますので、携帯のメモ機能等に残しておくとメモを見ながら伝えることが出来てお勧めです!
③「誰が一緒に救急車に乗るのか、誰が現地まで迎えに来るのか決めておく」 →今回、私たちは熱性けいれんを起こす前日に、奥さんがPCR検査を受けて、結果がくる前段階だった為、救急車には同乗出来ないし・他の子ども達も熱がある状況で放っておくことも出来ないという、かなり詰んだ状況でした。こんな状況でなければ、あらかじめ役割を決めておくことでアタフタせずに話を進める事が出来たかも・・・自宅近くに両親等が住んでいる場合は子どもだけでも協力をお願いしても良いかもしれません!
④「熱性けいれんを起こしていると思ったら、すぐに救急車を!」 →病院に搬送されて教えてもらった事が、「口を魚のようにパクパクする」「呼びかけても反応を示さない」「目が一点を見つめ焦点が合わない」「手や腕の硬直」このような症状が起こっていたら、熱性けいれんの主な症状で命に関わる事なのですぐに救急車を呼んだ方が良いとの事でした。
完全に私の子どもの事でしたよ。
熱性けいれんで呼ぶ救急車は「必要な救急車」です!
いつもと違う、などあればすぐに救急車を呼びましょう!
4・もしもの際に注意、準備しておいたほうが良いもの
何事も無い事が一番良い事ではありますが、もしもの為に備えていたほうが良い物も確認しておく必要があると思います!
下記は、あくまで一例ですので、もし他にも必要だと思うものがあれば、各自で準備していただき、備えてください。
~救急車が到着するまでに準備しておくと良いもの~
・保険証や診察券の入っている母子手帳ケース(必須!)
・ブランケットや着替え(あると便利)
・おむつ、おしりふき、ゴミ袋(あった方が良い)
→おむつやおしりふきに関しては、熱性けいれんの予防薬が座薬の為
可能であれば、母子手帳ケース以外は、常に1つのリュックに入れておき、何かあった際にすぐ持ち出せるように準備しておくと後々が楽です!
ちなみに、子どもが熱性けいれんを起こしたその日、高熱の出ていた子ども達は揃ってインフルエンザ、私と一番上の子どもも次の日にはインフルエンザという、めでたく一家全員インフルエンザという地獄の年末を過ごすことになりましたが、熱性けいれんを起こした一番下の子どもはケロっとして元気に遊んでいます!
私たち一家の経験が、いざという時、皆様の力になりますように!