元気がないときはこれまで成し遂げたことを数えよう
記事占い
こんにちは。
スピリチュアルカウンセラーの*Sheena*です。
梅雨が明けて一気に暑くなってきましたね。
熱中症をはじめとして、生活しているだけで体力が無くなっていく季節です。
休養の時間をしっかりとり、無理しすぎずいきましょう。
さて、身体と心は連動していますので心が元気がない時は身体にアプローチするのと良かったりします。
一方、身体はぜんぜん元気としか思えないのに心がなんとなくどんよりして、時間だけがダラダラと過ぎて行ってしまうことってありますよね。
そんなときにできるお手軽なマインドエナジー回復法があります。
勝ち取ってきたもの・恵まれたものを過小評価するもったいなさ
私のところにご依頼くださる方の中には「今までの人生まったく良いことがなかった」「私には何もできない（のでスピリチュアルの力で好転させるしかない）」という相談がしばしばあります。
こういう認識は、たいていの場合事実ではありません。
もちろん依頼者さまが嘘をついているということではありませんよ。
世の中には長い人生の中でかなり恵みが少ない方はいますし、能力が極端すぎて発揮しづらい方もいます。
ただ、そのことに悩んで私に依頼する程度には動かせる金銭のある方が、いままで何も成し遂げていないとはとても思えないのです。
では、なぜこういう依頼者さまたちは「良いことがない」「なにもできない」と思っているのか。
それは、これまでの人生で成し遂げてきたこと、勝ち取ってきたものを忘れてしまっていたり過小評価していたりするせいなのです。
過去を振り返ろう
よく「過去を振り返るな」と言いますよね。
それは下手に過去を振り返ると、昔の栄光にしがみついたり未練が強くなったり嫌なことを思い出したりして、現在やるべきことをおろそかにしてしまうからです。歩みが止まってしまうのです。
一方、過去を全く振り返らない、もっと正確に言えば「過去に対する評価が適切に行われていない」のも問題です。これはこれで、歩みを止める原因になります。
ですので、「自分には何もできない」「いままで良いことがなかった」「今後も人生を自力で良くできるとは思えないし良くなっていくとも思えない」と感じている方は、これまでの人生をきちんと振り返ることがとても大切になります。
どんな努力をして、どんな結果を得たか。あるいは何もしていないのに降ってきた幸運がなかったか。
小さなこと、大昔のことでもいいので振り返って味わってみると、自分の土台が安定してくるのを感じるでしょう。
それがいま流行りの「自己肯定感」につながります。自己肯定感とは今の自分でOKと思うこと。
良いことばかり見ているのもダメですが、悪かったことにばかりフォーカスして良かったことを勝手に無かったことにするのも同じくらいダメです。
いままで勝ち取ってきたこと、受け取ってきた幸運って何があるでしょう？
・好きなように食べていたのを栄養バランスを意識して食事できるようになった
・上司に自分がしたい働き方を伝えられた
・家計簿をつけるのが3か月つづいている
・10年前に頑張って勉強して資格を取得した
・大喧嘩した友達に謝って仲直りすることができた
・福引で旅行が当たった
・生まれたときから家に犬がいた
・兄弟仲がよかった
・就職先で気の合う人に出会えた
…などなど、思い出せばきっといろいろあるはずです。
思い出の品を取り出して手入れをして箱に戻すように、丁寧に味わって愛おしんでみてください。
ヒーリングよりも癒されるかもしれません。
追加ワーク：これ以上失わない・奪われないために
これ以降のワークは、必ずやらなければならないわけではありません。
自分にとって必要だと思ったら行ってください。
これまでに得てきたものを思い出すと、いまそれが手元に残っていないことが悲しくなるかもしれません。
失くす原因になった出来事、原因になった人への恨みを思い出すかもしれませんね。
しかし、この「過去の良かったことを思い出す」ワーク中は悲しみや恨みはいったん置いておいてください。
手元にメモを置いて、悲しみが沸き上がったら都度得たものと失った原因を書くのがお勧めです。書き残せば安心して忘れておけますからね。
そして、良かったことを思い出して味わい切った後にメモに戻ってみましょう。
そして、今後良いことがあったときに同じ原因で失わないためにはどうすればいいのかを考えてみてください。
得てきたものが壊れてしまう原因が特定の人（親や友人など）なら、その人とのかかわりを減らすことが有効でしょう。
自分の性格やクセ（衝動的になる、すぐに不安になってしまうなど）が原因なら、カウンセリングを受けたりして緩和していくことができますよね。
「何もできない」「何も恵まれていない」のではなく、「手にしてきたけど無くなってしまっていたんだ」という考えになれば、「どうすれば無くならないのかな？」と検討することができます。
それこそが、幸せに向かう堅実な第一歩なのです。
お読みくださってありがとうございました！
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あなたに実りある今日と素晴らしい明日が訪れますように。
