僕が、僕の本音を見つけるまで。さいごに。

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「人生は何があるかわからない。」

ありがたい事に、この1年で、
昔からは想像もできない経験を
たくさんしてきた。

いいことも悪いことも含め、
自分を回復させる材料となってくれた。

不思議だが、
終わってから思い返すと、
辛かった記憶も、
すべてが意味のあったことのように思える。

思い返せば、
最初の1歩はなかなか出なかった。

脱サラした頃だ。

ぼんやりと宮古島に行きたいと思っても、
怖くて行動できなかった。

全く知らない土地で、
知り合いもいない環境で、
自分1人で生きていける気がしなかった。

あの時は、
カウンセラーが何度も何度も、
手を変え、品を変えて、
説得を試みてくれたおかげで、
1歩目を踏み出せた。

その節は、本当に感謝しかない。


僕は、中学生頃から、
自分の生きずらさを発端に
心理学を学んでいた。

日に日に、
知識は増えて行ったのだが、
自分の変化はほとんど起きなかった。

その度に、原因を考えて、
試行錯誤しては、
新しい方法を試し、
結局、失敗していた。

いつも「またか。」と落ち込んだ。

しかし、
少し時間が経つと、
また新たな知識を見つけてきて、
「これなら変われるかもしれない」
と淡い期待を抱き、
ぶつかっていった。

そして、その度に返り討ちにあっていた。

行動しただけ良しと思いたいが、
手元には「絶望」だけが残り、
いつもマイナスな気分だった。

そして、
「自分の理解者はいない」と思い込み、
誰にも相談できず、
一人孤独になっていった。

心理学にも、
世の中にも裏切られた気分になっていて、
この時はもうどうしようもなかった。

当時の自分に言いたいのだが、
人の変化の本質は、
心理学の小手先のテクニックや、
自己啓発本の中にはない。。

いくら知識を学んでも、
そもそもの人間関係が硬直していたり、
環境の変化が生まれにくい場所では、
自分の変化を起こすのは非常に難しいと思う。

もちろん内的なアプローチが
必要な場合もあるが、
外側からもたらされる、
自己変革の威力には敵わないと感じている。

ただ、だからと言って、
闇雲にいろんな事をして
経験値を増やそうとするだけでは
うまくいかない。

人それぞれの状況で、
取るべき行動は千差万別だと思う。

時には、アクセルを踏んだり、
ブレーキをかけたり、
内的なアプローチを組み合わせたり、
思いっきり休んでみたり。

そして、
その微妙な匙加減を判断するのが、
カウンセラーの役割だと思う。

この1年で、それを痛感させられた。

今まで、
人生に何も希望を持てなかった自分が、
変わることができた。

訪れた先で出会った人々や、
親身に関わってくれたカウンセラーのおかげだ。

本当に感謝している。

そして、
今度は自分が、
過去の自分と
同じような境遇の人を救いたい。

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