「しんどい気持ちの置き場所、ありますか」

「しんどい気持ちの置き場所、ありますか」

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コラム
看護師さんって、
忙しいのが当たり前、みたいになっているところが
あるような気がします。

もちろん、それは看護師さんだけじゃなくて、
医療の現場全体に言えることかもしれないけれど。

忙しさに慣れてしまって、
それが「普通」になっていて、
それでいいと思えるところもあるし、
それがやりがいになっている部分も、きっとある。

私たちの時代は、
「患者さんにさせていただく」という教えの中で、
気づいたこと、思ったことは、
どんどんやっていく、動いていく、
そんなふうに体も頭も使ってきた気がします。

だから今でも、
誰かのために動くことは自然にできる。
目の前のことを一生懸命こなすこともできる。

最近は
「自分を大切に」とか
「自分を優先に」とか
よく聞くようになりました。

頭では分かっている。
そうしたほうがいい、ということも。

でも、
それがなかなか身体や心に落ちてこない。
分かっているのに、できない。
そこまでたどり着けない。

そんな感覚を、
抱えながら働いている看護師さんも
多いんじゃないかな、と思います。

だからこそ、
しんどい気持ちをどうにかしようとしなくてもいい。
無理に言葉にしなくてもいい。

ただ、
肩の力を抜いて、
何も言わなくてもいいから、
少し立ち止まれるところ。

あったかくて、
楽で、
そのままでいられるところ。

そういう場所があると、
また頑張れるんじゃないかな、と思うんです。

しんどい気持ちは、
抱えたままじゃなくていい。
一度、そっと置いてもいい。

そんなふうに、
力を抜きに来られる場所があってもいいよね、
と思いながら、
私は看護師さんを見ています。

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