【ゲーム音楽語り034】自宅でできる作曲環境・PC-FX編

記事
音声・音楽
PC-FX実機で作曲できるソフトは、「GMAKER スターターキットプラス」のみです。「GMAKERスターターキット」だと曲を鳴らすプログラムは入っていません。尤も、PC-FX音源はPCエンジン音源と実質的にほぼ同じなので、パソコンなどでPC-FX音源風の曲を作るのは容易と言えば容易かと思います。

PC-FX音源とPCエンジン音源の違いとしては、波形メモリ音源6ch、ステレオ対応という点においてはPCエンジンと全く同じです。以前、HuCARDだと容量が少ないので、長い曲になるとPC-FXじゃないと作れないというようなことを書いたような気がしますが、それについてはPCエンジンCD-ROM2なら容量を気にせず作れますし、HuCARDでも比較的容量の大きなものもあるので、これについては間違っておりました。申し訳ないです。

元H社の社員さんがYouTubeで、この時代にこのスペックの新型ハードが売れるんだろうか?と思っていたという旨ぶっちゃけていたのを視聴したので、あまりPC-FX音源の優位性について語ると赤っ恥をかくかも知れないです。しかし、PC-FX音源がPCエンジンよりも優れている点はあり、PCエンジンがADPCM1音なのに対し、PC-FXではADPCMを2音まで鳴らすことができます。ADPCMドラムなどを鳴らしながら、アニメ風にボイスを再生させたりできるはずです。

「GMAKERスターターキットプラス」に収録されている曲を鳴らすプログラムは、ものすごく簡易的な曲しか鳴らせないため、残念ながらADPCM音源を使うことはできません。技術力が至らない自分が情けないですが、ドライバを自作することができる方であれば、ADPCM音源を活用した曲も作れるかと思います。

これも自分の技術力の至らなさが原因なのですが、PCエンジンの「でべろ スターターキット アセンブラ編」だと、一応オリジナルの波形を定義できるようにはなっているのですが、アセンブラがわからないので、標準で用意されているものしか使えておりません。それに対し、「GMAKERスターターキットプラス」だと、波形定義用ファイルを簡単にいじることができる点においても、優れていると言えば優れていると思います。

また、LFOもいじれるっぽいのですが、これもうまくいかず、使いこなせておりません。パンは0~256の値を設定できるので、PC-FXのほうがパンの精度が細かいと思われるかも知れませんが、実質的には、左右に16段階ずつ音量を設定できるだけで、16×16で256までの値を設定できるだけなので、PCエンジンと同じです。

まとめると、PC-FX音源がPCエンジン音源より優れている点はADPCMが2音鳴らせる点のみ、となります。これをショボいと見るかすごいと見るかはPC-FXへの愛によるところが大きいかと思います。自分はPC-FXは好きです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら