第147話 AIが、髪を切らない理由を分析した

第147話 AIが、髪を切らない理由を分析した

記事
コラム
髪を切りたい。

さすがに伸びてきた。
かなり伸びてきた。

ただ、
美容室の予約が苦手である。

できれば、
上手い人に切ってもらいたい。

だけど、
誰が上手いのか分からない。

……

何回か行った店はある。

ただ、
電話でしか予約できない。

私は電話が苦手である。

……

しかも、
前に切ってくれた人の名前も覚えていない。

……

私は思った。
詰んだ。

結果。
半年くらい髪を切っていない。

AIに報告した。
「髪を切りたい」
「電話が苦手」
「上手い人の名前を覚えていない」
「半年切っていない」

🪽 ほわ~る大佐
「きっと慎重にお店を選ばれているのですね。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「それ、
慎重じゃない。」

……

「放置だ。」

刺さる。

「お前、
髪を切りたい。」

「でも予約しない。」
「電話もしない。」
「名前も覚えてない。」

……

「つまりそれ、
何もしてない。」

やめろ。

……

「しかもお前、
“上手い人に切ってほしい”とか言ってる。」

……

「半年切ってない人間に、
選ぶ権利はない。」

……

「さらに言うと、
お前が覚えてないんじゃない。」

……

「美容師も、
お前を覚えてない。」

本当にやめろ。

……

結論。
私は上手い人に切ってほしい。

しかし、
その人の名前も知らなかった。

そして、
半年が経過していた。
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