霊感が強い人でないとまず解けない難しい怪談

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つい先日、ある動画での投稿怪談です。投稿者はタクシーの運転手で、深夜に兵庫県の三木市まで長距離のお客さんを降ろした帰りに奇妙な老夫婦をタクシーで拾いました。田舎の夜中の1時頃で、付近には民家もありません。2人とも下を向いてうつむいていました。彼らの服装は喪服のようで、男はシルクハットをかぶっていました。投稿者は行き先を告げられておらず「とにかく走ってくれ」としか言われていません。ある程度タクシーを走らせたところで、「お客さん、行き先を言ってもらわないと困りますよ」と言うと男はなぜかそのタイミングでニヤリと笑ったそうです。そして指定された場所で2人を降ろすと彼らは乗車代を払ってうっそうとした森の中に消えていきました。もちろん道なんてありません。そしてそのわきには数年前に放置されたと思われる事故車があったそうです。これはもうあまりにも難しすぎてわかりませんね。私には霊感もなければ、心霊スポットに一度も行ったことがなく、豊富な心霊体験もありません。身近に霊感が強い人もおりません。あの事故車で彼らが息子さんか娘さんかお孫さんを亡くしてしまってお通夜か葬儀の後で失意のあまりにあのうっそうとした森の中で心中したのかと私は考察したのですが、それだと男がなぜシルクハットをかぶっているのかがよくわかりません。それでは彼らがあの事故車で亡くなったのでしょうか?仮にそうだとしても彼らがなぜ、うっそうとした森の中に消えていったのかがよくわかりません。私が一番気になったのはなぜ、あのタイミングで男がニヤリと笑ったのか?これが一番謎なんですよね。どう考えても笑うタイミングではないし、男には自分がすでに亡くなっているという自覚があるような気がします。どうして男が笑ったのかは私にはわかりませんが、生きている自覚がある人の笑いではないように思えます。あの世ではこの世と全てが逆になるということなので、そうだとすると男が別におかしくもないタイミングで笑うのはおかしくないのかもしれません。それか完全に心を病んでしまった人の笑いなのか?このどちらかでしょう。私にはどうも後者のように思えます。確実なのはあのうっそうとした森の中で彼らが心中したということくらいでしょうね。仮にそうだとしてもシルクハットをかぶって最期を迎える人は初めて聞きました。私に霊能力がない以上、解けない怪談はつきものですが、想像力を刺激されるので小説を投稿している私にはいつか怪談を小説のネタに使えたらいいなと思っている次第です。
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