光造形式3Dプリンター出力品の反りを改善しました

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光造形式3Dプリンターで出力した出力物は反っていることが多々あります。
反りやすい形状としては以下のように板状のものが多いです。
スクリーンショット 2023-09-08 16.18.20.png

よく見る改善方法

反りを改善する方法をネットで調べると
・露光時間を伸ばせば解決する!!
・剥離抵抗の少ないFEPフィルムを使えばいい!!
・出力物を熱して上から押さえつければ反りが改善する!!
と言ったような方法ばかり目につきます。
もちろんこれらもできなくはないですが、改善できるパターンが極端なことと、(私にとっては)気休め程度でしかないからです。
特に出力物を熱するのは私にとっては最悪の選択肢で、出力物はひび割れてボロボロになってしまいました、お勧めしません。

私が提案する改善方法

そんなことよりも一番大事なのは「レジンを変えること」です。
私は低価格なサービスを提供しているものですから低価格なレジンでなおかつ安定した印刷、滑らかな表面をもつレジンを使っていました。
このレジンの選別、パラメータ調整だけでもだいぶ苦労しました。。。
ですが、このレジンではどうやら反りが出てしまうと購入者様よりお声をいただきました。
そこで「反りの出ないレジン」を探しに求め、ひたすらネットの海を泳ぎ、ついに辿り着きました。✨

レジンごとの反り比較画像

普段使用しているスタンダードレジン(左)と反りの少ない高品質レジン(右)での比較画像です。
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スタンダードレジンでは板状の出力物の間に隙間ができているため真ん中に行くにつれ反っていることがわかります。
高品質レジンではほぼそれが見当たりません。
探し当てた自分を褒めてあげたいです。

万事解決。。。?とは行かず

反りの改善は行えたのですが、このレジンめちゃくちゃ「温度管理」と「パラメータ調整」が大変でした。
スタンダードレジンに比べて4倍の硬化時間が必要で、私の環境ではレジンバット内の温度を常に25~30°にしていないと印刷に失敗するようでした。。。
何かこちらに関しても打開策がないか、引き続き研究の方を進めていこうと思います。

終わりに

今回は光造形式3Dプリンターで出力されたオブジェクトの反りをレジンの種類を変えて改善するお話でした。
サービスページは以下にあるので、気に入っていただけた方はぜひお見積もりの方をしていただけたら嬉しいです!!

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