宇宙には境界線が存在しない。
夜空を見上げるとき、星々の間にくっきりとした境目がないように、私たち人間にも本当の意味での「境界線」はありません。手を握り合ったときも、自分と相手の境界線は曖昧に溶け合っています。
脳が見せている世界――私たちはそれを現実だと感じていますが、実際には脳が感じ取り描き出したイメージを体験しているに過ぎないんです。まるで夢を見ている時と同じように。プラセボ効果は、この仕組みを鮮やかに証明しています。意識が信じることが、そのまま現実になってしまう――私たちの世界は、そんな神秘的な現象に満ちています。
よく耳にする「宇宙と私たちは一つ」という言葉。なぜ私たちが宇宙の一部なのか、今日はその理由を簡単に説明していきましょう。
ここに一人の人間がいると想像してください。その人間の親指の爪と小指の爪。一見、別々の存在に思えますが、もっと深く考えると、どちらも同じ人間の一部です。そして、その爪が小指の爪として、あるいは親指の爪としてこの世界に現れた瞬間、すでにその役割は完了しています。
ではこれを宇宙に置き換えてみましょう。私たちは宇宙という巨大な身体を構成する一つ一つの細胞であり、素粒子であり、宇宙全体を形成する為に欠かせないパーツなんです。あなたを形作る細胞が一つ欠けただけでも、あなたは完全ではなくなるように、宇宙もまた同じです。私たちの誰かが欠ければ、(出現しなければ)宇宙の調和はたちまち乱れてしまうのです。
例えば、自分の細胞が「私は独立した存在だ」と言い張ったらどうなるでしょう?そう、まるでがん細胞のように。あなた(身体)は必死でその細胞に正しいメッセージを伝えようとしますが、それでも拒絶する細胞には、最終的には体から去ってもらうしかなくなります。これは冷たいことのようですが、自然な調和のためには必要なプロセスです。宇宙の中でも、実はまったく同じことが日々起こっているのです。
私たち自身の身体が宇宙を完璧に模倣した小宇宙であるように、この地球も、私たちの暮らしも、宇宙の縮図そのものなのです。
あなたがもし、自分の役割や使命について悩んでしまうことがあったとしても、安心してください。
答えはとてもシンプル。
”あなたがあなたで在ること”
それが唯一の意味で、答えです。だからこそ、あなたがこの宇宙に存在したその瞬間に、あなたの役割はすでに完了しています。
今の時間は「おまけ」です。宇宙があなたにプレゼントしてくれたギフトなのです。だからね、あなたに残された唯一のお仕事は、ただただ自分自身の人生を心ゆくまで楽しむこと、それだけ。
あなたが幸せなら宇宙も幸せです。
あなたが笑顔ならば、宇宙は調和に満ち溢れます。
苦しみとは幻想。あなたがあなたのままでいるだけで、この宇宙は完璧に調和します。あなたという存在があることで、宇宙は初めて完全になるのです。
さぁ、あなた自身の幸せを存分に味わいましょう。この宇宙は、それを何よりも望んでいるのですから。
私たちは生まれた瞬間から完璧なんですよ。