先週の日本未来予測、今回はかなり分かりやすく結果が出た。
大型台風25号は21日に伊豆諸島と関東へ接近し、関東甲信では記録的な大雨となった。
千葉県では北印旛沼や長門川などの堤防が決壊し、神奈川県三浦市では140カ所で土砂崩れが確認された。
交通機関、停電、断水への影響も22日では終わらず、一週間後も復旧作業が続いている。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
それにしても酷い雨だった。
それなのに、また台風26号が関東へ近づく可能性がある。さすがにウンザリだね。
これ以上被害を広げずに通り過ぎてくれれば良いけれど……。
今回検証するのは、ホロスコープから、
・21日を一週間で最初の大きな山と読めたか。
・台風通過後の22日以降まで、交通や社会生活への影響が残ると読めたか。
・24日の株価と為替が大きく動いた後、失速または反転したか。
・25日以降に発表と実態のズレが出たか。
・26日夕方以降に交渉や調整が始まったか。
・27日に水、交通、復旧に関する出来事が再び大きく報じられたか。
という部分だ。
今回検証するのは、ホロスコープから、
・21日を一週間で最初の大きな山と読めたか。
・台風通過後の22日以降まで、交通や社会生活への影響が残ると読めたか。
・24日の株価と為替が大きく動いた後、失速または反転したか。
・25日以降に発表と実態のズレが出たか。
・26日夕方以降に交渉や調整が始まったか。
・27日に水、交通、復旧に関する出来事が再び大きく報じられたか。
という部分だ。
元の予測記事はこちら。
先に検証結果
全体を先にまとめると、こうなった。
・21日の大雨、暴風、浸水、交通障害は強く一致した。
・22日以降まで停電、断水、通行止め、鉄道被害、物流の遅れが残るという予測も一致した。
・23日以降に外交が大きく動く流れは出た。ただし、経済対策の大きな発表は確認できなかった。
・24日の株価は寄り付き後に急上昇したものの、その後は上げ幅を縮めた。為替も最初の動きから反転しており、かなり予測に近い。
・25日の「見出しと実際の説明のズレ」は一部で見られたが、明確な訂正や条件変更が相次いだとまでは言えない。
・26日夜には日米首脳電話会談が行われた。ただし、予測していた午前の混乱から午後の事情判明という流れは確認できなかった。
・27日は台風被害、行方不明者、堤防、鉄道、復旧作業が再び大きく報じられた。
一週間全体のテーマと日付は、かなり拾えていたと思う。
細かい順番や政治分野の読みには修正が必要だ。
21日、ホロスコープどおり「大量の水」が主役になった
予測記事では、21日について次のように書いた。
大型台風による大雨、暴風、浸水、河川の増水、土砂災害、停電、交通機関の乱れを最優先で警戒したい。
実際に台風25号は、21日に大型で強い勢力のまま伊豆諸島と関東甲信へ接近した。
国土交通省によると、関東甲信では21日の24時間降水量が観測史上1位、または9月として1位を更新した地点があった。
19日から21日までの総雨量は、
・伊豆諸島で800ミリ以上
・静岡県で500ミリ以上
・千葉県で450ミリ以上
となった。
三宅島では最大瞬間風速38メートルを観測。大島町にはレベル5の土砂災害特別警報が発表された。
インド占星術では、21日の月が水を表すプールヴァ・アーシャーダにあり、そこへ土星が強く関わっていた。
さらに火星は水の星座で減衰し、同じ場所に物事を拡大させる木星も入っていた。
大量の水、押し流す力、交通の遮断、社会生活の制限が重なると読んだ配置だ。
台風の接近そのものは気象予報で分かっていた。
それでも、一週間の中心を24日の相場ではなく、21日の水と交通の問題に置いた判断は合っていた。
残念ながら、被害も非常に大きくなった。
9月27日午前10時時点で、国土交通省は土砂災害を合計256件確認している。
千葉県では170件、神奈川県では76件発生し、人的被害も報告された。
ホロスコープに出ていた水の強さと被害の広がりが、現実と重なっていたことは記録しておく。
22日、台風が離れても影響は終わらなかった
22日については、
風雨が弱まっても、通行止め、運休、物流の遅れ、停電、通信障害、被害確認が続きやすい。
と予測していた。
実際、22日には印旛沼の堤防の一部が決壊した。
その後の調査では、北印旛沼や長門川など3地点4カ所で堤防の決壊が確認されている。
21日は関東発着便を中心に457便が欠航した。22日にも45便が欠航し、成田空港では一時4,099人が滞留した。
停電によってポンプが停止し、千葉県や茨城県では断水も発生した。
道路では土砂流入、倒木、法面崩落、路面冠水が相次いだ。
鉄道も大きな被害を受けた。
9月27日時点でも、内房線、久留里線、総武線、成田線、小湊鉄道線の5路線で運転見合わせが残った。
内房線の姉ケ崎駅から木更津駅までは、復旧に少なくとも3カ月程度かかる見込みとされている。
宅配便も4事業者で一部地域の集配に遅れが出ていた。
「21日に台風が来て終わり」ではなく、22日以降も交通、電力、水道、物流への影響が続くという予測は、かなり強く一致した。
月に土星が関わることで読んだ「足止め」と「長引く社会生活の制限」が、そのまま出た形に見える。
24日、株価は急上昇した後に失速した
24日の相場については、方向を決め打ちしなかった。
株価と為替が一度大きく振れ、その後に失速または反転する可能性を高めに見る。
上へ動いても下へ動いても、寄り付き直後だけで一日の方向を決めつけない方がよさそうだ。
これが、かなり近い結果になった。
24日の日経平均株価は、連休中の米国ハイテク株高を受けて上昇した。
寄り付き直後には前営業日比で1,200円を超える上昇となり、一時6万6,249円まで上がった。
ところが、終値は6万5,513円。
上昇は維持したものの、上げ幅は495円まで縮小した。
さらにTOPIXは、日経平均とは反対に15.84ポイント安で終わっている。
つまり、朝の数字だけを見れば全面的な株高に見えたが、一日を通すと市場全体の動きはかなり複雑だった。
為替は、もっと分かりやすい。
ドル円は本邦輸出企業の売りを受けて一時157円80銭まで下落した。
その後は買い戻され、東京市場の終盤には158円42銭まで上昇した。
最初は円高方向へ動き、その後に反転して円安方向へ進んでいる。
株価は急騰後に失速し、為替は最初の方向から反転した。
予測していた値動きの形と、ほぼ一致した。
今回は上昇か下落かを無理に当てるのではなく、「最初の動きが続かない」と読んだ。
金融占星術では、方向よりも値動きが荒くなりやすい時間や、転換しやすい時間を読む方が実用的なのかもしれない。
ここは今後の予測にも生かしたい。
23日以降、政治より外交が大きく動いた
23日については、
秋分を境に、台風対応と並行して政治、外交、経済対策が動き始める。
と予測した。
実際には、外交の動きが中心だった。
高市総理は22日に国連総会で一般討論演説を行い、23日には訪米後の内外記者会見を開いた。
24日には米中首脳会談、25日には日米首脳会談をめぐる会見が行われた。
さらに26日夜には、高市総理とトランプ大統領が電話で会談している。
23日から26日にかけて外交が連続して大きなニュースになった流れは、予測と重なる。
一方、物価対策、給付、補助といった経済対策については、この期間に予測したほど大きな発表は確認できなかった。
外交は一致した。
政治と経済対策まで候補を広げた部分は、読みが広すぎたと思う。
ここは部分一致とする。
25日、「見出しの印象」と実際の説明に差が出た
25日以降については、発表と実態のズレが見え始める。
見出しより本文を読んだ方がいい。
と書いた。
日米首脳会談をめぐっては、トランプ大統領が円安への懸念を示し、高市総理が円の過小評価は問題だと答えたことが報じられた。
これだけを見ると、日米首脳が為替政策や金融政策について踏み込んだ協議をしたようにも見える。
しかし、25日の会見で高市総理は、「金融政策や財政政策に関する議論はなかった」と説明した。
トランプ大統領から円安によってアメリカの貿易が厳しいという話があり、それに対して一般論として円の過小評価は問題だと答えたという。
最初に伝わった印象よりも、実際のやり取りの範囲は限定的だった。
これは「見出しより本文を読んだ方がいい」という予測に近い。
ただし、明確な誤報や公式発表の訂正が行われたわけではない。
政府や企業による訂正、条件変更が相次ぐところまでは確認できなかったので、ここも部分一致にとどめる。
26日夜、本当に日米の調整が始まった
26日については、夕方には対立よりも交渉や調整が前に出てくる。
午前の報道だけで結論を出すと、夜には話が変わっているかもしれない。
と予測した。
26日午後9時、高市総理とトランプ大統領が約20分間の電話会談を行った。
直前に行われた米中首脳会談について、トランプ大統領から詳しい説明があり、中国をめぐる経済安全保障や安全保障問題について意見交換したという。
両首脳は日米の緊密な連携も確認した。
予測では「夕方から交渉」と書いたが、実際に会談が始まったのは午後9時なので、正確には夜だった。
交渉というより、説明を受けたうえでの意見交換と調整に近い。
それでも、26日の終盤に日米間の話し合いが始まり、その結果が夜に発表された点はかなり近い。
一方、予測していた、「午前に混乱し、午後に隠れていた事情が出る」という明確な流れは確認できなかった。
26日全体では部分一致になる。
27日、水と交通と復旧が再び大きなニュースになった
27日については、水、海、雨、交通、通信、エネルギーに関する問題を優先して確認する。
午後には復旧、規制、責任の所在が焦点になりそうだ。
と予測した。
27日夕方、台風25号の大雨によって神奈川県三浦市で行方不明になっていたとみられる人が発見されたことが報じられた。
三浦市では140カ所で土砂崩れが確認され、小学校への土砂流入によって対面授業ができず、28日からオンライン授業を始めることも伝えられた。
千葉県では、決壊した印旛沼の堤防の復旧作業が続いていた。
国土交通省も27日午前、河川、断水、道路、鉄道、物流の被害と復旧状況をまとめた第11報を公表している。
27日に別の大きな水害が発生したわけではないが、予測記事に書いた、「21日の台風被害が別の角度から再び注目される可能性」は、そのまま現実になった。
27日の報道は、被害の発生よりも、行方不明者の捜索、堤防、交通機関、学校、復旧作業へ焦点が移っている。
この部分は強く一致したと判断する。
今回の検証で分かったこと
今回、最もよく読めていたのは、水害の規模そのものよりも、影響が長く残ることだった。
21日のインド占星術では、水を表す月に土星が強く関わっていた。
土星は遅延、停止、制限、長期化を表す。
実際に台風通過後も、道路、鉄道、電力、水道、物流の問題が一週間続いた。
西洋占星術でも、22日に月と火星が向かい合い、被害確認や復旧作業が続くと読んでいた。
こちらも現実とよく重なった。
24日の相場では、上昇か下落かよりも、「最初の動きが続かない」という値動きの形を読めた。
26日の外交も、時刻には少しズレがあるものの、その日の終盤から話し合いと調整が始まる流れは拾えていた。
一方で、政治、外交、経済対策を全部候補に入れた23日の予測は範囲が広すぎた。
26日の午前、午後、夜という細かな順番も、夜以外は確認できなかった。
今後は政治分野についても、「発表があるか」だけではなく、「誰が、何について、国内向けか国外向けか」まで絞った方が検証しやすそうだ。
結論
台風25号の接近自体は、占いで当てたものではない。
しかし、
・21日が一週間で最初の大きな山になること。
・水と暴風だけでなく、交通や社会生活への影響が長引くこと。
・24日の相場が最初に大きく動いた後、失速または反転すること。
・26日夜に外交上の調整が行われること。
・27日に水害と復旧が再び大きく報じられること。
ここまでは、ホロスコープからかなり拾えていた。
占いで未来を100%言い当てることはできない。
それでも、何が起こりやすいのか、いつ流れが切り替わりやすいのかを知る材料として、どこまで使えるのか。
こうして事前に予測を残し、翌週に現実と照らし合わせると、得意な読み方と弱い読み方が少しずつ見えてくる。
次の一週間についても、事前に予測を公開している。
また一週間後、同じように検証する。
今回のような日本全体の流れではなく、自分自身の仕事、金運、適性、これから動くべき方向を見てほしい方は、こちらからどうぞ。
こちらは、生年月日、出生地、出生時刻から、本質、仕事、金運、適性、人生全体の流れを長期的に占うメニューです。
参照資料
・国土交通省「令和8年台風第25号による被害状況等について」
・岩井コスモ証券「市況解説 2026年9月24日」
・OANDA「東京マーケットダイジェスト・24日」
・首相官邸「日米首脳会談等についての会見」
・首相官邸「トランプ米国大統領との電話会談についての会見」
・テレビ朝日「台風25号で被災 三浦市で行方不明の1人発見」
※被害状況は9月27日から28日に公表された情報を基準としている。今後の調査によって数値が変わる可能性がある。
※占星術は気象予報、避難判断、投資助言の代わりにはならない。