同一労働同一賃金、結局どうなった?どうなる? 過去の答え合わせと10月1日からの未来予測

同一労働同一賃金、結局どうなった?どうなる? 過去の答え合わせと10月1日からの未来予測

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「同一労働同一賃金」って、前にも聞かなかった?
今回の話、実は非正規で働く人だけの問題でもない。

ちょっと思いついただけでもこんなにある。
「派遣社員と正社員」
「新卒社員と既存社員」
「新人アルバイトとベテランパート」
同じような仕事をしているのに待遇が違うという話は、いろんなところにある。

僕は派遣で働いていたので、この言葉には引っかかるものがある。
所詮ガス抜き程度にしかならなさそう…ってね。

先ずは振り返りから

2018年に働き方改革関連法が成立。

派遣労働者については2020年4月から、新しい「同一労働同一賃金」の仕組みが始まった。

当時、実際に変わったと感じたものの一つが交通費だった。

それまで交通費が時給に含まれている派遣案件が殆どだったけれど、制度変更後は交通費が別途支給される案件を普通に見るようになった。

なので、まったく何も変わらなかったわけではない。

ただ、「同一労働同一賃金」という名前から想像していたものとは、ちょっと違った。

同じ仕事なら同じ給料……ではなかった

普通にこの言葉を聞いたら、同じ会社で同じ仕事をしている正社員がこれだけ貰っている。
ならば派遣社員にも同じくらい支給される。
そんな制度を想像しないだろうか。

ところが派遣の場合、実際には二つの方式がある。

一つは、派遣先の通常の労働者と比較する「派遣先均等・均衡方式」。
もう一つが「労使協定方式」。

こちらでは、同じ地域で同種の仕事をしている一般労働者の平均的な賃金などを基準として、派遣労働者の賃金を決める。

つまり、隣で同じ仕事をしている派遣先の正社員と、必ず同じ賃金になる制度ではなかった。

当時の僕としては、「それで同一労働同一賃金って言うの?」と、ちょっと引っかかった記憶がある。
そこで今回は少し変わったことをやってみる。

まず、2018年当時のホロスコープを今になって見てみる。
実際に何が起きたのかは、もう分かっている。

ならば、当時の星は、その後に起きたことをどこまで表していたのか。
先に答え合わせをしてみよう。

そのうえで、2026年10月1日から変わる「同一労働同一賃金」は、今度こそどうなるのか。
未来を予測してみる。

なお、ここから先は占星術による予測。
未来を保証するものではありません。後から検証できるように、今回も予測内容を残しておきます。

2018年を答え合わせしてみる

2018年6月29日。働き方改革関連法が成立した日のホロスコープを見ると、かなり目立つ星がある。

火星。インド占星術では、この日の火星は非常に力を発揮しやすい場所にいた。

難しい専門用語を抜きにすると、「制度を作る」「ルールを決める」「実際に動かす」という力が非常に強い。

実際、この法律によって日本の雇用制度はかなり大きく変わった。
同一労働同一賃金だけではなく、時間外労働の上限規制なども含まれる大きな改革だった。

派遣労働者についても、2020年4月から新しい待遇決定の仕組みが始まった。

つまり、「制度を大きく動かす」という部分については、当時の星と実際に起きたことはかなり一致しているように見える。
では、労働者の給料は一気に正社員へ近づいたのか。

ここは違った。交通費など、実際に改善した部分はあった。

しかし、「同じ職場で同じ仕事をしているなら、正社員と同じ賃金」というところまでは進まなかった。

制度は大きく作られた。
でも、賃金格差そのものを一気になくすところまでは行かなかった。

2018年のホロスコープを今になって振り返ると、「待遇格差を完全になくす」よりも「まず制度を作って動かす」という星の強さだったように見える。

では、2026年はどうだろう。

2026年10月1日、同一労働同一賃金が再び変わる

2026年10月1日から、同一労働同一賃金に関するルールが改正される。

今回、新しく考え方が明確になるものには、賞与・退職手当・家族手当・住宅手当・福利厚生・病気休職・夏季冬季休暇などがある。
さらに、待遇の違いについて会社へ説明を求めることができる旨の明示も必要になる。

派遣労働者についても、「待遇の相違の内容及び理由等について説明を求めることができる」ことを明示する仕組みが加わる。

では、今度こそ雇用形態の違いから生じている待遇格差は縮まるのか?
2026年10月1日のホロスコープを見てみた。すると、2018年とはかなり違う。

2018年と2026年では、星の性質が違う

2018年に強かった火星は、2026年10月1日には逆に力を発揮しづらい場所にいる。その代わり、非常に強いのが木星と金星。

かなり大雑把に説明すると、木星は保護や改善、制度が人を助ける方向。金星はお金だけではなく、受け取る利益や待遇、生活の快適さなどにも関係する。そして今回、この二つがかなり強い。

2018年は「制度を作る力」が強かった。
それに対して2026年は、「実際に受け取る待遇を良くする」方向が強い。

星の性質が変わっている。
ただし、気になるところもある。
制度を現場で実行する力を見ると、あまり強くない。

なので僕は、2026年10月1日から突然、非正規社員の給料が正社員と同じ水準へ近づいていくとは読まない。

むしろ今回の未来予測はこうなる。

僕の未来予測


雇用形態による待遇格差は、今後縮小する方向へ進む。
ただし、基本給から一気に縮まる可能性は低い。

先に変わりやすいのは、賞与・各種手当・福利厚生・休暇・評価方法・待遇についての説明など。

つまり、「給料を同じにする」より先に、「給料以外も含めた待遇の差を小さくする」方向へ進むと予測する。

これは今回の制度改正の内容ともかなり重なる。
もちろん、制度内容を見てから星を都合よく解釈しただけでは面白くない。

そこで別に、「今回の改正によって、実際に待遇格差は縮小するのか?」という質問でもホロスコープを作った。

こちらでも、改善する方向そのものは強い。

ところが、お金そのものについては少し複雑な星が出た。
一方、待遇や実際に得られる利益に関係する部分は強い。

ここでも、「基本給が一気に同じになる」より「周辺待遇から格差が縮小する」という読みになった。
そして、ここで最初の話に戻る。

今起きている待遇差は、正社員と非正規社員の間だけではない。

人材を確保するために新卒の初任給を大きく引き上げた結果、既存社員との給与差がほとんどなくなったり、場合によっては逆転したりする問題も出ている。

アルバイトやパートでも似たような話がある。
学生アルバイトが集まらないため募集時給を上げた結果、同じ仕事を以前からしているパートより、新しく入った学生の方が時給が高くなる。

もちろん、これらは法律上の「同一労働同一賃金」とは別の問題。

ただ、働く側からすれば、「同じ仕事をしているのに、なぜ後から入った人の方が高いの?」という疑問が出るのは同じだ。

人手不足だから新しく採用する人の給料だけを上げる。
これを続ければ、今度は以前から働いている人との間に別の待遇格差が生まれる。
だから今後は、非正規社員の待遇だけではなく、会社全体の賃金体系をどう調整するのかも問題になってくると思う。

これは今回の占断から直接出した予測ではないけれど、数年後に答え合わせするときには一緒に見てみたい。

ただし、企業によってかなり差が出そう

もう一つ予測しておきたい。

今回の改正後も、企業によって対応にはかなり差が出る。
制度を現場へ落とし込む部分が弱いからだ。

積極的に待遇を改善する企業がある一方、「ここまでは対応しなければならないけれど、ここから先はやらない」という企業も出てくると思う。

なので、制度が変わった=全員の待遇が同じように改善するとは予測しない。

特に派遣の場合は、現在も「派遣先均等・均衡方式」と「労使協定方式」がある。
今回の改正によって、派遣先の正社員と自動的に同じ給料になるわけではない。
ここは2018年から続いている部分でもある。

本当の答え合わせは数年後

そして、この改正は2026年10月1日だけ見ても評価できないと思う。

僕の予測では、2027年頃から制度の運用や説明、評価方法などが具体化していく。

さらに、2028年から2029年頃にかけて、実際の待遇改善として結果が見えやすくなる可能性がある。

なので、この予測は少し長めに追いかけたい。

もし今回の占断が当たっているなら、2028年から2029年頃までに、基本給だけではなく、賞与・手当・福利厚生などを含めた非正規労働者の待遇改善が何らかの形で確認できるはず。

反対に、制度の説明だけ増えて実際の待遇がほとんど変わらなかったら、今回の予測は外れ。

そして、正社員と非正規の基本給そのものが急速に同じ水準へ近づいた場合も、今回の読みとは違ったことになる。

ここまで書いておけば、後から答え合わせできる。

「同一労働同一賃金」は今度こそ名前通りになるのか

2018年を振り返ると、制度は確かに変わった。派遣で働いていた僕自身も、交通費など変化を感じた部分はある。

でも、「同じ仕事なら同じ給料」という言葉から普通に想像するところまでは進まなかった。

2026年10月1日から、その続きをやることになる。今回の星を見る限り、前回より「実際の待遇改善」へ向かう力は強い。

ただし、一気に賃金格差をなくすほど単純でもない。

だから今回の結論は、同一労働同一賃金は一歩前へ進む。
でも、名前通りの「同じ仕事なら同じ給料」へ到達するのは、まだ先。

まずは明日、2026年10月1日から。

数年後、本当にこの通りになったのか。
また答え合わせしてみよう、覚えてたら。

じゃあ、自分はどう働けばいい?

制度が変わっても、すべての会社が同じように変わるわけではない。
今の職場で続けた方がいい人もいれば、環境を変えた方が力を発揮しやすい人もいる。

正社員が向いているのか。派遣やフリーランスのような働き方が合うのか。どんな仕事なら能力を活かしやすいのか。そもそも仕事に何を求める人なのか。

こういうところは、生まれ持った性質によって結構違う。

基本鑑定では仕事だけを見るわけではないけれど、仕事の適性や働き方、能力を活かしやすい方向も一緒に見ています。

「今の仕事がなんとなく合わない」
「転職するほどなのかは分からないけれど、このままでいいのか気になる」

そんなときは、自分自身のホロスコープから一度整理してみるのも面白いと思う。



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