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こんにちは。ビジネスのスピードを加速させるデザイナー、HasiGoのタカハシです。
「新しいキャンペーンのページを作りたいけど、デザイナーさんに何をどう伝えたらいいのか……」
美容サロンを経営されている方から、こうしたご相談をよくいただきます。施術の腕には自信がある。お客様の要望は的確に引き出せる。でも、いざ自分が「発注する側」になると、途端に言葉が出てこない──。そんな経験はありませんか?
この記事では、LP(ランディングページ)をデザイナーに依頼するとき、「お任せします」と言ってしまう前に準備しておくべき3つのポイントをお伝えします。難しいことは一切ありません。サロンワークの合間にメモできるレベルの内容です。
「お任せします」がうまくいかない、たった1つの理由
LP、つまり「ランディングページ」とは、キャンペーンや新メニューに特化した1枚完結型のWebページのことです。SNS広告やホットペッパーのリンク先として使い、予約や問い合わせといった具体的なアクションへお客様を導く役割を持っています。
さて、デザイナーに「お任せします」と伝えたとき、何が起きるか。
実は、デザイナー側は困っています。なぜなら、「お任せ」の裏には、ご本人も気づいていない暗黙のイメージが必ずあるからです。「なんでもいい」と言いつつ、仕上がりを見て「なんか違う……」と感じてしまう。これは発注者の方が悪いのではなく、ただ言語化の手順を知らないだけです。
美容師さんならピンとくるはず
お客様が「お任せで」と言ったとき、本当に何でもいいわけではないですよね。長さ、雰囲気、普段のスタイリングのしやすさ……カウンセリングで引き出してはじめて、お客様が「これこれ!」と思える仕上がりになる。LP発注もまったく同じ構造です。
つまり、必要なのは「デザインの知識」ではなく、自分のビジネスについて、いくつかの質問に答えておくこと。それだけで、やり取りのスピードも仕上がりの満足度も大きく変わります。
発注前に準備する「3つのメモ」
デザインの知識は不要です。以下の3つを、箇条書きメモ程度でまとめておくだけで十分です。
メモ① 「誰に来てほしいか」を1人だけ決める
ターゲットを絞りましょう。たとえば「30代の働くママで、平日昼間にリフレッシュしたい人」のように、たった1人の理想のお客様を思い浮かべてください。
「みんなに来てほしい」と思うのは自然なことです。でも、みんなに向けたメッセージは、結果として誰にも刺さりません。美容サロンのカウンセリングでも、目の前のお客様一人ひとりに向き合うからこそ最高の提案ができるはず。LPも同じです。
具体例:
× 「20〜50代の女性全般」
○ 「産後の抜け毛が気になり始めた30代後半のワーキングマザー。平日の昼休みにサッと寄れるサロンを探している」
メモ② 「このLPで何をしてほしいか」を1つだけ決める
予約なのか、LINE登録なのか、電話なのか。お客様にとってほしい行動を1つだけ明確にしてください。
LPは「1ページ1ゴール」が鉄則です。あれもこれもと盛り込むと、結局どのボタンも押されないまま離脱されてしまいます。
サロンでよくあるゴール設定:
・初回限定クーポンでのホットペッパー予約
・LINE公式アカウントへの友だち追加
・キャンペーン専用の予約フォームへの誘導
メモ③ 「好きな雰囲気」と「これだけは嫌」を集める
デザインの専門用語は知らなくて構いません。InstagramやPinterestで「この雰囲気が好き」「これは自分のサロンっぽくない」と感じる画像を3〜5枚スクリーンショットで保存するだけで十分です。
デザイナーにとって、この「好き嫌いの実例」は、言葉よりも何倍も正確な情報です。
集めるときのコツ:
・同業(美容サロン)に限定しなくてOK。カフェ、アパレル、ホテルなど「空気感が近い」と思ったものを集める
・色味、フォントの雰囲気、写真のトーンなど、何が好きか一言添えるとさらに伝わりやすい
・「これは絶対嫌」も同じくらい大事。NG例があると、デザイナーは大きく外すリスクを減らせる
準備が整えば、あとはプロの「段取り力」で進む
ここまで読んで、「たった3つのメモでいいの?」と思われたかもしれません。はい、それで十分です。
なぜなら、残りはデザイナー側の仕事だからです。ヒアリングで深掘りし、構成案を提案し、お客様の確認ポイントを絞って効率よくフィードバックをもらう。この段取りの良さが、プロのデザイナーに依頼する最大のメリットです。
HasiGoの場合、ヒアリング後の流れはシンプルです。
まず、いただいたメモをもとにオンラインで30分ほどお話しし、方向性を確定します。次に、ページの骨組み(ワイヤーフレームと呼ばれる設計図)をお見せして、構成に納得いただいてからデザインに着手。確認いただくポイントも「テキストの内容」と「全体の方向性」の2点に絞るので、サロンワークの合間でもスムーズに進められます。
実はここが一番伝えたいこと:
「素材や情報がしっかり揃ったお客様ほど、制作はびっくりするほど早く進みます。」逆に言えば、今回ご紹介した3つのメモが揃っていれば、あなたのキャンペーンLPは思った以上にスピーディーに形になります。
さらに、LPのデザインをベースにチラシやショップカードなど印刷物と統一すれば、お客様がオンラインでもオフラインでも同じブランドイメージに触れることになり、サロンの信頼感がぐっと高まります。発注先を一つにまとめることで、やり取りの手間もコストも抑えられる。これが、リアルとWebを一気通貫で対応できるデザイナーに頼む最大の利点です。
最後に ── 「伝えられない」は、もう終わりにしましょう
「デザインのことはよくわからないから……」と遠慮する必要はありません。
あなたが毎日お客様と向き合う中で培ってきた「こんなサロンにしたい」という想いこそが、LPの最大の素材です。その想いを、3つのメモに落としておくだけで、デザイナーとの会話は驚くほどスムーズになります。
次のキャンペーンや新メニューの告知で「今度こそ納得のいくページを作りたい」と思ったら、まずはお気軽にサービスページをご覧ください。準備が整っていなくても大丈夫です。一緒に整理するところから、お手伝いします。
「もう準備はできている!」という方へ:
素材が揃った状態からの具体的な制作の流れと、スピード感を知りたい方はこちらをどうぞ。