今回は、造作部材の「幅木」について取り上げます。
幅木(はばき)って何?と思う方もいると思いますが、
幅木とは、壁と床の境目に取り付ける部材のことをいいます。
通常、幅は3〜10cm程度で、壁と床の隙間を隠し、見た目を整える役割を果
たします。また、掃除の際に掃除機の先がぶつかって壁が壊れるのを防ぐ役割
もあります。
この幅木ですが、実は、デザイン的にも重要なんです。
ご自宅の幅木を見て頂くと床や建具の色に近いものを使用しているか、壁のク
ロスに同調させて白色になっているかと思います。昔は、ほとんど床、建具の
色に合わせる事が主流でした。近年、ちょっとデザインにこだわった家では、
白を使用することも多く見受けられるようになりました。
幅木の色を白色に変えるだけで、かなりシャープな印象、洗練された印象、モ
ダンな印象を与えてくれます。
メーカーショールーム等では、フローリング、建具、幅木などの各部材カラー
を選択した時のイメージ画像を作成してくれますので、体験してみて下さい。
カラー以外に、掃除が好きな?お客様から幅木の上や溝に埃が溜まるので解消
出来ないかという要望を伺ったことがありました。木製の幅木の厚みはどこの
メーカーでも大体7mmあるのですが、以外とここの7mmに埃が溜まるので
す。(お客様からの要望を聞いてから意識するようになって、以外と埃が溜ま
ることに気がつきました。笑)
幅木にはいくつかの種類があります。例えば、木製の幅木や、柔軟性のあるソ
フト幅木(ビニール製)などがあります。木製の幅木はしっかりとした厚み
(約7mm)があり、自然な木目を見せることもできます。一方、ソフト幅木
は薄くて曲げやすく、樹脂製なので水に強いです。なので通常は、トイレや洗
面室などの水廻りに使用する事が多いです。カラーデザインも石目調や木目調
のものもあります。ソフト巾木には、厚みがほとんどありませんので、先程の
埃がたまらない要望をされた方にソフト巾木を提案させて頂きました。
PS
新しい家具(本棚)を購入したとして、壁にぴったりくっつけようとした時に、壁と家具(本棚)の間に隙間ができた経験をしたことはありませんか?
その隙間、幅木の厚み分の隙間なんです。ちょっと値段のはった家具であれば、幅木分セットバックされていたりします。地震対策用固定金具を取付ける際、隙間無く固定することが出来るようになります。