昨年、父が脳出血で倒れて半年が経ちました。
私にとっては突然のことだったけれど、母によると兆候は度々あったそうです。
「ふらっとして倒れそうだった」
「気を失いそうだった」ということが、数回あったそう。
上咽頭がんから2年経ち、
放射線治療と抗がん剤の影響でずっと体の不調を訴えていました。
上咽頭がんでの入院生活で、ホメオパシーのレメディを持ち込んでもらい、
放射線治療と抗がん剤の副作用の影響をかなり遅らせることはできましたが、
コロナの関係もあり、お見舞いに行くこともできず、
やはり完全に管理することはできませんでした。
検査での癌の再発はありませんでしたが、特に放射線治療の影響は強く、
味覚も完全には戻らなかったようです。
そうであったにもかかわらず、ただ検査と薬の服用でやり過ごしていたのです。
上咽頭がんになる前は、出かけては写真を撮ることが趣味だったのですが、
癌闘病後は、そんな元気な父の姿はひっそりと影を潜めました。
ホメオパシーを勧めましたが、それも受け入れず、父が食べたいものは明らかに健康に良くないものばかり。。。
癌になったら、食事療法と運動療法は必須なのに。
何を信じるかは自由ですが、今考えると、自分の健康を守るのは、
自分のためでもありますが、周りにいる家族のためでもあるんだなと感じます。
父が倒れてからというもの、母は、病院の手続き、介護保険の申請、手続き、
確定申告など、その他もろもろ走りっぱなしでした。
今までの書類関係はすべて父がやっていたらしく、初めての母は全く分からずでした。
そのため、書類作成に深夜までかかって、昼夜逆転の日々。
夜もなかなか眠れない日が続いたようです。
私が見ても明らかに弱っている母。
こちらも最善のサポートはしていますが、
私も家庭がある身で毎日傍にいてあげれることもできず。
そんな時、思いついたレメディ。
Cocculusコキュラス ツヅラフジのレメディです。
このレメディは、介護や看護疲れで不眠になる人に使用できるレメディです。
家族や友人の健康が心配で眠れなくなり、
献身的に介護看護するも、自分の健康は顧みず、めまいを起こしてしまいます。
このめまいから乗り物酔いにも使えるレメディでもあります。
匂いや音にも敏感になって、恐怖や怒り、悲しみを抱えているけれど、
身体は力が入らずに麻痺症状や空虚な感情も抱きます。
母は、まさにこCocculusコキュラスのような感じで、
父が倒れてからというもの、ろくな食事もとらず、
まともに眠ることもできずにいました。
自分の身体を管理できなかった父への怒りも持ちつつ、
しかし、今後の人生を穏やかに過ごしてほしいという気持ち、
今後どうなるんだろうという不安、様々な感情が駆け巡っていたように思います。
Cocculusコキュラスを取ってもらって、翌日。
「あのレメディ、もう一つ取ってもいいかな?
あのレメディ取ったから昨日はぐっすり眠れたわ」と。
レメディを本人が取りたいと思うことが、身体がレメディを欲している証拠でもあるので、また一粒取ってもらいました。
数日経って、母とお見舞いに行った帰り、
以前はあんなに不安、父への怒りの愚痴をこぼしていたのに、
「こんなに慣れないことをやってるから、私は脳が活性化してると思う」と、
ポジティブな意見も聞けました(笑)
介護看護をしていると、自分の健康は二の次になって、
いざその介護看護が終わると大きな病気になる方が多いように思います。
母にできるだけ健康を保ってもらうことが、今の私の役目かなと感じています。