What time is it now?
あなたなら、どうカタカナで表すだろう?
実際の発音を聞かず、単語ごとに書き表そうとすると
人によって多少違いはあれど「ワットタイムイズイットナウ」あたりではなかろうか。
昔、空耳で「堀った芋いじるな!」という面白いのがあったが、そんなのホントに通じるのか!と思ってしまう。ある検証によると、通じないこともあるが「ワットタイムイズイットナウ」より通じるらしい。
空耳の「堀った芋いじるな!」は通じるのか半信半疑だったが、
不思議なことに、検証でそれより通じなかった「ワットタイムイズイットナウ」が通じるのかと取り立てて半信半疑になったことはなかった。
この事実は結構ショックだ。
冷静に考えれば、より本来の発音に近いのは、もちろん空耳の「堀った芋いじるな!」だろう。それでも直感的にはどこかで「ワットタイムイズイットナウ」の方が「What time is it now?」を”忠実に”表しているように思えてしまう自分がいる。
原因を考えてみると、学校での文字ベースの英語教育から無意識に文字に高い信頼性を感じてしまっているのかもしれない。
どれだけ文法や単語を知識として習得して英語を喋っても、日本語の口(=カタカナ発音)で喋っていては、実際に喋っているのは、ただの訳のわからない”日本語”ということになる。
たとえ空耳関係なくカタカナを駆使して「堀った芋いじるな!」よりも発音に忠実な表記をしたとしても、カタカナで表記できるものである限り、それはどこまでいっても結局全て日本語の音だ。
真に外国語の発音を習得するためには、その言語の発音の方法や特徴を知り、口の形、舌の位置、喉の使い方、イントネーションなどの発声方法を意識的に変えて再現する必要がある。
掘った芋はいじらなくていいが、口はちょっといじった方がいいかもしれない。