挑戦できない理由は、未来にはない

挑戦できない理由は、未来にはない

記事
コラム
「やろうと思っているのに、動けない。」

そんな経験は、
誰にでもあるのではないでしょうか。

頭では、
「やってみればいい」
「動いてみればいい」
と分かっている。

それなのに、体が動かない。

そんなとき私たちは、

「失敗したらどうしよう」
「また傷つくかもしれない」

と、未来のことを考えています。

でも、
その「不安」や「怖さ」の正体は、
本当に未来の話なのでしょうか。

未来は、まだ何も起きていません。

成功も、失敗も。
誰かに否定されることも、
笑われることも。

まだ何ひとつ、
現実には起きていないのです。

それなのに私たちは、
その未来を怖がることができます。

よく考えてみると、
それは少し不思議なことです。

では、その不安や恐れは、
いったいどこから生まれているのでしょう。

私は、
未来を見ているようでいて、
実は過去を見ているのではないか、
と感じます。

以前、思い切って挑戦したけれど、
うまくいかなかったこと。

勇気を出したのに、
受け入れてもらえなかったこと。

誰かの何気ない一言に、
深く傷ついたこと。

そうした記憶や経験が、
まだ何も起きていない未来に対して、
まるで現実のように感じる。

つまり、
未来そのものを恐れているのではなく、

「あの痛みや苦しみを、また味わうかもしれない」

という記憶に反応しているのかもしれません。

だから、

動けないことは、意志が弱いからでも、
怠けているからでもないのだと思います。

これまで一生懸命に生きてきて、
挑戦して、
失敗して、
傷ついて。

そんな経験があったからこそ、

心は、「もう同じ思いはしたくない」と身構えてしまう。

そう考えると、
行動を止めているのは、
弱さではなく、
自分を守ろうとする、
とても自然な働きなのかもしれません。

人は、
「過去」「現在」「未来」を
きれいに切り分けて生きているわけではないのでしょう。

過去の記憶は、現在の感じ方を変え、
その現在が、未来の見え方まで変えてしまう。

そんなふうに、
記憶と一緒に時間を生きている存在なのだと感じます。

だから、
挑戦できない理由は、
未来にはないのかもしれません。

これは、
過去を忘れよう、という話ではありません。
傷を乗り越えよう、という話でもありません。

「未来が怖い。」

そう感じたとき、その不安や恐れは、
未来からやって来たものではなく、
過去から届いているものなのかもしれない。

そう考えると、
動けない自分のことも、
少しだけ違って見えてくる。

そんな気がするのです。

次の一歩が不安なあなたにおすすめのサービスは、こちら。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す