答えが出ないのは、どちらも間違っていないから

答えが出ないのは、どちらも間違っていないから

記事
コラム
「決められない。」

そんな自分が嫌になることがあります。

転職したい。
でも、 今の会社にも恩がある。

新しいことを始めたい。
でも、 失敗するのが怖い。

もう終わりにしたい。
でも、 嫌いになったわけではない。

前に進みたい気持ちと、
今のままでいたい気持ち。

その間で揺れ続けて、
「私、優柔不断なんです…。」

そう話す人は少なくありません。

でも、 本当にそうなのでしょうか。

私たちは、

どちらか一方を選ばなければならない。
早く決めなければならない。

そんなふうに思いがちです。

だから、
前に進みたい自分こそが
「正しい」という前提で、
怖がっている自分を責めてしまう。

あるいは、
今のままでいたい自分を守ろうとして、
変わりたい気持ちに蓋をしてしまう。

けれど、
どちらが「正しい」あるいは「間違っている」とは、
限らないのです。

変わりたいと思うのは、
今よりもっと、
自分らしく生きたいから。
自分の可能性を信じているから。

一方で、
変わるのが怖いのは、
今まで積み上げてきたものを、
ちゃんと大切にしているから。

失敗したくない。
傷つきたくない。
大切な人や場所を、 失いたくない。

それもまた、
あなたが真剣に生きてきた証
なのだと思います。

だから、
答えが出ないのは、
意志が弱いからでも、
覚悟が足りないからでもありません。

もしかすると、
どちらの自分も、
同じくらい大切だと感じているから、
ではないでしょうか。

占い鑑定の中で、
「どちらを選べば正解ですか?」
と聞かれることがあります。

でも私は、
正解を探すことよりも、
まずは、
「なぜ、 その二つで揺れているのか。」
一緒に見ていきたいと思っています。

変わりたい自分。
変わるのが怖い自分。

どちらも、
必要だから生まれた気持ちです。

だから、
どちらかを消そうとしなくていい。
どちらかを否定しなくていい。

まずは、
「私は今、 二つの気持ちの間で揺れているんだな。」
そう認めてあげる。

すると、
すぐに答えは出なくても、
少しずつ、
自分が本当に望んでいる方向
見えてくることがあります。

人生における判断は、
白か黒かの二択とは限りません。

進むか、 留まるか。
続けるか、 辞めるか。
好きか、 嫌いか。

そんな二択に見えていても、
実際には、
ゆっくり進む道も、
少し休む道も、
距離感を調整して様子を見る道もあります。

だから、
もし今、
答えが出なくて苦しいのなら、
焦って決めなくてもいいのかもしれません。

答えが出ないのは、
どちらも間違っていないから。

そして、
どちらの自分も、
あなた自身だから。

その葛藤ごと、
大切にしながら、
少しずつ進んでいければ、
それで十分なのだと思います。

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