子どもがいても満たされない理由
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子どもがなかなか授からないと、
「子どもさえできたら…」
そう思う気持ちが、
どうしても強くなります。
毎日そればかり考えてしまったり、
周りの何気ない一言に傷ついたり。
それだけ真剣で、
一生懸命だからこそなんですよね。
以前、子どもが4人いる同じ職場の方が
こんなことを話してくれたんです。
家事に追われながらふと、
朝はバタバタと子どもたちを送り出し、
夜は疲れきって、
ちゃんと話を聞いてあげる余裕もない。
「毎日こなすだけで精一杯でね」
そう前置きしたあと、少し間をおいて、
「正直、一人だけを、
ちゃんと大事に育てればよかった」
愛していないわけじゃない。
後悔しているわけでもない。
ただ、
「足りなかった時間」
「子ども一人ひとりに向き合えなかった」
と感じたのかもしれません。
不思議に感じますよね。
でもこれ、
実は身近なところでも起きています。
たとえばお金。
「お金があれば幸せ」
そう思っていたのに、実際に余裕ができても
なぜか心が落ち着かない人は
少なくありません。
子どもも、お金も、
手に入れた瞬間は確かに嬉しい。
でも、
満たされるかどうかは
「何を持っているか」より
「何に目を向けているか」
だったりします。
だから妊活の時間は、
子どもを待つ時間であると同時に、
今すでにあるものを見つける練習の時間
なのかもしれません。
たとえば夫。
・今日はちゃんと話を聞いてくれた
・仕事で疲れているのに、
黙って家のことをしてくれた
・何気ない一言に、少しほっとした
特別なことじゃなくても、
「あ、もうここにあるな」
そう気づける瞬間は、意外と身近にあります。
子どもができたら幸せ。
できなかったら不幸。
そんな単純な話じゃない。
今ある関係や温度を感じられる
自分でいること。
それが、どんな未来が訪れても、
その幸せを受け取れる土台に
なっていくのだと思います。