キャリアコンサルタントになるには

キャリアコンサルタントになるには

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コラム
脱公務員キャリアコンサルタントのしーもです。

前回の記事でご紹介した「キャリアコンサルタント」について、資格取得までのステップをご紹介したいと思います。

■キャリアコンサルタントは国家資格です
キャリアコンサルタントは、2016年に誕生した厚生労働省認定の国家資格です。

労働者の職業選択・職業能力の開発・職業生活設計に関する相談に応じ、助言や指導を行う専門職として、法律(職業能力開発促進法)に定められています。

企業の人事部門や学校、ハローワーク、再就職支援機関、フリーランスなど、活躍の場は多岐にわたります。

■キャリアコンサルタントになるまでの流れ

資格取得までの大まかなステップは以下の通りです。

国家試験の受験資格を得る
キャリアコンサルタント試験(学科・論述・実技)を受験
登録手続きを行い、キャリアコンサルタントとして名乗れるようになる

■受験資格の要件

キャリアコンサルタント試験を受けるには、いずれかの要件を満たしている必要があります。

・厚生労働大臣認定の**「養成講習」**を修了した者
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の 経験を有する者

3年以上の実務経験者の場合は、養成講習を受講修了しなくても受験が可能ですが、多くの方は、まず「養成講習」を受講するルートを選びます。

■養成講習とは?

養成講習は、厚生労働大臣に認定された民間教育機関(日本マンパワー、リカレント、産業能率大学など)が実施しています。

受講時間:150時間

費用:およそ25万円~40万円程度(教育訓練給付制度の対象の場合もあり)

内容:キャリア理論、カウンセリング技法、倫理、法制度、実践的なロールプレイ演習など

座学+面接実習を組み合わせたカリキュラムで、対人支援の基本を実践的に学びます。

■国家試験の概要

試験は年に3回(3月、7月、11月)実施され、以下の3つの形式で構成されています。

学科試験(四肢択一マークシート式)
キャリア理論、法令、労働市場の知識など、基礎知識を問う筆記試験

問題数:50問
試験時間:100分

実技(論述)試験
相談者の事例記録を読み、適切な対応を記述式で解答

試験時間:50分

実技(面接)試験
ロールプレイ(受験者がキャリアコンサルタント役となり、模擬的にキャリアコンサルティングを行う)

口頭試問(自らのキャリアコンサルティングについて試験官からの質問に答える)

試験時間:20分(ロールプレイ15分、口頭試問5分)

※試験実施団体は現在、**日本キャリア開発協会(JCDA)とキャリアコンサルティング協議会(CC協議会)**の2団体があります。
どちらを選んでも国家資格の効力は同じですが、評価の観点や実技試験のスタイルにやや違いがあります。

■試験の難易度

合格率は約60%程度なので、そこまで難しい類の試験ではありません。
ただ、受験資格を得るための養成講習が150時間とかなりボリュームがあります。

各養成機関で講習が開催されていますが、だいたい三ヶ月程度はかかるスケジュールになっています。

週末コースや平日コース、オンラインコースなどスクールによって様々あります。

また、どこのスクールも試験の三ヶ月前くらいに講習が終わるようなスケジュールで設定されおり、養成講習後、試験までの期間は自習期間となっています。

この自習期間に学科試験の勉強や面接試験の練習を各自で行い、試験本番に臨むのが一般的です。

つまり、一定のカリキュラムに沿って各養成機関で講習を受けた受験者がその後、数ヶ月に及ぶ自主学習の期間を経て受験してもなお、60%程度の合格率に留まっているということは、数字で見るほどには簡単ではないという見方もできます。

この記事を書いているのが5月なので、今は次の7月試験に向けて各受験者が自主学習を頑張っている期間ということになります。

私も、学科試験や面接試験の対策講座を提供して受験者の方々のお手伝いをしています。

学科試験、面接試験に対してどのような準備対策をすればいいのかについては、また別の記事でご紹介しようと思います。


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