vol.15  新入りを迎えたお宅の犬さん

記事
コラム
「最近うちの犬が元気が無い・・・。様子がいつもと違う。食欲が無さそう。食べる量が減った」
「最近子犬を迎えた」
「家族に赤ちゃんがやってきた」

という内容で、飼い主さんからアニマルコミュニケーションの依頼を受けたことが何度かあります。
飼い主の方も「もしかしたら新入りに嫉妬してる・・・?」という気持ちを持って私に依頼をくださいます。

実際にアニマルコミュニケーションをしてみると、その通り、という結果がほとんどです。

当の犬さんたちとお話ししてみると、
『ママパパは、もう僕のことはどうでもいいみたい・・・』
『みんな忙しそうだから、私のことはいいよ・・・』
『みんな赤ちゃんを見てる。赤ちゃんの方が好きみたい・・・』
と、しょぼんとしていたり、落ち込んでいたり、いじけていたり、焼きもちを焼いています。

新入りさんが来るまで、家族の中で唯一の犬として飼われていた犬さんに起きやすい状況のように思います。
それまで一人っ子で、家族からの注目度100%だったのが、注目度が半分になってしまってショックを受け、すっかり自信を無くしてしまったり、それにより自尊心を傷つけられたと感じている犬さんもいます。
新入りが人間の赤ちゃんだとなおさらです。お母さんは24時間体制で赤ちゃんをケアしなければなりません。でも犬さんにはそれが分からず、「お母さんは自分のことなんかどうでもいいんだ・・」といじけてしまうケースが多いです。

そんな時のアニマルコミュニケーションでは、

「赤ちゃんが来たけれど、お母さんお父さんのあなたへの愛情は以前と全く変わっていないんだよ。あなたのことを大好きなままなんだよ。ただ、赤ちゃんはケアが必要だから、しばらくは赤ちゃんにかかる時間が長いと思う。でも、だんだんとその時間は減ってくるはずだよ。
お母さんお父さんは、あなたが元気を失くしてしまったと、ものすごく心配して私に依頼をしてきたんだよ。あなたが今感じている気持ちはちゃんとお母さんお父さんに伝える。だから、どうかちゃんとご飯を食べて、お散歩も楽しんで。あなたは今もお母さんお父さんにとってとても大切な存在だよ」

と犬さんたちにお話しします。

そして、飼い主さんには犬さんたちから聞いた気持ちをそのままお伝えし、なるべく犬さんにかまってもらうようお伝えします。赤ちゃんのお世話などでなかなか犬さんと遊ぶ時間が無いという時は、いつもより多く名前を呼んだり、目を合わせてお話ししたり、なるべく声をかけるようお伝えします。
すると、「以前のように戻りました!」、「元気が出てきたみたいです!」とフィードバックをいただくことがあります。

ちなみに、新入りにやきもちを焼くケースは猫さんでもよくご依頼を受けます。でも、人間の赤ちゃんが来たときにやきもちを焼くケースは、今のところ全部犬さんです。犬は自分の役割やポジションをより気にする動物だからなのでしょうか?とても興味深いです。

また、こういったケースでアニマルコミュニケーションの結果をお伝えすると、飼い主さんに「やきもちを焼くと思って、先住犬の方ばかりかわいがるようにしてたのですが・・」と言われます。私も当の動物さんたちとお話ししている時から、(飼い主さんはこの犬さんの方を優先して気を遣っているのだろうなあ)と感じますが、当の動物さんはそれが全く見えておらず、新入りへの嫉妬で頭の中がいっぱいになっていることが多いです。

人間でもそうですが、家族などの身近な存在からアドバイスをもらうよりも、第三者から言われる意見の方が素直に受け入れられることがありますよね(^^;
私が伝えると動物さんも『・・・そうなの?そうなのかあ!私愛されてた!』と実感してくださることが多い気がします。

そして、『私は愛されてる!』という自信を取り戻し、気持ちに余裕が出てきて、新入りさんと仲良くなるケースも報告を受けています。
お互いわかっているとは思っていても、「大好きだよ」「あなたは大切な存在だよ」と相手に伝えることはとても大切だと思いました。

動物さんへ伝えるとき、飼い主さんの言葉でも十分伝わると思いますが、いつもと違う状況で「ちょっと気持ちのすれ違いになってしまっているかも・・」という時は是非アニマルコミュニケーターにご依頼ください(^^)
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