皆さん、こんにちは!
ココナラでSharePointやPower Apps/Power Automateの利活用支援をさせていただいている、naoshi56と申します。
近年、テレビCMでよく目にする「キントーン(kintone)」などに代表されるノーコード・ローコード開発ツールの登場で、非ITエンジニアでも比較的簡単にアプリ開発や業務自動化ができるようになりました。
ただ、あまりにも「簡単にできる」「誰でもできる」と宣伝しすぎている影響でココナラでも「予算 3,000円、5,000円」でアプリや自動化フローの開発を依頼してくる方が増えております。
今回は、アプリや自動化フローの開発がどのような工程で行われるのかを解説させていただき、予算 3,000円、5,000円でできない理由をお伝えします。
■ 基本的な開発工程
以下はゼロからアプリや自動化フローを開発する場合の工程となります。
当然、実現したい内容や難易度、依頼者のイメージの確度などによって掛かる時間や費用は変わりますので詳細はお見積りします。
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①依頼者のやりたいこと・実現したいことをヒアリングして認識を合わせる
②開発実績がない要望の場合は費用をいただいて実現可否の確認検証を行う
③ヒアリング内容・実現可否をもとに実現案を費用とともに提案する
---ここで合意すれば次のステップに進む---
④開発・動作テスト(ローコード開発は開発とテストを同時並行可能です)
⑤納品・実装支援
⑥操作説明
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■ 依頼者が準備すべきこと
アプリや自動化フローの開発を成功させる為には、依頼する側がやりたいことや実現したいことをどれだけ具体的にイメージできているかに掛ってきます。
《準備すべき事項》
・なぜ、アプリやフローの開発が必要なのかを説明できる
・自動化したい処理や作業の流れ(フロー)を準備できている
・アプリの画面イメージを準備できている
・余裕があれば開発に使うツールの基礎知識を理解しておく
■ 開発者の役割
開発者の役割は、シンプルに言うと依頼者の要望を具現化することです。
具現化には依頼者のイメージが正確であればあるほど時間も費用も抑えることが可能であり、逆にイメージが曖昧であれば時間も費用も増えてしまいます。
また、開発者によって扱えるツールや得意なツールが異なり、経験値も異なることから要望を実現してくれる最適なエンジニアを見極めることが重要です。
■ 予算 5千円でアプリやフローの開発ができない理由(まとめ)
正社員の給料を時給換算すると「平均 2,000円程度」と言われています。
単純計算で5千円では「2.5時間」の稼働時間しか確保できず、先に記載した開発工程①~⑥を鑑みても、余程簡単なアプリやフローでない限り、5千円では開発ができないことがここまでの説明でご理解いただけるかと思います。
《誤った認識例》
・ココナラから依頼すれば安く開発してもらえると思っている
・ITエンジニアならすぐに、何でも作ってくれると思っている
ココナラは個人間でのスキル売買からスタートしたサービスなので、利用者の中には「個人間での依頼なので安く対応してもらえる」と勘違いしている人がいまだに多くいるように感じます。
サービス提供者にはフリーランスや副業など様々な立場の方がおりますが、いずれもビジネスとしてサービス提供しており、ボランティアではありません。
なので、依頼者の皆さまには正しい認識と良識ある予算提示をお願いします。