こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
先日 4月19日(現地時間)の中国メディアの報道によると、中国の とあるショッピングモールに【ペット自動販売機】が設置され、大きな波紋を呼んでいます。
●タワー型の「ペット自販機」、中には猫が…
報道によれば、自動販売機は3段の透明なボックスを重ねたタワー型の構造で、各段には1~2匹の猫が入れられています。
その外観は一見すると近未来的に見えるものの、多くの人々が衝撃を受けています。
QRコードをスキャンし、スマートフォンで決済を完了すると、自販機の扉が自動で開き、購入者はそのままペットを連れて帰れる仕組みになっているとのことです。
●問題視される管理体制と環境
しかし、この自販機には大きな問題が指摘されています。
特にペットショップの管理外の時間帯には、動物たちが無人の状態で放置され、水入れは ほぼ空で不衛生、排泄物もそのままになっているなど、劣悪な環境が報道されました。
●SNSに広がる怒りと批判の声
この報道を受けて、中国のSNSやインターネット上では非難の声が噴出しています。
・中が不衛生すぎる
・ドリンクを選ぶように猫を“購入”するなんて…
・換気の悪い狭い空間に閉じ込められた猫が哀れだ
といった声が多く寄せられ、社会的な関心が急速に高まっています。
●責任の所在は? 関係者は責任逃れの姿勢
問題が表面化する中で、ショッピングモール側は「この自販機は私たちが設置したものではなく、テナントの一店舗が独自に導入・管理している」とコメントし、責任を否定。
また、自販機のメーカーも「当社は機器を供給したのみで、管理責任は全面的にペットショップ側にある」としています。
●ペットショップ側の反論
一方で、ペットショップ関係者はこう主張しています。
「自販機にいる動物たちは、すべてワクチン接種と健康診断を終えた状態です。毎日、担当者が内部を清掃し、動物の健康状態を確認しています」
しかし、報道されている実態とは食い違っており、その主張の信憑性には疑問が残る状況です。
●命を商品として扱うことの是非
この一件は、ペットを“商品”として自販機で手軽に購入できる仕組みそのものへの問題提起でもあります。
命ある動物を、物のように「選んで買う」行為に疑問を抱く人は少なくありません。
ペット自販機のみならずペットショップで動物を買う行為にも同じことが言えます。
私たち一人ひとりが、「命ある動物とどう向き合うか」「どのような社会が本当に望ましいのか」を改めて考える必要があるのではないでしょうか。
動物に対して優しい社会は、人に対しても優しい社会になるはずです。