「離」の時代到来!日本回帰で日本復活!

「離」の時代到来!日本回帰で日本復活!

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前回のブログ(https://coconala.com/blogs/3394273/221887)で2024年からは風水的に「離」の時代に入りグローバル経済からブロック経済へと移行するという話をしたが、実際に生産拠点が海外から日本国内に戻る気運が高まっている。アイリスオーヤマの家電製品や京セラの半導体、スバルの電気自動車など複数の大企業が日本国内に工場を新しく立ち上げようとしている。

<ジャパンブランド消失の原因>
1985年のプラザ合意により1ドル200円台だった為替が一気に100円台になり、日本企業は生産拠点を中国などの当時労働力の安かったアジア諸国に移転させた。その後しばらくバブルがはじけるまでは高い生産性を上げ、日本は絶好調の景気に狂喜乱舞し産業の空洞化を危惧する声は少なく、そのままの方針で日本企業は延々と高い生産性を誇っていられると信じていた。
しかし日本の労働生産性は1995年をピークに各国と比べてランクを下げていき、気がつけば2022年は先進国38か国のうち23位にまで落ちている。
日本の生産性の低さは日本人の能力が低いせいだろうか?確かに、元大企業のサラリーマンを経験した者として、デジタル化の遅れや無駄な会議の多さは体感している。社内の多くのデータは各部署で分断されほとんど活かされることなく眠っている。無駄な会議のための準備にも多くの時間を費やした。データをもっと活用して無駄な会議の時間を減らせば、日本の生産性はどれほど上がることか!と思ったこともしばしば。それらは確かに日本の生産性の低さの原因だろう。しかし産業の空洞化も大きな一因であると思う。
人件費の安い国で製品を安く作って売れば、商品の競争力は上がるはず。しかし結果的に1995年以降、日本製品の競争力は少しずつ下がっていった。かつて日本製品は高い品質を誇り、ソニーやナショナルやTOYOTAやHONDAはブランドとしての付加価値を高く評価されていた。しかしながら近年ではかつてのブランド力は失われ、海外のメーカーに取って変わられた感が否めない。
多くの経済学者やエコノミスト達はその理由は日本の企業にイノベーションが起こらなかったからだと言っている。確かにGAFAMのような巨大IT企業は日本からは生まれず、自動車産業もEV化の流れに乗り遅れてしまった感がある。とはいえ、それがジャパンブランドの価値が消失した理由にはならない。日本の価値が失われたのは産業の空洞化によるものではないだろうか。

<日本回帰で真の力を発揮>
日本人の手によって生産された製品は大量生産の商品であっても質が高く、made in japan には今でも魅力を感じる人は多い。しかし、今の日本製品は最後の仕上げは日本で行っていたとしても、部品の大半を中国などのアジア諸国から仕入れている。もちろんそれらの国々の製品が一概に粗悪であるわけではない。日本企業よりはるかに優秀な企業は他のアジア諸国にもたくさんある。しかし、日本人の本質としてDNAに刻まれている「物づくり」の心は、理屈ではなく感性の部分で他国の優秀さを超える力があると思う。
私の偏見かもしれないが、日本人には他国の人にはない特殊な力が備わっていると思う。その力というのは、物質に魂を込める力だ。日本の神道には「八百万(やおよろず)の神」がある。山、木、岩などの自然のものだけでなく、箸、ハサミ、鏡などなど、あらゆる物に神様がいると考えられていて、箸供養やハサミ供養など、使い終わった物を大切に供養する習慣もある。
食事の時も「いただきます」とお米や肉に感謝してから食べる。英語ではキリスト様に感謝の祈りを捧げることはあっても、パンそのものに感謝はしていない。中国語にも「いただきます」の概念はない。日本人は物に魂を感じ、心から大切にするという他国に類をみない人種なのだ。たとえ大量生産の製品であっても、そんな日本人が作るものには少なからず魂が篭るのではないだろうか。
つまり私が言いたいのは「工場の日本回帰はこれまでの日本経済の低成長から抜け出す大きなきっかけになる。」ということだ。日本企業の工場が日本に戻り日本人の手で作られることになれば、意図した以上に製品の質はグッと上がり、日本製品のブランド力が再度上がって行くはずだ。

<想定以上の効果も>
また、海外の工場で日本人が企画した製品を作ってもらうことはとても難しく、明確で詳細な指示や厳しい生産管理や基本的な教育などの部分で大きなコストが発生していたはずだ。私もサラリーマン時代に中国メーカーに指示を出してサンプルを上げてもらったことがあるが、こちらの普通と思っている感覚や微妙なニュアンスが全く伝わらずとても苦労したことがある。工場が日本に戻れば、日本人同士なら細かなニュアンスも日本語でスムーズに伝えることができるし、生産管理に使うコストも減らすことができるはずだ。
現状では海外の人件費の高騰や燃料高による輸送費の高騰により、やむなく日本に工場を戻すという選択をする企業も多いようだが、生産拠点の日本回帰は思ってもみないほど前向きで大きな効果をもたらすだろう。もしかしたらそれは日本の経済力を回復させる唯一無二の道筋なのかもしれない。

<海外資本の工場も>
さらに、台湾の半導体メーカーのTSMCは熊本県に工場を建設中で、約1500人の雇用が産まれると言われていて、周辺の地域では不動産や金融などの業界がイチ早く活況を呈している。
かつて、1970年代はベビーブームで日本全体に活気があり、地方にも多くの人が住んでいた。今は幸か不幸か地方の過疎化が進んだ結果、広い土地を安く購入することができる。特に日本より物価の高い国からすれば、今の日本の地方の土地は驚きの安さかもしれない。海外資本に日本の土地が買われ、日本人が外国企業の工場でブルーカラーとして働くことをあまり良くないことと思う人も多いかもしれないが、今やブルーカラーであっても海外企業の給与水準は非常に高い。30年続く日本の低成長はそれほどにまで海外との差を生み出してしまった。日本のブラック企業で低賃金で長時間労働を強いられている日本の若者は喜んで転職するだろう。

これを日本の没落と嘆くか、希望の未来の幕開けと捉えるかは人それぞれだろうが、いずれにせよ日本の構造が変わる時代の転換点がやってきたことは間違いない。さあ、ゲームチェンジだ。
私個人としては2024年からの「離」の時代の到来にワクワク感が止まらない。
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