9万円のギターから始まった、わたしの音楽物語

記事
コラム
わたしの人生には、いつもギターと音楽がそばにありました。
今回は、わたしの青春と涙、そしてたくさんの笑顔が詰まった、ギターとの甘酸っぱい物語を書いてみようと思います。

はじめての相棒との出会い

高校生のわたしは、一人で震えながら楽器屋の扉を開けました。

ドキドキしながら店員さんに声をかけ、ギター雑誌から得た知識をもとに買うと決めていた、国産メーカーのコーナーへ向かいました。
壁一面に並んだギターたちは、わたしを歓迎してくれているかのように輝いていました。

お年玉と工場で働いたバイト代を握りしめ、胸を高鳴らせながら選んだのは、9万円の新品のアコースティックギター。
ちなみに、その後約30年を経て、わたしの大好きな海外のギタリストがその国産メーカーのギターを弾いているのをYouTubeで見た時は、めちゃくちゃ嬉しかったです。

今思えば、クールな店員さんも多い中で、わたしを担当してくれた店員さんはとても親切に接客してくれたのが本当にラッキーでした。
財布の中身は空っぽになったけれど、心は希望で満たされていました。

相棒を抱えて家に帰る道は、何かが始まる予感で胸がざわつき、足取りも自然と軽やかになりました。
あの時の胸の高鳴りは、今思い出してもじんわりと温かく、心がキュンとします♡

恋の不協和音

その後時が経ち、エレキギターを手に入れたわたしは、バンドを夢見てベースとドラムのメンバーを募集しました。
そして、連絡をしてきてくれたベーシストの彼と、すぐに意気投合しました。

初めて二人で入ったスタジオは、わたしたちだけの秘密基地でした。
リズムマシンに合わせて適当に弾いて歌っているだけでも、彼のずば抜けた面白さのおかげで、3時間が一瞬で過ぎていきました。
本当に楽しかったなぁ♡

ある時、当時流行っていたバンドの曲を演奏していると、部屋の外で聞いていた50歳くらいの店員さんが、「ドラムをやりたい」と言ってきてビビりまくりました。
もちろん、恐れ多くて丁寧にお断りした我々なのでした。

大晦日も長時間スタジオに入り、一緒に年越しをしたことも忘れられない思い出です。

楽しい日々の中で、わたしは彼に恋をしました。
彼の家に遊びに行った時に作ってくれたカレーライスの味は、今でも忘れられません。

スタジオの帰り道、立ち寄ったお店で夫婦に間違えられた時は、嬉しくて嬉しくて、どうしようもなく照れたのを覚えています。

でも、恋のリズムは難しくて、二人の関係はうまくいきませんでした。
当時のわたしは今よりも自己肯定感が低く、曲作りでネガティブなことばかり言っていたのが原因です。

その甘酸っぱい記憶は、今でも練習音源を聴くたびに胸を締め付けます。

下手すぎて、誰にも聞かせられないほど意味不明すぎる音源は、純粋に音楽を楽しむ若き二人のエネルギーが詰まっていて、時には思わず笑ってしまい癒やされる音源でもあります。
悩んだ時に聴くと、心がパッと明るくなります。

昔の思い出のものは捨ててスッキリしたい性格なのに、若い頃のいろんな思いが詰まったこの音源はどうしても捨てられず、パソコンとハードディスクに大切に保存されています。
たぶん、わたしには必要なものなので、無理に捨てなくていいのかな、なんて今は思っています。

夢中になったバンド活動

その後も、音楽への情熱は止まりませんでした。
いくつかのロックバンドを経験し、60年代ロックのコピーバンドではライブも経験しました。
仲間と笑い、曲に身を任せた時間は、何物にも代えがたい宝物です。

あの頃はめちゃくちゃな生活を送っていて、治らないと言われている病気にもなりましたが、それを含め今があるんだなぁとしみじみ思います。

今、ギターは一人で弾いていますが、心の中であの頃のリズムはまだ鳴り響いています♫🎶♫



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