コーチングにおける良い質問の作り方とは、「アソシエイト」と「ディソシエイト」を理解すること

コーチングにおける良い質問の作り方とは、「アソシエイト」と「ディソシエイト」を理解すること

記事
学び
「アソシエイト」と「ディソシエイト」について、
NLP(神経言語プログラミング)のコンセプトを
基に説明します。


アソシエイトは、問題や状況に深く関わり、
その中で感情や経験を強く感じる状態です。


これに対して、ディソシエイトは、
問題や状況から距離を置き、
客観的に物事を見つめる視点を持つ状態を指します。


この考え方はリフレーミング(視点を変える技術)
において非常に有用です。


リフレーミングを行う際、
アソシエイトの状態にいると、

その状況に感情的に囚われやすく、
冷静な判断が難しくなります。


しかし、ディソシエイトの状態に入ると、
感情的なバイアスから離れ、


広い視野で物事を観察でき、
質の高いリフレーミングが可能になります。

あなたが苦しい状況にいるときは、
「自分は今、問題の中に深く入り込みすぎているのか?」
「それとも、その状況から離れて客観的に見られているか?」
を自問自答するとよいでしょう。


もし問題の状況から離れられた場合、
努力せずとも自然にその状況の良い面が
見えてくることが多いです。


この視点を、
水槽の中で生まれ育った金魚の例で説明します。


金魚は自分がいる狭い水槽を世界のすべてだと思い込んでいます。
水槽の外に出たことがないため、

その外にどれほど広い世界があるかを知りません。


人間もまた、自分が作り出した狭い視野の中で生き、
そこが現実のすべてだと思い込んでしまうことがあります。


リフレーミングを行うには、
この狭い視野(=水槽)から出て、


世界が無限に広がっていることを認識する必要があります。


ディソシエイトするための具体的な方法は、
まず「世界は無限に広い」と心の中で
思うことから始まります。


その後、問題の状況から時間、立場、
そしてレベルの観点で遠ざかっていくのです。


この考え方を練習することで、
ディソシエイトをスムーズに行えるようになり、


リフレーミングの質が上がり、
問題の解決に役立つようになるでしょう。


コーチングの際に、

「人生の中で最も成長できた機会を3つ挙げる」
という質問を受けた際、


長い時間をかけて思い出した答えが、
意外にもワースト3に入るような辛い体験であったという
状況です。


このエピソードから学べるのは、
当時の「最悪」と思われた出来事が、


時間を経て振り返ったときには
成長の大きな糧となっていたことです。



この状況で使われている「時間を使ったディソシエイト」は、
特定の苦しい出来事に対して、


その時点の感情や主観に囚われるのではなく、
時間を経た後の視点から振り返ることで、


その出来事の意味や価値を再評価することを
可能にします。


時間を使うことによって、
当時はネガティブだった経験も、


後に成長のための大切なステップであったと
捉えることができるようになるのです。


具体的には、次のような手順で時間を
使ったディソシエイトを実践できます。


現在の視点を一旦脇に置く: 
現在抱えている感情や状況に深く入り込んでいると、
冷静な判断が難しくなります。


まず、その状況から距離を置き、
時間の流れを使って視点を変えましょう。


未来の視点から振り返る: 例えば、1年後、
5年後、あるいは10年後の自分がその出来事を
どう振り返るのかを考えてみます。


未来の自分は、今の自分よりも冷静で、
視野が広がっている可能性があります。


成長の機会として見る: 
最初はネガティブに捉えていた出来事でも、

時間が経てばその経験が自分をどのように成長させたか、
どんな学びを得たかが明確になることが
多いです。


リフレーミングの準備: 
時間を使ってディソシエイトした後、
リフレーミングを行う準備が整います。


苦しかった体験を「成長の機会」として
再解釈することで、
問題解決への新たな視点を得ることができます。


このプロセスを繰り返すことで、

ネガティブな感情や状況に囚われることなく
より冷静で建設的な思考ができるようになり、
リフレーミングの質も向上します。
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