米国債40兆ドル時代へ。ドル円158円台、これから狙うべき方向は?【8月20日相場解説】

米国債40兆ドル時代へ。ドル円158円台、これから狙うべき方向は?【8月20日相場解説】

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マネー・副業


こんにちは。

8月20日の相場を見ていきます。

昨日の金融市場は、かなり興味深い動きになりました。

米国株は上昇。

* S&P500:+16ポイント
* NASDAQ:+41ポイント

為替市場ではドル売りが優勢となり、ドル円は158円前半まで下落。

一方で、株式・ゴールド・ビットコインなどは買われ、全体としては**「ドル安+リスクオン」**という流れになりました。

今回のポイントは、単純なドル売りではありません。

背景にあるのは、

**「膨らみ続ける米国債務を、どう持続させるのか?」**

という非常に大きなテーマです。

米財務省の発表をきっかけに米金利低下


昨日、市場が注目した材料のひとつが米財務省の動きです。

長期・超長期国債に関する買い戻し枠の上限を拡大すると発表。

これを受けて長期金利が低下し、為替市場ではドル売りが進みました。

金利が低下すれば、ドルを保有する魅力も相対的に低下します。

そのため、

**米金利低下 → ドル売り**

という非常に分かりやすい反応になりました。

そして金利低下は株式市場にとって追い風になります。

結果として、

**株高・ゴールド高・ビットコイン高**

というリスク資産買いにつながっています。

米政府債務はついに40兆ドル規模へ


今回さらに注目したいのが、米連邦政府債務です。

債務残高はついに40兆ドルという巨大な水準に達しています。

約10年というスパンで見れば、かなり速いペースで膨張してきました。

ここで重要なのは、

「米国の借金が多いから、すぐに危ない」

という単純な話ではありません。

本当に重要なのは、

**この巨大な債務を、今後どれだけ低いコストで維持できるのか**

ということです。

国債金利が上昇すれば、それだけ利払い負担も膨らみます。

つまり米国にとって、

**金利を好き放題上昇させることが難しい時代**

になりつつあります。

今後の米国は「米国債を買ってもらう仕組み」が重要になる


今後の金融市場を見るうえでは、

「誰が米国債を買うのか?」

という視点が非常に重要になると考えています。

米国は基軸通貨であるドルを持っています。

世界中でドルが使われれば使われるほど、ドル資産や米国債に対する需要も生まれやすくなります。

その意味では、

* ドル決済の維持
* ステーブルコインの普及
* 米国債市場の安定
* 長期金利上昇の抑制
* FRBの金融政策

こうしたものは、バラバラに見るのではなく、

**「ドルと米国債のシステムをどう維持するか」**

という大きな視点から見ると、相場の流れが分かりやすくなります。

もちろん、すべてが米国債維持だけを目的として動いていると断定することはできません。

ただ、今後のマーケットでは「米国債の持続可能性」がこれまで以上に重要なテーマになる可能性があります。

ドル円は158円前半へ


ドル円は昨日、大きく下落しました。

158円前半まで下げ、そのまま安値圏で終了しています。

注目したいのが日足200日移動平均線です。

現在は158円30銭付近。

つまりドル円は、

**かなり重要な長期トレンドの分岐点**

まで戻ってきています。

ここを明確に下抜けてくれば、ドル円の上昇トレンドにも変化が出てくる可能性があります。

逆に200日線付近で再び買いが強くなるのであれば、まだ押し目買い勢力が残っていると判断できます。

今は非常に重要な価格帯です。

ドル円は「上がったら売る」を継続


現在の戦略としては変わりません。

ドル円については、

**大きく上昇したところを戻り売り**

で考えています。

現在の米国は、財政面から考えても長期金利の上昇を歓迎しにくい状況です。

金利上昇を抑える方向の政策が増えてくれば、ドルには徐々に上値の重さが出てくる可能性があります。

もちろん一直線にドル安になるわけではありません。

ドル円はボラティリティが高いため、160円方向へ急反発する場面も十分に考えられます。

だからこそ、

**安値を追いかけて売るのではなく、戻ったところを待つ。**

これが重要です。

ユーロドルは押し目買い


ユーロドルは1.1679付近まで上昇しました。

こちらも高値圏で終了しています。

日足200日移動平均線は1.1630付近。

200日線を上回っている状態が続くのであれば、中長期的にもドル安方向を意識しやすくなります。

ユーロドルについては、

**大きく下落したところを買う**

という戦略を継続します。

ドル円とユーロドル。

この2つを組み合わせて見ることで、現在の「ドルそのものの強弱」がかなり見えやすくなります。

今後は「金利」だけを見る相場ではなくなる


これから非常に重要になるのは、

単純に、

「米金利が上がったからドル買い」

「米金利が下がったからドル売り」

だけで判断しないことです。

そのさらに奥にある、

**なぜ米金利が動いているのか**

を見る必要があります。

米国債務は巨大化しています。

そのため今後は、

**金利を上げられる限界**

そのものが相場テーマになる可能性があります。

ここを理解しているかどうかで、長期的なドルの見方はかなり変わってくるでしょう。

本日の戦略


本日はシンプルです。

**ドル円**

158円前半は重要な200日線付近。

安値追いの売りは避け、大きく戻したところを売るスタンス。

**ユーロドル**

上昇トレンドを意識。

大きく下落する場面があれば押し目買いを狙います。

今後は米国債・米金利・ドルの関係をより意識して相場を見ていきたいところです。

「米国債をどう持続させるのか」

このテーマは、今後数年の為替市場を考えるうえで非常に重要になるかもしれません。

それでは本日も無理をせず、良いトレードをしていきましょう。

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