こんにちは。
8月19日、水曜日の為替相場を見ていきます。
現在のドル円は159円台を中心とした値動きが続いています。
一見すると高値圏を維持しており、まだまだ円安が進みそうにも見えますが、実際の相場はかなり動きが鈍くなっています。
今はまさに典型的な**「夏枯れ相場」**です。
短期的な上下だけを追いかけるよりも、8月末から9月にかけて何が起こるのかを考えておいたほうが重要な局面だと見ています。
今回は、
* 米国株の下落
* 原油高
* イラン情勢
* ドル円159円台
* FOMC議事要旨
* 9月の米経済指標
* 為替介入リスク
このあたりを中心に整理します。
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米国株は下落、為替市場はドル高
昨日の米国株は下落しました。
S&P500は53ポイント安、NASDAQは355ポイント安となっています。
一方、為替市場ではドルが比較的強い動きとなりました。
株安だからといって単純にドル円が下落するわけではなく、現在は原油価格や地政学リスク、日米金利差など複数の材料が絡み合っています。
そのため、株価だけを見てドル円の方向を判断するのは難しい環境です。
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イラン情勢の長期化懸念で原油は84ドル台
現在、相場を見るうえで無視できないのが中東情勢です。
トランプ大統領は、
「イランとの協議は行われていない。予定もない」
という趣旨の投稿をしています。
これにより、イランを巡る情勢が短期間で収束する期待はやや後退しています。
WTI原油価格も84ドル台で高止まりしており、地政学リスクを意識した相場が続いています。
原油価格が高止まりすると、インフレ懸念にもつながります。
つまり、
**原油高
↓
インフレ懸念
↓
米金利が下がりにくくなる
↓
ドルが支えられる**
という流れが意識されやすくなります。
今後もドル円を見るうえでは、原油価格の動向は要チェックです。
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ドル円は159.77円まで上昇
ドル円は昨日、一時159.77円付近まで上昇しました。
ただし、その後は買いが続かず、現在も159円台を中心とした値動きとなっています。
日足ベースで見ても小幅な上昇にとどまっており、明確に上方向へ走り出したわけではありません。
ここで重要なのは、
**「159円台だから強い」**
と単純に考えないことです。
レートそのものは高いのですが、1日の値幅は縮小しています。
つまり、
**価格は高いのに勢いがない。**
これが現在のドル円の特徴です。
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今は完全な「夏枯れ相場」
8月後半は、欧米の市場参加者が夏季休暇に入る時期です。
そのため市場参加者が少なくなり、出来高も低下しやすくなります。
現在も、
* ドルが大きく買われない
* 円も大きく買われない
* ユーロドルも1.15台後半で膠着
* ドル円も159円台で小動き
といった状態になっています。
こうした相場で無理にトレード回数を増やすと、細かい上下に振り回される可能性があります。
トレーダーにとって非常に重要なのは、
**「動かない相場では、無理に動かない」**
という判断です。
利益を出すことだけがトレードではありません。
無駄な損失を回避することも立派なトレードです。
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今晩はFOMC議事要旨
今晩はFOMC議事要旨の発表が予定されています。
通常であればドル相場が動く可能性のあるイベントですが、現在は市場参加者そのものが少ないため、大きなトレンドにつながるかは微妙なところです。
もちろん内容次第では一時的にドルが動く可能性があります。
ただし、現在の相場環境では、
**初動だけ動いて、その後元に戻る**
という展開も十分考えられます。
指標直後の飛び乗りには注意したいところです。
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本当に重要なのは「8月末から9月」
個人的には、今週よりも8月末から9月にかけての相場に注目しています。
来週以降、市場参加者が徐々に夏季休暇から戻ってきます。
さらに日米の金融政策に関係するイベントも増えてきます。
市場参加者が戻ってくれば、現在のような小動きの相場から一気にトレンドが発生する可能性があります。
つまり今は、
**嵐の前の静けさ**
となる可能性もあります。
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8月は弱い米経済指標が目立った
もう一つ重要なのが米国経済です。
8月に発表された米国の経済指標では、予想を下回るものが目立ちました。
この流れが9月初旬にも続くのかが大きなポイントです。
もし9月に発表される、
* 雇用関連指標
* 消費関連指標
* 景況感
* 物価関連指標
などでも弱い数字が続けば、米国の金融政策に対する市場の見方が変わる可能性があります。
特に、9月の利上げ観測がさらに後退するようであれば、現在のドル高トレンドにも変化が出る可能性があります。
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9月は「新しいトレンド」が始まりやすい
為替相場では、9月は非常に重要な時期です。
夏季休暇が終わり、市場参加者が戻ってくるだけでなく、機関投資家も年末を意識したポジションを組み始めます。
そのため、
8月まで続いていたトレンドがそのまま継続する場合もあれば、9月を境に大きく流れが変わる場合もあります。
現在のドル円であれば、
**160円を明確に突破して円安が加速するのか**
それとも、
**159円台をピークにドル高が崩れていくのか**
この分岐点が9月になる可能性があります。
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160円前後は為替介入にも警戒
そして、円安がさらに進んだ場合に忘れてはいけないのが為替介入です。
今年はすでに大規模な円買い介入が実施されており、市場では追加介入への警戒感があります。
仮に秋以降もドル円が高値を更新し続ける場合、政府・日銀による円買い介入が再び意識される可能性があります。
特に160円を超えて急激な円安が進む場面では注意が必要です。
重要なのは価格だけではありません。
政府側は基本的に、
**「一方向への急激な値動き」**
を問題視します。
そのため、160円を超えた瞬間に必ず介入するとは限りません。
逆に言えば、161円、162円と短期間で急上昇するような展開になれば、介入警戒感は一気に高まるでしょう。
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現在のドル円で無理に勝負する必要はない
現在の相場は方向感がありません。
こういう相場では、
「上がりそうだから買う」
「160円に近いから売る」
といった感覚的なトレードが最も危険です。
値幅が小さい状態で無理にエントリーすると、スプレッドや細かいノイズだけで損失が積み重なることがあります。
現在は、
**相場が動き始めてから乗る。**
これくらいのスタンスで十分だと考えています。
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まとめ
現在のドル円は159円台で高止まりしています。
ただし値動きそのものはかなり小さく、明確なトレンドは発生していません。
ポイントを整理すると、
* 米国株は下落
* 為替市場はドル高
* イラン情勢は長期化懸念
* WTI原油は84ドル台
* ドル円は一時159.77円
* 欧米勢の夏季休暇で市場参加者は少ない
* 今晩はFOMC議事要旨
* 本格的に注目したいのは8月末から9月
* 9月初旬の米経済指標が重要
* 円安が再加速すれば為替介入にも警戒
という状況です。
現在は大きく利益を狙う局面というより、
**「次の大きな動きが始まるまで待つ局面」**
だと考えています。
為替相場は、毎日トレードしなければならないものではありません。
本当に取りやすい相場が来たときに資金を残しておく。
これも長く相場で生き残るためには非常に重要です。
8月後半は焦らず、9月に向けて相場の変化を観察していきたいところです。