隣の家との隙間がものすごく狭い家は昔の建売住宅にはよく見受けられます。
昔の法律では規制にかからず、敷地目一杯に区割りをする建売住宅を建てることが最優先の時代の建売住宅です。
昭和40年代、50年代と建売住宅が乱立していた時代の頃の建物です。
ちょっと見えにくいのですが、右隣の家との隙間が非常に狭いのですが、雨漏りが原因で隣接壁に水がまわってモルタル壁が膨らんで隣の家を圧迫しています。
この隙間の中に隠れている壁を張り替えなくてはなりません。
外部からは足場も組めず、いや、人間の体も入ることができないので内部から解体し、内部から壁を貼るしかありません。
隣との壁の隙間は15センチです。
内部から壁を壊します。
こちらの和室の壁も内部から・・・
解体していくと隣の家の壁が見えました。
こちらの和室の壁もこの通り内部から解体です。
隣接面の壁は1階2部屋+浴室、2階2部屋、そしてロフトの壁と、結構な量です。
きっちり解体したら、次に解体時に破損した間柱を入れてから外壁を中から貼っていきます。
15センチしかないのにたとえ中からでも壁は貼れるのでしょうか?
たとえ貼っても金槌で釘も打てない狭さです。
まずは一番下にスターターというこの字の金具と水切りを取り付けたら下から順にサイディングを貼っていきます。
こんな感じで徐々に上まで貼ったら、外部の両端を板金仕舞をしたら外壁工事は終わりです。
次の工程は内壁を貼っていきます。
なかなか難しい工事ですが、それぞれのプロがきっちり仕事をこなします。
内部からの工事で外壁を貼り終えたので内壁の工事に移ります。
内壁の工事は大工さんの仕事です。
間柱の間に断熱材を入れて壁を貼っていきます。
1階の部屋は綿壁でしたが、すべてクロス張りにします。
2階はピ-リング材が貼ってあったので同様にっピーリングで仕上げます。
和室の壁はクロス貼。
2階の壁はピーリング貼りです。
昭和30年~50年代の建売住宅には隣との壁がすごく狭い家が多く存在します。
万が一外壁の修理の問題が直面した時のことも考えずに建てていた時代の産物です。
こういった建物でも何とか対応できる技術が、今はあるという事です。
隣との壁の隙間が15㎝で足場が組めなくとも何とか対応できるものなのです。