人に伝える力 それはあなたの聞く力 ①

記事
ビジネス・マーケティング
私の思いを伝えたい!
そんなとき人は一方的に思いを伝えることに必死になります。
子供を思い浮かべて下さい。

買って欲しいもの、やりたいことがあったとき、とても大きな声で全身を使ってアピールしてきます。
最たるはその場所で泣いて「これがほじぃぃぃぃのぉぉ」なんてお子さんを見かける事がありませんか?

しかし成長と共に彼らはそんな事をしなくなります。
静かに怒ったり、拗ねたりしだします。
周りの目を気にして大きな声を出さなくなったり泣いたりしなくなります。
他人に見られるのを恥ずかしいと思う羞恥心が生まれるからですね。

そして大人になるにつれ日本人の特徴でもある、慮る(おもんぱかる)、忖度、思いやり、おもてなし、など沢山の相手を思いやるカルチャーがありますよね。(外国の方も同じですが日本人は更に強いという意味合いです)
誰かに何かを頼む、お願いするときには相手に感謝や合意を得なければならなくなるからです。

ビジネス的に言えばお金や時間を出してくれるスポンサーですから。
それはビジネスに限らず、地域のコミュニティの中でも同じです。
ボランティアを募ったり、PTA役員を迫られるそれです。

では、そんなネゴシエーションの部分をプレゼンに重ねてみましょう。

え?プレゼンって一方的に喋ってPRする場ですよね?

そう思ったあなた、ありきたりな言葉で申し訳ないですが
固定概念を捨てましょう!(ありきたりすぎて恥ずかしい笑)

プレゼンが上手い人ってどんな人でしょう?
この人の話は聞いてて、スーっと入ってくる、なんて経験はないですか?
1番改善したいのは、色々情報が沢山あったけど結果記憶に残ったかな?
というパターンの方です。

昨日の記事で芸人さんを真似するというお話をしましたが
芸人さんの武器となるボケやオチ、ツッコミ、これをバラエティで使われているときありますよね?
ネタであればボケたりツッコミがあって、話のオチをつけて終わるという「流れ」がありますが、バラエティ番組で使うタイミングって、一連ではないので難しいと思いませんか?

どの話題が最適か、フリがある場合もありますが彼らは常に至極のタイミングを伺ってます。

常に話題や番組の台本でいつチャンスが来てもいい様に「流れ」を把握しています。ときにはMCに振ってもらえるように前フリをして自分の領域を作る方もいらっしゃったり、とにかく周りの状況を把握して自分を出すチャンスを狙っています。

実はプレゼンに相手も同じ様な事がいえます。
それは聞く事と相手の様子を伺う事です。

始めての記事にて書きましたが、準備は整えておきましょう。
その準備〜割が高ければ高い程、人を見る・伺う余裕が広がります。

例えば、問題定義を行い自己完結するパターンです。
こういうニーズがあります、私達はそれをクリア、可能にしました!なんてよく聞きませんか?
その流れのまま説明していいのは、相手のニーズを事前に間違いない情報として把握しているときと、全員に響かなくていいというときだけです!

一般的なニーズは全てのお客さんに当てはまるわけではありません。
その情報が曖昧なときは相手をしっかり見ましょう。

「んー?そうかなぁ…私はそんな事思ったことないけど…」
聞き手の中にこんな顔してる方はいらっしゃいませんか?

これを解決する方法は2つ。
1つは予測を立てる。
このパターンじゃなければあっちのパターンかな?と。
もう1つは聞くです。
事前に解決する事もその場で確認する事も出来るので私は断然こちら派です笑

前者は予測したあっちのパターンがまた違っていたら?
これは恐ろしい結果にしかならない事が安に想像できますよね笑

後者の場合、その場の雰囲気を和ませたり、参加型に持ち込む事が出来るんですよ。これって実はすごく効果的な進行なんです。

こういったニーズをよく伺いますが、こちらでは如何でしょうか?
先日~さんからこの件伺いましたが私の理解、間違っていませんか?など。

そうする事によってその場にいる方々と合意の上進行出来ます。
この事はプレゼンを進めるにあたり非常に大きなメリットであり
相手に伝える下準備を整える意味でもあります。

でも、これってすごく大変なんですよ(^^;)

すごい中途半端なところですが…。
ちょっと長くなりましたのでこの続きはまた明日♪


読んで頂いた方からの反応頂けると嬉しい限りです。
質問でも、ご意見でもどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す