人に伝える力 それはあなたの聞く力②

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ビジネス・マーケティング
人に伝える力 それはあなたの聞く力①の続きです

なぜかというとこれまでの内容でいくとプレゼンの練習って、一方的な話し方の練習しかまだお伝えしてません。
相手の質問を想定した練習についてはまだ解説しておりません…が、解説したとて今日明日出来るようになるのは難しいところです。

よくある指南書(講義や本に書かれている極意!的なあれです)ではよく見かける話ですが、プレゼンを始める前に警告(過度な表現か…)を促すようなことを言われたり書かれたりしています。

それは…発表前に「質問は後ほど伺います」と言っておけば、あなたの練習したプレゼンは誰にも邪魔されずに最後まで思い通りに話しやすくなります!

ここまでの記事を読んでいた方には分かりますよね?

この話に「え?」っと思って頂いた方、有難うございます♪
私の話をよく読んで頂いた感想であることは手に取る様に感じます!

私には相手を差し置いて自分が練習してきた流れを断ち切らないで最後まで説明させてよ!と、自己都合以外の何物でもない話にしか聞こえません。

誰に何をしてもらう為のプレゼンですか?

全体の記事を通して何度も言いますが相手は機械じゃありません、傍聴人でもありません。
感情を持った人間で何よりスポンサーです。

準備9割を目指しましょうと言った事は実はここに繋がってくるんです。
伝えたい内容を分かりやすく、且つ丁寧に、ロジカルに説明が出来るのは準備があってからこそです。

もしカタログがあるような製品をPRするのならば、カタログに書いてあるもので一言一句「分からない」ものは事前に確認しておきましょう。
そういった事前準備があったからこそ、相手のニーズを確認・合意をとる事でこの準備したものを吐き出していけばいいんです。

準備したけどこの部分、今日は使わなかった…なんて事は当たり前だと思ってください。
でもね、準備したことは次のお客さん、その次のお客さんのときに使うかもしれません。
だから無駄にはならないんです。だって三者三様ですって話をしましたよね?

お客さんのニーズは多岐に渡ります。
あなたが売り込みたいもののピースを整えておけば、いつだってどれだってピースは組み合わせられるはずですよ?

そしてロジカルシンキングがここに繋がってくるんです。
細かく分けたピースを組み合わせてシナリオを作ったあなたならそんなに難しい事はないんですよ♪
先に「これってすごく大変なんですよ」といったのは、このロジカルシンキングにおいて準備がどこまで出来たか、なんです。

1つ1つのピースをどれだけ深堀するか=想定される質問や問題への解決
この事前準備が高ければ高いほど、あなたが勝ち取る結果が大きく変わります。
この作業を怠るとどれ程いい製品・サービスであっても魅力は半減してしまうんですよ…。

でもこの準備が整えば整うほど、付加価値が生まれます。
とても大きな付加価値で
私が最も大切に、そして最大の武器として活用しています。

それは、相手を思って売ることです。

「え?そんなの当たり前」だと思いますか?
これまでの内容で思い当たる節、1つもありませんでした?
相手の声、態度を見て聞いていますか?
それが出来ているなら問題なしです♪

あなたの為のニーズに答えたいんです、一緒に解決しませんか?
というスタンスは誰にとっても価値ある事だと思いませんか?

シーン①
「いやぁ、色んなお客さんにすごく人気で!特に一番人気はこれなんですよ!どうですか?こんなバリューがあるんです!」

シーン②
「たくさんのお客さんにご好評頂いてますが、お客様の用途に合わせてご提案進めたいのですが、如何ですか?」

どちらのセールスマンの話をあなたは興味を持ちますか?

さぁ、あなたはどちらのタイプでしょうか。
そしてお客さんはどんなタイプでしょうか。

実はどちらも間違っていません。

大事なのは売り込みをするシーンです。
企業相手に①がまずいのは想像できますが、在庫をはかせたいときや飲食店ではこの限りではありません。
特に飲食店では目玉となる商品が口コミで広がりやすい時代です。
一般的に多くのメニューで展開するよりも「ここの店、これが絶品なのよ」の方が結果的に多くの集客が見込まれます。
なので最大の武器を最前列に陳列してPRしていんです。

反対に大型(高額)の商品になればなるほど、購入後のケア、満足度を考えると長期的なお付き合いになる為、しっかりとニーズに合わせた提案の方が後々継続したビジネス展開へ繋がると考えられます。

先程のシーン別でいうと
①商品が突然ヒットした場合は別ですが、恐らく試行錯誤されて作られたもののはずです。これだけ多様化する社会ですのでシンプルなものはそう簡単に大ヒットとはなりにくいと考えられます。(意外性のものはさておき)

きっとその料理は素材が、味付けが、これが美味しいと評判の声を聞いて、これだ!と思える商品に出来上がったはずです。
だって自分が食べて満足したものがどんなお客さんにも満足されるとは限りませんよね?
きっと少なからず誰かの反応を聞いて、チョイスして作られたはずですよね?
美味しい!をどれだけ聞けたか、それによって、別のお客さんに何が美味しいのかを伝える事が出来ますよね?

②大型になればなるほど満足度と使用感も多岐になるはずです。
実はこんな使い方をしたかったんだ、というあなたも開発者も想定していなかった声もきっと生まれるはずです。
そんな声をきちんと聞けたからこそ、採用頂いたり、他のお客さんへこんな使い方を要望されたお客さまもいらっしゃいますというニーズに合わせた形での提案を前面に押し出せます。

ようやく戻ってきました笑
だから人に伝える力=聞く力になるんです。
最初の記事に書いた「ことだま」の強さになるんです。

ゼロからの出発、実績のない商品やサービスを世に出す為には当然見切り発車も必要な場合がありますが、必ず知人・友人に聞いているはずです。
その声が多ければ多いほど様々なニーズに対応出来るかどうか、そしてそのニーズを他のお客さんも持っていないか、聞いて下さい。

聞く力は絶対に伝える力となります♪

だってそれはしっかりと準備をして相手を思った
伝えようとする「ことだま」になるのですから。

記事が2回に渡ってしまい申し訳ありません。
出来るだけ簡潔に分かりやすくと思いましたが、伝えたい内容を出来る限り絞った結果です。(実は倍の量があったりする笑)
お付き合い有難うございましたm(_ _)m

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