マインドセットを更新してみませんか?

記事
ビジネス・マーケティング
これまでプレゼンターとしての根本的な部分を書いてきました。
事前に準備することや、話す相手について考えることです。

これから、この事を「ことだまづくり」と置き換えていきますね。

*準備すべきもの
*気づくべきもの
*必要となるスキル

これらの話すことについて重きを置いて書いてきましたが
読んで下さっている方々、如何でしたでしょうか。

あなたの参考やひらめきに何か響くものがありましたか?

ここでは相手を思うことで相手の理解や合意を得やすくするためのポイントをいくつか紹介してきましたが、これからはより実践的な部分に入り込んでいきますよ♪

さて、これまでの話はあくまで事前準備の一環です。
これまでの「ことだまづくり」は伝えやすくする為の心構えといったところでしょうか。料理でいうところの下ごしらえ、と思って下さい。

という事で次のステップに行く前に。
私から最後の準備に必要な考え方についてお話しようと思います。
まだかよっ!って、突っ込みありそうですが笑

私の経験談を交えて皆さんに是非、飛躍頂きたい思いで参考にして欲しいと考えました。いつか号外でとも思いましたが、
最初の段階で心が折れないように先に言っておきます笑

さて、皆さんはこういったビジネス系(PSSとかよくありますね)の講師をされている方の講演やコーチングを受けたことがありますでしょうか。
私はいくつ受けただろうか…というほど受けてました。

もっとこうして欲しかったなぁ…、そのたとえ話ピンとこない…
あー、えー、はい、など、講師の言葉尻、
この業界でいうところの「言葉のヒゲ」によって何も頭に入って来ない、
なんて事もありましたが、はぁ~、なるほどぉと思える講師もいました。

私はどちらかと言えば無意識で出来ている事が多々あり、へぇ~分析・解析するとこうして文字になったり、裏付け的な話になるんだなぁといった感じておりました。

この手の受講で一番楽しいのは、他の参加者の方を見るの事です笑
自分とは違う価値観や表現方法をされたり、思わぬところでつまづかれたりと
ほんと、十人十色ですよ。特に理解が浅い方などみると

講師さん…
もっと皆が分かりやすく、
すぐに実践できるようなものにしてくれたらいいのに…。

私ならこう言うなぁ、こうファシリするなぁと、自分が講師だったら、と妄想を膨らませて聞いていると自分のスキルが磨かれた気分になります笑
*ファシリ=ファシリテーション、司会進行みないな感じです

それが気付けば社内でトレーナーになってみたり、
社外からも要請を受けたり、学会での発表を依頼されたりと
色々なシーンでお仕事を頂けるようになっておりました。

私の目標は違ったものでしたが、結果的に天職なんだろうなぁと思ってます!
そのお話はまたいつか♪

脱線した様に思えるかもしれませんが、
実はこれってとても身近に溢れている話と思いませんか?

うちの先輩・上司よりも、あっちの先輩・上司の方が目標が明確で今何をしなければならないか、指示に具体性があったり、プロセスの進捗をトラッキングしたりと。いいなぁ。
こっちは恵まれない環境だ、と自身を嘆く事、ありませんか?

マインドセットという言葉がありますが
簡単に平べったくいうと「先入観」や「固定概念」といったところです。
いいんですよ、大体で、ニュアンスで笑、だれに迷惑もかかりません笑
こういう細かい事に頭や気を使うよりも、もっと動かして欲しい、感じて欲しい事の方がたくさんあります!

「人のふり見て我がふり直せ」
よく言った言葉です。
今は劣悪かもしれません、でもそんな環境でも改善してみてはどうですか?
違う、おかしいと思ったことへ何もしないのは、
認めている、従っているのと同じではないでしょうか。

あなたのマインドセット(実はポジティブとネガティブの両者が存在します)はその環境を受け止めるだけなのか、改善に向かうのか。

マインドセットは生まれてから育っていく過程に培われるもので
その人の人生の経験値から構築されるといっても過言ではありません。

TVや雑誌で見たことあるけど、この目でこの手で触れたことはない事沢山ありますよね?

皆さんはサメを触った事ありますか?
私は初めてサメを触ったとき、これが本当の「鮫肌」なんだ!
そう思ったのは私だけですか?笑

地中海に行ったときに食べたパスタやパン、チーズ、
なによりオリーブオイルですよ。
高級イタリアンや名店と言われたそれよりも格段に美味しかったですよ!

本場で食べるとこんなに違うのものか、今まであそこのあれが一番美味しいと思っていたものが到着一日目にして一瞬にして覆された瞬間でもありました。

私は30代前半で日本の47都道府県全て行きました。
ご当地のランチもそうですが、ディナーも地酒や地元料理など、現地の営業さんに美味しいお店に沢山連れてってもらったりしてましたが
地中海料理は本当に抜群に美味でした!

そんな話をお客さんにすると、共感を得たり、そうなの!?とちょっとした話題作りになりますよね?

体験したことは必ず自身の糧となるなんてよく耳にしますが
先程のマインドセットが更新されることからそう言われるんだと思います。
要は体験が増えた分だけマインドセットもアップデートされるということ。

上司には言いづらい雰囲気の会社が変わるタイミングは、その上司がいなくなるか、その上の上司が変わるか、はたまたロジカルな物申す中堅社員が異動、転職してくるか、
そういった人事異動のタイミングしかないと思っていませんか?

だれかー、あの人どうにかしてー、もぅいやー的な。

人それぞれ、感じ方ややり方は違います。
回りくどい人、ストレートな人、上司・先輩のゴマをする人、何もしない人、
あれこれ文句が多い人、改善策を考える人、様々です。

ご自身のマインドセットを一度どんなものか考えることはとてもいい機会になりますのぜ是非、自分自身を分析してみてください。

自分はどんな事が得意で、どんな事が苦手なのか、
そしてそんな自分を変えられると思っているかどうか。

私の記事を読んでいる方がなぜここへたどり着いたのか?
きっとどこかに変わりたい気持ちがあってこちらにいらしたのでは?と思っています。

さて話を戻しますが、固定概念は捨てましょう。
絶対という言葉は結果のときにしか使わないと考えてみませんか?
せめて99%で止めて下さい。

バスケットボールのブザービートをご存じですか?
あれはですねぇ…会場にいたら全身鳥肌がたち、気づいたら
ワーーーー!!!って叫んでますよ笑

コートにいるメンバーでブザービートを期待している選手はきっとボールを放つ本人だって考えていないと思います。

え?入ったの?嘘…え?
やったーーーーーーー!

シュートを決めた本人だってこんなだと思います笑

本人も諦めるギリギリのところですよ。
コート上の10人以外にも観戦している会場全員がきっと
「このゲームは終わった」と思っていても奇跡が起こることがあるんです。

でも、大事なのは奇跡が起こるも起こらぬも
最後にシュートを放ったかどうかですよね?

安西先生が仰いました。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
まさにその言葉通りですよね。

残り1秒でシュートを放つという選択をする選手のアドレナリンは一体どんな状況なのか可視化して欲しいと思うのは私だけでしょうか笑

全集中なんて言葉が流行りましたが、まさにそこには、勝ちたい、負けたくない、という気持ちが、一瞬の全集中があったことだろうと。
そしてその体験は大きくマインドセットを更新する事になります。

今回脱線しまくりですが、要はロジックも必要ですが、根本的な精神力も必要で自分には出来ないと思っているマインドセットを普段の生活から更新していく事があなたのボキャブラリーもスキルも伸びるんですよ、と言いたいのです。

「ことだまづくり」は人を思って伝えようとする準備ですが
最後にその「ことだま」をどんな形にも色にも変えられるのはあなたのマインドセットなわけで、マインドセットが豊かであればあるほど、相手に伝わる重みが変わってきます。

大事なのは伝えようとするのならば、
あなたの限界のラインで臨んで欲しいのです。

「ま、こんなとこでいっか」で臨んだ結果は
「ま、こんなもんなんだ」と受け取られるのが分かりますよね?

テクニックはそこらじゅうで必要になりますが、一本筋を通すなら
しっかり自分が考え抜いて納得いくロジック、その裏付けがロジカルシンキングとなりますが、この土台がしっかり出来ていればどんな質問だってきっちり回答出来るはずです。いえ、回答しなければなりません。

それが出来たらあなたは立派なプレゼンターになれます♪
そのための準備をしっかりやっていきましょう!

さて、次回からは詳しく、テクニックを交えて書いていきますね♪




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