話し方のステップ1

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ビジネス・マーケティング
さて、週末はゆっくりできましたか?
仕事もプライベートも休むことはとても大事ですよ♪

「プライベートが充実すると仕事も充実する」

こんな話を聞いたことはありませんか?

日本では中々体験出来ません。1番分かりやすいのは海外の人たちです。
以下は海外出張に行った私の実体験です。

会議のディスカッション中の出来事です。
「息子のベースボールの試合があるんだ」と15時に退社
「ブランチ、アフタヌーンの時間だからティータイムを」
「ディナーの時間だ、ここで終了」

夕方の街
17時頃にはデパート含め昼間に空いていた店は一斉にシャッターが降り
変わりにパブやレストランが開きます。
そして20時頃には閑散とします。

皆さん今はコロナ禍で夜同僚や友人と外食するケースが減ったかと思いますが
飲みに行くなら何時からでしたか?

サラリーマンの方ならおおよそ19時~20時頃でしょうか。
そして、何時に帰宅を始めますか?

海外では20時頃に帰宅される方が多いです。
なぜか?
「だって家族が待っている、家族と共有する時間が大切だ」

私はこれを聞いて本当に素敵だなぁと思いました。
太陽が昇ったら仕事、太陽が沈んだら帰る。

子供の頃言われませんでした?
「暗くなる前にかえりなさいよ~」って。

でも、日本って頑張り屋さんが多いですよね。
私もそうですが、深夜まで仕事が終わらないなんて方はかなり多くいらっしゃいますよね。
でもこのコロナ禍でテレワークという新しい働き方が出来て思いませんか?
なんと無駄な時間とお金がそこに大量に落とされていたのかと。

要領が悪かった点が炙り出され、改善されていませんか?
多くの社員がこのテレワークでそう思ったにも関わらず、
変化がない会社であれば転職をお勧めします…。

さて、月曜日のブログを更新出来なかった事を出来る限り正当化したく
この様な前置きをしました。ごめんなさいm(_ _)m

本題です笑

今回より話し方をより具体的に紹介していきますが、先にお伝えすると1番大事なのは相手に伝えると散々言ってきましたが…
実は相手に伝えることよりも相手の立場、相手の気持ちになるという事が何より重要になっていきます。

え?いままで「ことだまづくり」とか言ってたじゃん!

はい…そうなんです。
でもね、でもね、聞いてくれない人にどうやって説明しますか?

もーほんと、プレゼンあるあるです。

プレゼン資料を配布する、お弁当を用意する。
これってこの手の講師も含め、色んな方が言われると思いますが
絶対に避けて欲しい事の1つです。

プレゼンの資料や配布については次回お話する予定ですが
この行為って自らチャンスを潰しにいっている事だと思ってください。
とはいえ、業界柄お弁当用意しないと説明会をやらせてもらえないんだよ…
という方もいらっしゃると思います。
恐らくその業界は昔からのしきたりの様なもので、こうは思われてませんか?

『貴重なお昼、夕方の時間を頂いて説明させて頂ける時間を頂戴した』

この固定概念、マインドセットを更新しましょう。

『貴重な時間=お弁当』 これで埋め合わせ完了しましょう。

プレゼンは貴重な時間に対しお弁当という対価を払って帳消しです。

食べさせないのか?はい、出来るならそうしましょう。
出来ないのなら力技です、参加型にしてみましょう。

お弁当の味 < プレゼンの中身 ここで必要なのはこの図式です。

*ただ!難しいのは特に御年配の方に多いですが、このお弁当が鍵だったりするケースもあります。そこは事前にリサーチしておきましょう。
個人的にはプレゼン意味ないじゃん…と思う事も。聞き手の準備と捉えると、まぁ…と腑に落ちるか落ちないかギリギリのラインではあります笑

お客さんに提供したものが相手の満足度+プレゼンになっておかなくては採用には至りませんので、結局は最終的にプレゼン力は必須です。

若干脱線しましたが、なぜこの様な話をしたのかというと。
相手の立場に立って考える事は非常に重要だからです。

例えば、予定時刻になっても人が集まらない、なんだか会場内出たり入ったりバタバタ…なんてこともよくありますが、恐らく取りまとめされている方から
「すみません、色々業務対応があって揃ってはいないのですが…」
と言われることがありますが、ここ大事です!

このときのとりまとめの方の立場になって考えてみて下さい。
「どうしよう、皆集まってないなぁ…、業務優先だよなぁ、折角業者さん来てくれてるのになぁ…」
など、相手も不安や決断を誰かに委ねたいと思っているかもしれません。

「すみません、お忙しい時間帯ですよねぇ、畏まりました。可能であれば皆さんに聞いて頂ければと思いますが、お待ちしましょうか?
お待ち頂いている方がこの後の業務に差し支える様でしたら始めますか?
私の方は時間に余裕はありますので、ご判断お任せしますよ」

などのお声掛けをするだけで、迷っていた感情へ背中を押してあげることが出来ますし、その方はきっと会中に協力的なスタンスになる可能性が高いです。
ですので、こういったお声掛けは非常に大事です。

相手の立場や相手の感情に共感を持つという事は、自分の仲間、みかたを増やしたり、その場にいる皆さんと協同作業の雰囲気を作る大切な準備です。

勿論ここには決定者、キーとなる人物がいることが重要ですよ?
もしいなければ「~さんにご相談して本日お時間頂いたので良ければお待ちできませんか?」という様な目的達成に拘るスタンスも重要です。
決定者、キーとなる方へはしっかり説明済で皆の意見を聞こう→今回の説明という事なら話は別です。
「~さんには皆さんにも話をして判断したいとの御意向を承っておりますので
関係者の方が来て頂いているのであれば始めましょうか?」

この様に事前の打ち合わせでこの場を仕切れるかどうかになりますので
その辺りの準備が出来るのであればしっかりやりましょうね。
準備~割はこういったことも含まれます。

あなたがこれまで準備した「ことだまづくり」はここも含まれるんです。
始まる前に聞き手の準備を整えてあげるという環境づくりが出来れば伝わり方が変わります。

★絶対に時間(前・後)に余裕を持つこと
★相手の様子を伺うこと
★その場はあなたの発表の場 < 共同作業の場
★わかっていても最終確認、担当の方と諸々の確認

特に最後の最終確認は開始前にコミュニケーションをとる事で、先方の当日の状況(緊急対応が飛び込んでバタバタしてる、平常運航、ほんとは時間を短縮したいなど)確認が出来て、頂いている時間を間違いない時間として有効的に使う事が出来ます。

これは直前のあなた自身の緊張がほぐれる事となりますし、コミュニケーション力が増します。

そして相手の状況確認、提案するという事は、この人は私たちの事を考えてくれているという様な受取り方をされるので、印象的にも効果は高いです。

こういった小さなコミュニケーションによって、実は裏側ではあなたが相手の聞く準備を整えさせている事が出来ます。

また、お弁当の件ですが、力技で参加型にと言いましたがこれは2つの手法があります。

お弁当ってビニールやゴムを外して、蓋を取って、おてもとで手を拭いて、お箸を取り出して、お醤油やソースを…やる事いっぱいですよね?笑
なんならパックのお茶ならストロー取り出して、刺して、なんて行程も…。
ようやく前を向く迄の間、あなたのプレゼンって耳に入ってると思いますか?
食べ始めてからもそうです。次は玉子焼き…いや、こっちの西京焼きのお魚にしょうかな…なんて注意散漫であることは目にみえております。

誰ですか?こんな事をさせているのは?
とはいえ、環境がそうさせてくれないときの力技。

言いましょう笑
「今日はお弁当を用意させて頂きましたが、可能な限りお話聞いて頂きたいと思います。今日は~なお話なんです、前置きもありますが、ここぞというときはお声掛けしますので、そこは集中頂けると助かります。
なので前置きのタイミングで今日のメインであるお肉を食べておいてくださいね!」
なんて言うと小さな笑いも頂けますし、集中させるべきタイミングをここで仕掛けておけます。

あるいはお弁当を開けだしたタイミングでメニューを伝えてみるのもいいでしょう。これは事前準備が必要ですが、前もってそのお弁当あなたも食べおくのがベストです。
このお弁当の味を知っていれば
「このお魚、ご飯に合う味付けで美味しいと評判です。お試し頂ければと思いますが、私の方からもこちらへいい味付けをさせて頂ければと思います」
など、食べ始めるまでの時間を潰して、プレゼン情報が漏れる時間を極力減らすのもいいでしょう。

この様にお弁当を食べ始めるまでの時間を無駄にしない、折角準備してきた「ことだま」をきちんと伝える努力も必要です。

もう1つは少々強引ではありますが、必ず一体感みたいな環境に持って行けるので私は断然こちらを選びますが、それはプレゼン中に質疑を行う事です。
因みにテクニックでも何でもありませんが、大事なのはレスポンスです。

あなたが問いかけておいて、その事に返答しないのはただの傲慢で自分の事しか考えていない人になってしまいますから気を付けて下さいね。
これをコール&レスポンスと言いますが、

「昨日何を食べましたか?」、「野菜炒め」
今日私が紹介したいのは…
いやいやいやいやいや!なんで聞いてん!?ってなりますよね笑

必ず、「いいですね、野菜不足の現代人にとって理想の食事ですね、私も心掛けてはいるんですが、なかなか。有難うございます」
など、聞いたなら答えて下さいね!

この様に聞き手を巻き込むことで参加型にすると、聞き手の皆さんは
お?もしやこっちにも質問が来る?と身構えてくれます。
そうなると皆でこの会に参加している、聞き手が聞く準備が完全に出来ている状態に持ち込みやすくなります。

そうなればもうその場はあなたの物です。
あとはしっかりと、入念に準備してきた「ことだま」をしっかりぶつけて下さい。

という事で今回のまとめは
相手の立場、相手の気持ちを考えて、共同作業の場作りをしっかりと作りながら進行していくお話でした。

どうですか?難しくはないですよね、顧客にとってフレンドリーな関係が出来そうな感じがしませんでした?

丁寧な言葉を重ねるのもいいですが、この様に形にすれば顧客を巻き込みながら、共感しながら進行が出来ます。

是非参考に頂ければと思います♪


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