英語によるオンラインコース開講

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コラム
帰国して半年が経った約一年前、茶の湯活動を本格化するにあたり、自分のしたいことやできることなどを考えました。
1. 英語で茶の湯を説明できる
2. 海外の人に、茶の湯を広めたい
3. 従来のお茶教室でなく、文化講座や茶事を体験できるコースを作りたい
上記の点を踏まえて、英語によるオンライン講座の作成に取りかかりました。先ずは「客のマナーと所作」を作成することにしました。実生活では、茶会でお点前(お茶を点てる亭主)をする機会は非常に少なく、反対に、茶会には客として参加することの方が圧倒的に多いのです。ニューヨークの茶会に、日本人女性が参加していることがありますが、茶道のたしなみがあるか否かは、その人の所作で一目でわかります。例えば、畳の歩き方、お辞儀の仕方など一目瞭然です。中でも、茶道具全てにペコペコお辞儀するなど、見ていて滑稽です。
若いときはお作法は知らなくてもいいですが、ある程度歳を取ると、知らないと恥ずかしいなと思います。
礼儀作法は知っていると絶対得です。文化や言語の違いはあっても、きちんと挨拶できる人、感謝を言える人、上品な人は万国共通で好感度が高いのです。子供の頃、食事中のマナーや「ちゃんとお礼を言いなさい」など、親からうるさく言われましたでしょう?なぜ、礼儀について躾けられるのでしょうか?ジョンズ・ホプキンズ大学の故ピア・マッシモ・フォルニ教授は、「礼節というのは、人と人が交流する際の信号機のようなものだ」と、言っています。お中元やお歳暮を贈って、お礼を言わない人に「来年も贈ろう!」と思う人はいないのではないでしょうか?
礼儀作法の根本は、相手への思いやりと品位を示すことだと思います。相手を尊重することで、自分のことも尊重してもらえるのです。社会生活において、礼儀正しい人との交流は清々しいものです。
茶の湯の礼儀作法も相手を思いやる態度が、お辞儀やしぐさとして形に現れます。客は客同士を、そして亭主を思いやり、また亭主は客の立場を考えて茶席を設けます。
オンライン講座の内容は、
1. 簡単な茶道の歴史
2. 茶道具の種類とその用途
3. 茶室の畳の名称とその目的
4. 席入り・退室の仕方
5. お菓子の食べ方と薄茶の飲み方
以上が第一部で、第二部は実技ビデオという二部構成です。
ビデオ編集は無料ソフトを駆使し、スローモーションや停止画像にして説明を入れたりしました。想像以上に時間がかかりましたが、何とか完成し、6月下旬にUdemyで開講しました。タイトルはGuest Manners and Etiquette in the Japanese Tea Ceremony 101です。茶会に参加したアメリカ人から受けた質問の一つに「なぜ、そんなにお辞儀をするのか?」がありました。実は、お辞儀の一つ一つに意味があるのです。この点も解説を入れました。
この英語版の講座はシリーズ化していきます。次は、薄茶器と茶杓の拝見の仕方を作成します。
世界中の方に見ていただけたらと思います。

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