こんな茶道教室&指導者は嫌いだ

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コラム
日本の新学期は4月ということで、色々な講座の開講も4月を目途とするようですね。4月から茶道を習い始めた方がおられるかもしれません。かれこれ20年以上、いろんな教室や先生について表千家を学んできました。今は、宗匠稽古へ月一度通いながら、精進をしております。

さて、生徒の立場から見て、「嫌だな」と思った茶道教室&指導者について書きたいと思います。

1. 月謝制の教室
個人の教室は月謝制が多いですね。月二回か三回など選べると思いますが、仕事や休暇なので事情が発生します。一度も通えない月が発生しても、月謝は払わなければいけません。「毎月3回通わなければいけない」と考えると、少し窮屈です。少々高くても「都度払い」の教室がいいです。
入会金・退会金を納めなければいけない教室も嫌です。弟子入りとなると、なかなか教室を変えることができなくなります。長くお付き合い+尊敬できる師であればいいですが、そういう人格者はなかなかお目にかかれません。窮屈な人間関係はストレスの元です。

2. 免状取得をうるさく言う先生
茶道の免状(お許し)というのは、試験があるわけではありません。その課目を「学ぶまたは、観ることを家元から許可される」ことを免状(お許し)をもらうと言います。例えば、茶通箱のお許しをもらったら、茶通箱の点前を習うことを許されたということです。反対に、茶通箱を持っていなければ、そのお点前を見ることもできません。
免状の申請には家元へ申請料を払います。あなたの先生が家元へ取り次ぐシステムですので、その際、先生への謝礼が発生します。この謝礼を要求する先生とそうでない先生がいます。私の師匠は、申請料の二倍を謝礼としていました。例えば、家元への申請料が5万円の場合、先生への謝礼が10万円、合計15万円となります。
最後の免状「盆点」は、相当な金額になるし、特に必要とも思っていなくて、数年保留にしていましたが、半強制的に取ることになりました。本来は、免状を取得するとお祝いの茶事を開き、お点前を披露してくださるそうです。しかし、そんなことは一度もなく、相伝物を教えてもらったこともありません。何のための謝礼?
将来、茶道の指導者になりたいというのであれば別ですが、免状は悪い投資としか思っていません。悪い投資を人に勧める指導者はダメですね。

3. 茶事をしない先生
お稽古を重ねる集大成は「茶事」です。3-4時間の究極のおもてなしを毎回お稽古できないので、それを切り取ってお稽古するのです。社中でやるお稽古茶事は茶事ではありません。亭主は亭主に、客は客に徹する真剣勝負の茶事でこそ、学ぶことがたくさんあります。ただ、その茶事の準備には数ヶ月を要しますので、なかなか容易ではありませんが、茶事ができることをゴールとするのに、そのゴールを実践して見せない指導者っておかしいですよね!

補足ですが、自分がお家元に近いとか、流派の組織の役員をしているなどと自慢する人も大したことありません。

良い師匠を探して、その師のもとで学ぶことは大切ですが、自分に合った師を選ぶためには、自分の志、自分の目標を定めることが最も重要です。その目標を達成するために、師に何らかの方法論を指導してもらうことが、自分に合った師を選ぶことだと思います。

一方、指導者にとって最も大事なことは「最高の熱意である」と、松下幸之助氏はおっしゃっています。茶道は奥の深い総合芸術です。作法や点前だけでなく、茶懐石、道具・茶室・露地・花・灰の知識もなくてはなりません。私など、20年以上と年月だけ無駄に重ねていますが、茶人としては赤ん坊です。知識・才能には人より劣りますが、「茶道を通じて国際文化交流」をやり遂げたいという熱意はあります。この熱意があれば、知恵も湧くし、工夫も生まれてくるのだと思います。

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