【EUR/JPY検証】完璧な根拠で起きた今年初の買い損切り/急落の背景にある「大口の罠」とFXHPPTの真価

【EUR/JPY検証】完璧な根拠で起きた今年初の買い損切り/急落の背景にある「大口の罠」とFXHPPTの真価

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マネー・副業
今年も毎月驚異の検証結果(高勝率)を報告している高精度エクセルFX予測ツール『FXHPPT』ですが残念ながらユーロ円において、今月頭に買い予測で今年初の負けが出ております。
予測自体は先月20日発生のものとなるため既に先月の検証記事で予測解説は行っておりましたが今回はその結果報告となります。
当初、今月2026年9月のFXHPPT検証結果記事の前置きとして書こうと思ったのですが、思いの外長くなり過ぎたので、単体記事として公開することにしました。

ユーロ円今年初の買い予測負けについて

先ずはその先月8月20日(木曜日)ユーロ円の予測から振り返っていきましょう。
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ご覧のとおり、ここ最近では珍しくかなり高めの期待値10の買い予測が発生しておりました。しかも懸念アラートも無し。絶好の買い場と判断できます。
ただ、非常に気になるのが推奨ストップロスの幅です。買い予測逆指値185.94に対して178.804のストップロス位置、つまり最悪のケースでは7.86(786pips)もの大きな損失が発生するということです。
▼ストップロスについての補足

FXHPPTが示す推奨ストップロスはあくまで万が一の保険という意味合いが強く、最大でもここまで下がる可能性は低いということを表しています。その為、位置は深くなりやすく、相場状況や通貨ペアによっては500pips以上開くような位置が表示される場合もあり当然「広すぎる」と感じると思います。ですがほとんどの場合、含み損になることもなく一回目の上昇で20pipsを越えますが、1回目で越えられないこともあります。特に大きい上昇の前は一旦深く下がって底を確かめてから再び上昇に転じることがあるため、浅めに損切りを置くと、次の上昇を掴めずに終わる可能性が高まります。ですのでもし、そこまでの含み損に耐えられる余裕がない人は、今回の予測は見送る(損切り位置がもっと浅い時を待つ)か、ロットを下げてリスクを減らして、コツコツと着実に利益を積み上げて行くことをお勧めしております。
FXHPPTの勝率は年間を通して8割~9割、年によっては95%を超える場合や100%なんてこともあるのは過去検証記事をご覧いただければ分かると思いますが、いつも繰り返しお書きしているとおり、予測(未来)に100%はありません。
だからこそ常に損切り幅と証拠金(資産)を考慮し、やるやらないの判断を、もしくは、やるにしても許容範囲のロットに調整することをお勧めしております。理想は「1回のトレードの最大損失額を口座資金の1%〜2%」に収めるように逆算して設定するのがプロの世界でも最も推奨される基準(2%ルール)です。
とは言え、それだと少額の証拠金でやられている方は2桁~3桁円の利益しか上げられなくなり「全然稼げない」と不満に感じられるかもしれません。
したがってもし、ややリスクを取って攻めの姿勢で行うのであれば10~30%程度が現実的かなと思います。これは高勝率だからこそ成り立つ設定です。
この辺りは以下記事を参考にご覧ください。

「最悪のケースで7.86(786pips)が発生する」という時点で、仮にその可能性が1割未満だったとしても起こり得るリスクがあることは十分に理解・意識しなくてはなりません。
ご察しのとおり今回残念ながら、そのリスクがまさに現実となっております。

では検証に戻ります。
翌日21日に早速買いポジション開始となりますが、FXHPPTの基本となる20pipsを珍しく越えられておりません。アラートは引き続き出ておらず、期待値も依然として10となっていることから、この時点では大きな上昇前の溜めとも考えられます。
しかし、それから数日絶ってもまだ20pipsを越えられておらず。
そんな中で、8月27日(木曜)に新規売り予測が発生しました。
こちらは要注意アラートが発動しております。
スクリーンショット 2026-09-24 152502.png

基本的にFXHPPTでは両建ては推奨しておりません。
買いと売りで同時に予測発生した場合は付属のAI解析プロンプトを活用し、都度どちらか優勢と思われる方に絞ることをお勧めしております。
ただ、仮に同時に仕込んだとしても、20pips達成しない状態で、片方のポジションも開始されるといったケースは余り起こりません。
例えば現在の価格が150円で買い逆指値が151円、売り逆指値が149円だったとします。両方同時に仕込んでいたとしても、どちらかがポジション開始となれば、先ず20pips以上はそちらへ流れます。それからいつか逆行して、片方のポジションも開始されるためFXHPPTの基本ルールでもある「20pips達成の翌日以降もポジションを持ち越す場合は損切り位置を建値以上に移動させる」ことで両建てのリスクは無くなります。
更に、大抵はポジションが開始となり片方の利益が大きく出た頃には、もう片方の予測は消えています(次の予測待ち状態になっています)。
だから両方同時に仕込んでも大きなリスクにはなりにくいですが、両建てとなれば折角得られた利益が片方の損失によって相殺されることも有り得ますし、その位置やマイナススワップによっては、大きな損失となることも考えられます。以上のことから、同時に仕込むことは基本的にはお勧めしておりません。

では今回のケースはどうか。
お浚いします。
先ず8月20日に買い予測が発生し、翌日21日に買いポジションスタート。
そして利益が20pipsを越えないまま、27日に売り予測が発生。
これがもし27日時点で買いで20pipsを既に超えていて現価格が建値より高い位置にあるのであれば損切り位置を建値にずらした上で、売り予測も仕込むのは有りでしょう。
しかし達成できておらず尚且つ含み損の状態であれば、やはり売りを仕込むのはリスクではあります。
ただ、FXHPPTでの売り予測も精度が高いのは事実です。
どちらに動くか分からないから適当に両方予測が立ったというわけではなく、27日の時点でその位置から20pips以上の下落が起こる確かな根拠があるからこそ表示が出ております。それを踏まえ...

リスクヘッジという観点での両建て

20pips達成できていないケースでリスクヘッジとして予測どおり反対のポジションも仕込むことで、損失を抑えられることも現実的にはあります。

今回がまさにそれです。
両建ての時点で「利益を頂く」ことは難しいですが、売り予測でも20pipsを越えた翌日以降に損切りを建値にずらせばリスクは減ります。

これまで毎月FXHPPTの検証では、アラートの有無、期待値の低さ、両建て、いずれも関係なく「表示された予測」は全てそのとおりに仕込んだ結果をお見せしております。
理由はそれが最も裁量要素の少ないリアルな結果だからです。
ですから今回も27日に売り逆指値も仕込んだ状態での検証を行っております。
そして翌日28日、以下のとおり早速売りもポジション開始となりました。
これで両建て開始です。
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この時点で買いでの最大利益幅は+0.107(10.7pips)
売りでは+0.058(5.8pips)で、どちらも20pips達成が出来ていない状況です。
注目すべきは売り予測に関して、要注意アラートが引き続き出ているものの、リアルタイム判定はOKが出ているところです。
つまり、売りで最低でも20pips以上の利益幅が出る可能性が極めて高いことを示しています。
こういう時こそ、付属のAI解析プロンプトを使ってみましょう。
以下はこの時点でのGeminiの見解です。
いつものように、詳細部分は省略し結論部分だけ載せております。
最終的に買い優勢を示しております。
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ここまでが先月8月の検証結果記事にも掲載している内容でした。
ではこの28日の段階のAI解析プロンプトをChatGPTにも読み込ませてみましょう。すると、以下のとおり僅かに売り優勢と結論付けております。
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つまり8月28日の段階では買い売りどちらも予測が発生しているFXHPPTのとおり、どちらに転ぶ可能性もある難しい局面ということです。

では、そもそもFXHPPTが20日に示した期待値10は間違っていたのかというと、そんなことはなく20日時点では買い優勢の根拠が多く出ていたのも事実です。
20日時点のAI解析では以下のとおりGemini、ChatGPT共に根拠のある買い優勢を示しております。
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ところがこの後、9月2日からドル円、各クロス円で急落があり、最終的に9月8日にストップロスの178.804を超え、8月20日の予測に対して今年初の「Buy損切り」となっております。
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当然ながら逆に売りでは8月27日の予測に対して9月8日時点で7.597(759.7pips)の最大利益幅がでております。
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前日7日時点で売りの目安最大決済価格が178.395=目安最大利益幅は7.036(703.6pips)と表示が出ておりましたのでその通りに決済指値を仕込んでいた場合は買い予測での786pipsの損失に対し703.6pipsが相殺でき、今回の損失を82.4pipsに抑えられたことになります。
ただ、両建てに関しては結果論になるため、例えば8月27日に初回の売り予測が発生した段階では目安最大利益幅が1.043(104.3pips)と出ており、その時点で「そこで決済はせず持ち続ける」という判断が必要になってきます。
要するに裁量判断が前提となるため、必ずしも703.6pipsもの相殺ができたとは限らないということです。
ですが可能であったというのは表示のとおりの事実です。
そして、もっと現実的なことを言えば、誰もが大きな含み損を抱えた状態で、その反対のポジションを持っていたのであれば、相殺したいという思いから、最低でも買いの損切り位置までは売りを持ち続けようと思うのが一般的ではないでしょうか。
その場合はその位置までの売りでの利益幅648.4pipsが確実に得られているので、786pipsの損失から差し引いて実質137.6pipsの損失に抑えられたことになります。こちらの方がリアルですね。

137.6pips程度の損失であればFXHPPTでは1~3回のトレードでプラスに戻せる可能性が極めて高いというのは、これまでの検証記事を読まれてきた方であれば容易に想像がつくでしょう。
以上がユーロ円の負けに関しての実際の結果報告でした。

今回の負けの原因

では次に何故負けたのか考察していきます。
シグナル発生時点では、決して「根拠の薄い買い」ではありませんでした。

むしろ、

直近のモメンタムが強い
短期的な上昇が継続している
ボラティリティが十分にある
EUR/JPYそのものが上昇基調にある
USD/JPYも円安方向に推移している
185.9付近の上方ブレイクを狙う条件が整っている

というように、普段以上に買いを支持する材料が揃っていました。

実際、8月20日のユーロ円は高値185.84まで上昇し、翌21日には186.02まで上値を伸ばしています。つまり、FXHPPTが想定した「上方向へのブレイクを狙う」という考え方自体が、少なくともシグナル直後の値動きと完全に逆行していたわけではありません。
ところが、その後の相場では円が急速に買い戻され、ユーロ円は大きく下落することになります。

ここで気になるのが
「なぜこれほど買い材料が揃っていたのに、最終的には大きく下落したのか」
という点です。

通常であれば、
「買いの根拠が多い」
↓
「買いが成功する可能性が高い」
と考えます。
もちろん統計的には、それが基本ですが相場にはもう一つの側面があります。
多くの市場参加者が同じ方向を見始めると、そこには大量の注文が集まります。

たとえば、
ブレイクアウトを狙った買い注文
直近高値更新を狙う順張り
売りポジションの損切り
新規の買いポジション
アルゴリズムによるブレイクアウト注文
などです。

つまり「誰が見ても買いたくなる場所」には、同時に大量の流動性が存在する可能性があり、その流動性が存在する場所は、大口にとっても非常に重要な場所になります。

今回の急落を引き起こした直接的な「表向きの原因」

まず、表面上で語られている急落のトリガー(きっかけ)を整理します。

要人発言や指標発表によるセンチメントの逆転。
日銀のタカ派寄り(利上げ示唆)の発言、あるいは米国の経済指標結果を受けた過剰な円売りポジションの巻き戻し。
心理的節目(レジスタンス)での利益確定売り。
高値圏の節目に達したことによる短期勢の一斉手仕舞い。

しかし、これらはあくまで「引き金(タイミング)」に過ぎません。ファンダメンタルズのニュース自体が相場を動かしたというよりは「相場を動かすための理由付け」として利用された側面が大きいのです。

多くの個人投資家は「ニュースが出たから下がった」と考えがちです。しかし、資金力を持つ機関投資家の動きは異なります。
彼らはファンダメンタルズの材料を単なる「ボラティリティを生み出すためのタイミング(きっかけ)」として利用します。

ニュースの役割: 市場の流動性を一気に高め、ボラティリティを爆発させるための「合図」。
大口の狙い: ニュース発表の前後で個人投資家が一方向に傾くのを待ち、その膨らんだポジションを反対方向へ飲み込むこと。

つまり、ファンダメンタルズの影響は直接的な原因ではなく、大口が以前から準備していたシナリオを実行するための「絶好のタイムスケジュール」だったと考えられます。

今回の局面で最も重要なポイントは「買いの根拠が正しければ正しいほど、大口にとって売りを浴びせる格好の標的になる」という市場の原理です。

① 大量のストップ注文(逆指値)の集積
テクニカル分析が明確で「誰が見ても買い」の局面では、世界中の個人投資家が同じポイントで買いポジションを持ちます。
買いポジションが増えるということは、そのすぐ下(サポートラインの直下やブレイクアウトの起点)に「大量のストップロス(損切り=売り注文)」が集中することを意味します。

② 機関投資家が必要とする「流動性」
機関投資家は巨大な資金を動かすため、通常の相場環境では自分の売り注文で価格がすべってしまい(スリッページ)、有利な価格で売ることができません。
大口が大量の「売りポジション」を構築するためには、対向となる大量の「買い注文」および「買い手の損切り(=大量の売り圧力)」が存在する場所が必要です。

③ 狩りの実行
「完璧な買いパターン」で個人投資家に買いポジションを限界まで持たせる。
十分な買い流動性と、直下のストップロス(売り注文の山)が形成されたことを確認する。
機関投資家がまとまった売りを投入し、サポートラインを割り込ませる。
連鎖的にストップロス(売り)が巻き込まれ、雪崩のような急落(パニック売り)が発生。

大口は押し寄せた売りの流動性を利用して、極めて有利な価格で反対売買(安値での買い戻しや、さらなる仕込み)を成立させる。

つまり「分析が正確で、買い根拠が極めて強固だったからこそ、そこに巨大な流動性の溜まり場ができあがり、大口に狙い撃ちされた」というのが今回の急落の真相と考えるのが自然です。

期待値は意味がないのか

ここまでお話しすると、中には「期待値が高く買い根拠が揃っているほど大口に狙われて逆行するなら、FXHPPTの期待値や高精度の予測なんて当てにならないのではないか」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、それは大きな勘違いです。

FXHPPTが弾き出す期待値は「その指値位置から20pips以上の上昇を引き起こす根拠がどれだけ集積しているか」を示した客観的な数値です。事実として、この期待値が高ければ高いほど、早期にターゲットを超えたり、勢いよく大きな上昇トレンドへ発展したりする確率は統計的に大きく跳ね上がります。

では、なぜ今回のような「期待値が高いのに外れる」という現象が起きるのか。
これを理解するには、先ず市場の構造上「大口の動きを100%事前に予知することは絶対に不可能である理由」を知る必要があります。

ココナラやSNSなどではよく「大口(機関投資家)の動きを完全に読み取って追随するから絶対に勝てる」といった謳い文句の教材やツールが売られているのを目にしたことがある人もいらっしゃるでしょう。しかし、市場の構造を知っていれば、これが物理的にあり得ないことだと分かります。

大口(機関投資家)は「1つの意志を持った単体」ではない
市場には世界中のヘッジファンド、アルゴリズム、中央銀行、実需筋など、無数の「大口」が存在します。ある大口が「買い」の準備をして流動性を集めていても、別のさらに巨大なファンドが「売り」のボタンを押せば、相場はその瞬間に逆転します。大口同士もお互いの手の内を完全に把握できているわけではありません。

「注文を出す直前の最終意思決定」はチャートに印字されない
どれほど高度なテクニカル分析やオーダーブック解析を用いても、わかるのは「過去のデータ」と「現在残されている注文の形跡(痕跡)」までです。例えば「主要閣僚の発言1つで、1秒後にヘッジファンドのAIが売りへ全決済を流し込むかどうか」という未来の意思決定そのものは、発注される瞬間までこの世のどこにもデータとして存在しません。

このように、未来の意思決定や突発的なニュースに反応するアルゴリズムの挙動を「事前に100%予知する」ことは、物理的・構造的に不可能なのです。

「100%予測できないなら、ツールを使う意味がないじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、真反対です。構造的に不確定要素を排除できない相場だからこそ、FXHPPTのような高度な定量モデルが絶大な価値を持ちます。

100%の予知が不可能な相場で勝つための唯一の道は「不確定要素(大口の気まぐれや突発的ニュース)が起きたとしても、長期的・統計的に勝ち越せる『圧倒的な確率の優位性(期待値)』にポジションを賭け続けること」だけです。

FXHPPTは、まさにその「優位性が極めて高いポイント」だけを膨大な過去データと複雑な計算ロジックから厳選して提示しています。

期待値が高いトレードを10回繰り返せば、8~9回は期待通りの大きな上昇を生み出して勝利する。
しかし、構造上避けられない「大口の不規則な介入」によって、残り1回〜2回は今回のような負けが発生する。
だからこそ、負けが起こることを前提に今回のような大きな損失によってそれまで積み上げてきた利益を失う『コツコツドカン』をどう回避するかを考えることが大事なのです。

損失を減らす方法

皆さまが一番気になる部分ではないでしょうか。

実はFXHPPTの計算ロジックはテクニカル分析ではありますがファンダメンタルズによる傾向的な値動きを全く加味していないわけではありません。特にオプションの売りロジックに関しては、買い予測に対しての僅かな懸念(まさしく今回のようなファンダ的影響)による正反対の値動きも想定した上での予測となっております。
だから事実として、今回買いポジションで20pips達成できていない段階で、新たな売り予測が発生し、それが結果的に大きな損失を防ぐ手段となりました。

AI解析も当初は買い優勢の判断をしていましたが、FXHPPTの予測表示だけでは補いきれない最新の経済ニュースを取り入れた独自見解も示しており、例えアラート表示が出なかったとしても、危険なエリアであった場合は事前に教えてくれています。

ただし、ここで絶対に勘違いしてはならないのが「途中でコロコロと判断を変えるべきではない」ということです。

今回のように買いポジションを取ったものの、数日経っても20pipsすら達成できていないからと言って不安になり、途中で手仕舞いしようとするのはお勧めできません。それを許してしまえば、全ての検証がただの「結果論」になってしまいます。
今回の検証においても「28日時点でAI解析の結果が各社で割れたから買いを手仕舞いしました」と報告すれば、見かけ上の損失は最小限に抑えられたでしょう。
しかし仮に、途中で逃げた直後に当初の根拠通り大きな上昇が起きていたらどうでしょうか。
「やはりFXHPPTの予測は正しかった」とは二度と言えなくなりますよね。それはシステムトレードでもルールでもなく、ただの感情に振り回された裁量トレードになってしまうからです。

今回の検証で私が行ったのは、これまで1年以上に渡って検証記事でお見せしてきたように「FXHPPTで予測表示されたとおりにエントリー指値と損切りを仕込む」というルールを一貫して実行しただけに過ぎません。その結果、後続の売りシグナルによって全体の損失を最小限に抑えることができたのです。

もちろん最初に書いたように、基本的には両建てはお勧めしません。だから、人によっては「買いで含み損を抱えた状態では売りは絶対に仕込まない」を徹底されていたかもしれません。その場合は今回に関してだけで言えば786pipsの損失で終わります。ただ、別の場面では両建てをしなかったことで大きな利益を得られていたかもしれません。
売りオプションを持っていない通常版をお使いの方は当然買いのみの判断となるため今回に関して言えば損失を被りますが、逆に別の回では売りという選択肢がなかったお蔭で売りでの大きな損失を回避できたということも実際に起こり得ます。
要するに1回の取引の結果だけで、そのルールが正しかったかどうかを決めるのは無意味なのです。

私自身、現在FXは一切行っていないため普段からチャートを見ていないのは既に公表しておりますが、仮に今回の場面で(8月20日のユーロ円相場を見て)リアルタイムで判断していたとするなら間違えなくトレードは行っていなかったでしょう。
「自分で作ったツールを信用していないのか」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
私のトレードスタイルはどんな時でも20pips決済を徹底するというのをルールとしています。毎回資金に見合った高いロットも設定するからこそ極限まで負けのリスクを減らすことも徹底しております。
FXHPPTが示した指値位置や期待値等は個人的な予測と大きなズレはありませんでした。むしろ我ながらしっかりとロジックが機能しているのを再認識できました。
ただそれはあくまでも8~9割の確率の予測です。
私のトレードルールだと利益幅の変動(1度に20pips以上利益幅を伸ばすこと)が絶対に無い分、僅か1割程度の負け確率でも大きな損失となります。
だからこそ、ほぼ100%に近い状況でしかトレードは行いません。
それには先ほど物理的・構造的に不可能だと書いた不確定要素を可能な限り読み解くこと、つまりツールやシステムでは補えない部分の見極めが必要になってきます。

仮に知識やスキルのない人がFXHPPTだけで同じことをしようとするなら、懸念アラート無しで高期待値は言うまでもなく、AI解析プロンプトをプロ(有償)版の各社AIに読み込ませ、全ての回答が一致していて、尚且つ指標発表などがないことを確認し、万が一の損失額が口座資金の10%に収まるかを損切り幅から計算した上で、初めてトレードの決断をすることになるでしょう。正直に言えばそれだけでも99%の精度には及びません。これまでノウハウ記事でも書いてきたような本質的な理解と、臨機応変な判断スキルがあって初めて成り立ちます。
それをするのは多くの人にとってストレスになるでしょう。
ただでさえ絞られたトレードチャンスが更に限定されることになるので。

だから、FXHPPTのまとめ解説記事でも書いているように、20pips以上やられる場合は損切り位置を調整しリスクヘッジをした上で一回の利益幅を伸ばしていくこと、そして期待値がマイナスだったりアラートが出ていたり、少しでも懸念があるのであればやらない、もしくは普段よりロットを下げるなどリスクヘッジを徹底することをお勧めしております。

逆に私がブログの検証記事で行っているように、期待値、アラート、経済指標いずれも関係なく、表示された予測は全て仕込むというルールの基で運用される場合は、それを徹底すべきです。「今回はアラートも出ているし危険そうだからやらないでおこう」という判断はそのルールを破ることになります。それだと今回の売りによる買い損失の相殺は出来なかったでしょう。
負けは必要経費と割り切ることで、ルールを崩さなければトータルで勝つことができます。

実際に各月の検証記事を振り返れば分かりますが今回の損失786pipsは、今年の月の3通貨ペア合算平均利益幅より少ないです。これらは最大利益幅ではなく現実的な無裁量の固定利益幅での計算です。

1月: 835.4 pips
2月: 925.9 pips
3月: 615.4 pips
4月: 705.2 pips
5月: 525.6 pips
6月: 435.6 pips
7月: 1,315.8 pips

7ヶ月間の月平均は 約794.2 pips

これを見れば確かなロジック(手法)の上ではルールの徹底がいかに損失を減らすために大事かお分かりいただけたのではないでしょうか。

AI解析の「正しい使い道」と「間違った使い道」

では、FXHPPTの売りオプションに付属するAI解析は一体どのようなタイミングで活用すべきなのか。

役割を整理すると、以下のようになります。

【正しい使い道①】エントリー前の環境認識(指値を仕込むかどうか)
「テクニカル上は優位性があるが、相関関係やマクロイベント的に仕掛けるべき局面か」を客観的に判断するための材料。

【正しい使い道②】利益をどこまで伸ばすかの判断
ポジションが順調に含み益となった際、「スーパートレンド化(大相場)を狙って利伸ばしするか、早期撤退するか」のシナリオ構築。

【間違った使い道】含み損を抱えた時の「言い訳探し・途中撤退」
ポジションを持った後に含み損が膨らみ、怖くなって「AIも怪しいと言っているから」と損切り位置を動かしたり途中決済したりすること。

なぜ「含み益の調整」はOKで、「含み損の途中変更」はダメなのか
一見するとどちらも途中でルールを変えているように思えるかもしれません。しかし、両者には決定的な違いがあります。

含み益中の調整=「リスクゼロでのリワード追及」
既にプラス圏にあるポジションのトレール(損切り位置の引き上げ)や分割利確は、すでに資金を守った状態で行う「戦略的アプローチ」です。

含み損中の変更=「損失恐怖による一貫性の破壊」
含み損を抱えている段階でルールを変えるのは、戦略ではなく単なる「恐怖心からの逃避」です。
含み損の段階でコロコロと裁量判断を入れてしまうと、次回以降のトレードで強烈なバイアス(偏見や迷い)が生じます。次に同じシグナルが出た時「前回は途中で決済して失敗したから今回は放置しよう」「前回は放置して負けたから今回は逃げよう」と、軸のない泥沼のトレードに陥ってしまうのです。

トレードの基本:「損失」は割り切るべき

何度も言うようにどんなに優れたツールを使い、AI解析で完璧に見える根拠を揃えたとしても、相場に100%はありません。
だからこそ、最初のトレードを行う段階で「損切り幅」と「自分の証拠金」を照らし合わせ、許容範囲内で正しくロットを設定することが全ての前提になります。

エントリーボタンを押した(指値を仕込んだ)瞬間に、設定した損切り金額は「最悪の場合、失う可能性が高い経費である」と完全に腹をくくるべきです。

「この損切り額になったら夜も眠れない」
「含み損に耐えきれず途中で決済したくなる」

もしそう感じるのであれば、それは手法やツールの問題ではなく、ロット設定(資金管理)が間違っている証拠です。その金額を割り切れないような無謀な設定でトレードをするべきではありませんし、それが嫌なら最初からFXをやるべきではありません。

一貫性こそが相場で生き残る唯一の武器
エッジ(優位性)のあるルールを信じて愚直に実行する
AI解析は「エントリー前の厳選」と「含み益の利伸ばし」に使う
エントリーした時点で損失リスクを100%許容する

相場は「勝ち続けること」ではなく「ルール通りの負けを受け入れ、期待値を収束させてトータルで勝つこと」が本質です。
途中の恐怖心に負けて軸をぶれさせることなく、冷徹な一貫性を持って相場に向き合っていくことが損失を減らす唯一の方法なのです。

このように負けを勝ちと同様にそのまま公表しているツールは珍しいかもしれませんがそれを行うからこそ更にFXHPPTの価値が高められていると感じております。
ツールの正しい理解と認識の基、コンセプトに共感いただけた方のみ是非購入検討いただけたら幸いです。

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